新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

世界の新聞の社説・TOP記事をあなたに

週刊誌記事を無視する主流メディア


2015年7月5日(日)15時現在の各紙サイトより


国内主要紙一面トップ記事、及び社説・主張

【朝日新聞】
「朝刊一面トップ」
『世界遺産審議 先送り きょう夜に 日韓「動員」巡り協議』
「社説」
『拉致再調査 重い扉は開いたのか』
『チーム学校 多様な大人が関わろう』

【産経新聞】
「朝刊一面トップ」
『明治遺産の審査延期 日韓調整難航 今夜に「百済」は登録』
「主張」
『参院選挙制度 合区導入へ与野党決断を』
『火山と暮らし 「学び」が備えの第一歩だ』

【東京新聞】
「朝刊一面トップ」
『沖縄侮辱発言を陳謝 菅官房長官 翁長知事に 自民勉強会 普天間の歴史踏まえず』
「社説」
『週のはじめに考える 大地動乱の時だから』

【日経新聞】
「朝刊一面トップ」
『高リスク投融資 解禁 政府、国際協力銀に インフラ案件』
「社説」
『女性の力を生かせる職場つくろう』
『電力販売は適切なルールで』

【毎日新聞】
「朝刊一面トップ」
『明治産業革命 世界遺産 審議を延期 今夜に 日韓の調整難航』
「社説」
『安保転換を問う 維新の対案』
『「報道圧力」で陳謝 首相の行動が問われる』

【読売新聞】
「朝刊一面トップ」
『ギリシャきょう国民投票 世論調査 EU案に賛否二分』(画像参照)
「社説」
『地方創生 新型交付金で活性化を図ろう』
『日メコン会議 良質なインフラ整備を進めよ』


きょうの注目記事

1日付「朝鮮日報」社説『安倍首相の韓国侮辱発言に触れない日本メディア』から。


『日本の週刊誌「週刊現代」最新号に掲載された暴露記事』をめぐって、
以下のように書かれています。

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『6月14日夜、安倍晋三首相と橋下徹大阪市長は1人前30万ウォン(約3万
2800円)を超える東京都心の高級レストランで3時間にわたり夕食を取った。』

『席上、安倍首相は橋本市長に「安保法制の可決を助けてくれれば、政界復帰
を支援する」と提案した。(中略)首相は記者に「安保法制は中国を狙ったものだ」
と話した。』

『安倍首相は韓日関係について、「待っていれば韓国が先に接近してくる」
「日本軍の慰安婦問題は3億円あれば解決できるが、カネの問題ではない」
と語った。』

『極右派の稲田朋美・自民党政調会長を初の女性首相に据えると言っては、
「首相の器ではなくても気にするな。俺が後見人になれば安倍政権が事実上続く」
と言った。』

(編者注:ここまでが週刊誌の要約とする部分)

『これは事実だろうか。そうだとすれば大変なことだ。日本の首相が中国を
「仮想敵国」だと公言し、自分の思い通りに日本政界を再編しようとしている
ことになる。』

『それに慰安婦被害者のおばあさんや韓国にもつばを吐きかける発言だ。韓日
関係がいくら重要でもこんな侮辱に耐えることはできない。もし韓国や米国で
報じられれば、多くの記者が確認に走っただろう。』

『しかし、日本は平穏だ。他のことでいくら騒々しくても、同誌の報道については
まったく無風状態だ。』

『菅義偉官房長官は1日に2回、記者会見を開くが、彼に「報道は事実か」と
尋ねる記者は1人もいない。聞かれない以上、菅長官が先に口を開く理由もない。』

『首相官邸担当記者は日刊紙と地上波テレビ局の記者が中心だ。彼らは週刊誌
報道を聞き流す。日本の週刊誌は誇張や中傷で悪名高いのは確かだ。しかし、
日本の国内政治に関する限り、週刊誌が根も葉もない話をでっち上げることは
少ない。』

『問題の核心はそこになる。主流メディアが知らないふりをする間、日本の
週刊誌報道が韓日にじわじわと広がり、定説として固まる。』

『2013年に週刊文春が「中国はとんでもない国だが、まだ理性的に外交ゲーム
ができる。一方、韓国はただの愚かな国だ」という安倍首相の発言を報じたのが
代表的だ。嫌韓と反日が幅を利かす土壌はここにある。』


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以上、『主流メディアが知らないふりをする』とのことなので、微力ながら
弊誌で紹介しました。


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今回のテーマは、【「週刊現代」最新号の暴露記事について】です。


編集後記

久々の更新となりました。

最近、多忙を極めております。
せめて、週一ペースでは更新したいのですが、なかなかそうもできません。

弊誌Facebookページでは、国内主要紙の社説と朝刊一面トップ記事の表題のみ、
ほぼ毎日更新しておりますので、よろしければご確認いただければと思います。


それでは、また。
あなたに良いことがいっぱいありますよう...。


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