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アラビア語メディアから見たガザの紛争



【国内主要6紙の本日の社説】

2009年9月27日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『G20サミット 危機抑止の次元を超えよ』
『JAL再生 「甘えの構造」を断ち切れ』
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【産経新聞】
『JR西報告漏洩 あってはならない癒着だ』
『G20サミット 過度の監視と規制が心配』
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【東京新聞】
『週のはじめに考える まず『野党力』磨け』
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【日経新聞】
『「均衡ある成長」へG20の試練が始まる』
『米ミャンマー新政策に懸念』
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【毎日新聞】
『G20サミット 危機を進歩につなげよ』
『JR報告書漏えい 何を信じろというのか』
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【読売新聞】
『G20定例化 司令塔の役割をどう果たす』
『日本航空再建 特別チームで荒療治は可能か』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

18日付「クドゥス・アラビー」(アラビア語メディア)
『ガザ戦争に関する国連報告書の行方』の社説。


「クドゥス・アラビー」紙は、イギリスで発行されているアラビア語メディアだ。

社説の内容は、怒りに満ちている。

日本国内の主要紙でも東京紙と毎日紙が取り上げていたと思ったが、当然のことながらこちらのほうが、過激な内容となっている。

要約としては引用しなかったが、
『彼らはガザの罪なき人々の血に飢え、イスラエル国民は大部分が、この攻撃と、そこで子供や女性に対し情け容赦なく用いられた殺傷兵器を支持した。』
『我々皆が、ガザ虐殺の醜聞を承知している。戦車砲や爆撃で数家族がけし飛び、子供の遺体が炭化しているのをテレビ画面で見ているのだ。』
といった表現も並ぶ。

オバマ大統領就任の時にも書いたが、中東問題については「チェンジ」するのは難しいと思われる。

そこにはやはり、世界各国で主要な立場にあるユダヤ人の存在というものがあるだろう。

特にアメリカなど、政治家の「票」にも直結する。


それにしても日本のメディアは、あまりこの問題を取り上げていないように思われる。

「触らぬ神に祟りなし」ということなのだろうか。
それとも、日本人があまりに無関心なので、報道しても興味を示さないという判断によるものなのだろうか。


ここまで過激な社説を読むと、逆に、イスラエル側の言い分を聞いてみたくもなってくる。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

元巨人軍の土井正三さんが亡くなりました。

大変失礼な表現かもしれませんが、残した野球成績に比して大きく報じられているのは、やはり「V9戦士」ということが大きいのでしょうか。

個人的には、大きく取り上げられて嬉しく思っておりますが。


報道ではあまり触れられていない部分をいくつか書いてみたいと思います。


まずは、立教大学時代のエピソード。

シーズン直前の練習の時、イレギュラーしたボールが口に当たり、前歯を4本折ったことがあるそうです。

しかし、「歯医者に行く時間があったら野球をやる」という性格の土井氏。

シーズン期間中、肉なしメンマなしのラーメンを食べてしのぎ、3割6分4厘打ったそうです。


次に、「ファール打ちの名人」ということについて。

たとえば、対戦相手が、右腕の血行障害に苦しむ阪神の村山投手だった場合。
村山投手からすれば当然、できるだけ投球数を少なくしたいわけです。

しかし、土井氏はファールで粘り、村山投手に1球でも多く投げさせようとしました。

土井氏にファールで粘られたあと、王・長嶋両選手を迎える村山投手の心情はいかばかりだったでしょうか。

記録的には表れにくい、こうした貢献度も大きかったものと思います。


そして、「左右の目で別々に見る」という話。

土井氏は、1塁に走者がいる時、左目で走者を、右目で打者を見ていたそうです。

走者と打者を別々に見ることで、次に自分がどのように動けばよいか判断していたとのことですが、そんなことができるのでしょうか。

名人らしい感覚です。


最後に、「連携プレー」の話。

センターに抜けそうな打球をセカンドが捕球する場合、捕ったあとに1塁へ送球するのが難しくなります。

そんな時、今でも時々見られるのですが、セカンドが捕ったあと、近づいてきたショートにボールをトスして代わりに1塁に投げてもらうというプレーがあります。

この連携プレーを最初に編み出したのが、土井氏と言われています。

真偽のほどは定かではありませんが、名手・土井氏のこと。
充分、信憑性のある話だと思います。


土井氏というと、オリックス監督時代に、イチロー選手の才能を見抜けなかったと批判されることがあります。

しかし土井氏は、ちゃんとイチロー選手の素質を見抜いていたのだと、私は思っています。

類まれな才能を見抜いていたからこそ、フォームその他、細々としたことに口を出し、じっくり育成しようとしていたのでしょう。


個人的には、「2番打者」というよりも、5番末次、或いは柳田選手のあとの6番というのが好きでした。

慎んで、ご冥福をお祈りします。


今日の一枚

今日、愚息はサッカーの試合のため、新潟に行きました。
「クロアチア・カップ」というのに出場するためです。

なんだか国際交流戦のような大仰な名前ですが、そうではなく、普通の親善試合です。
niigata.JPG



【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年9月27日












締切:2009年09月28日18時00分
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