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ワシントン・ポストから見る医療保険改革法可決

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年3月27日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『菅家さん無罪 誤判防ぐ仕組み作りを』
『歴代社長起訴 JR西の体質にも迫れ』
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【産経新聞】
『普天間移設 辻褄合わせは国益を失う』
『足利事件 冤罪なくす教訓にしたい』
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【東京新聞】
『菅家さん無罪 可視化の願い実らせて』
『鳩山首相 統治力への疑問消えぬ』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『冤罪を繰り返さないために』
『エコカーへの期待高める日欧3社提携』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『足利事件無罪 次は第三者で検証を』
『「普天間」検討案 展望見えない県内移設』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『郵政法案迷走 またも露呈した指導力のなさ』
『「足利」再審無罪 菅家さんの無念を冤罪防止』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『アラブ内相会議』(al-Quds al-Arabi紙)
『国民的決意もあって、チャハール・シャンベ・スーリーでの事件件数が減少』(Jam-e Jam紙)
『危険なチャハール・シャンベ・スーリーを防ぐためには』(Jam-e Jam紙)
『イラク議会選挙』(al-Hayat紙)
『「ペルシア湾」に新名称!?』(Mardomsalari紙)
『世界中から大使を召還するのだろうか?』(Milliyet紙)
『湾岸情勢』(al-Quds al-Arabi紙)
『扉を開き、閉じないこと--放り出された問題の行方』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『ミサイル防衛計画の欠陥を正す』
ワシントン・ポスト(米) 『称賛に値するグーグルの決定』
ガーディアン(英) 『ダーリング氏は労働党の優良資産』
ルモンド(仏) 『ローマ法王の書簡』
ベルリーナー・ツァイトゥング(独) 『知る権利は抑えられるか』
アラブ・ニューズ(サウジアラビア) 『英国がイスラエル外交官を追放』
人民日報(中国) 『天然ガスを有効利用する』
朝鮮日報 『安重根遺骨発掘に日本は誠実に協力を』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『ネット外交』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

23日付「ワシントン・ポスト」
『医療保険改革の成否』の社説。


『事実上の国民皆保険制度が実現し、国民の6人に1人が医療保険に加入していない現状が改善される。(中略)歴史的意義は大きい。』(産経紙)

『払った代償は大きいが、「国のかたち」をも問う歴史的一歩を踏み出した成果を評価したい。』(東京紙)

『米国史に残る出来事であろう。長年の懸案だった医療の抜本改革がオバマ大統領の指導力によって実現する。』(日経紙)

『公的保険制度の創設は見送られたので、左派からは不徹底な改革という批判があるが、やはり「歴史的改革」と評すべきだろう。』(毎日紙)

『事実上の国民皆保険制度につながる重要な改革だ。法案成立を最優先してきた大統領にとって、大きな得点と言える。』(読売紙)

国内紙社説は、以上のように論評している。


「歴史的」という表現が多く見られる、国内紙社説。

それに対しワシントン・ポストでは、
『医療保険改革法は大きな政治的勝利である。それが同時に歴史的勝利になるかどうかは、新法が持ちこたえられるかどうかに懸かっている』
と、している。

「歴史的」と呼べるかどうかは、まだまだ今後の展開次第という見方だろうか。

メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

いわゆる、毒ギョーザ事件。
事件発覚から、約2年が経過しております。

被害に遭われた方々には申し訳ない表現ですが、その記憶も薄らぎつつある中での容疑者逮捕の報でした。

一瞬、「なかなか犯人が特定されない状況の中、中国当局が犯人を仕立てあげた...?」との邪推も湧きましたが、考えてみれば、「やっぱり中国が悪かった」ということになるわけですから、そうしたことではないのでしょう。

実際、人民日報などの中国主要紙は、報じていないか、或いは報じていても小さな扱いのようで、国内に批判が広がるのを抑えようとしているようです。

やや時間がかかり過ぎた感もありますが、ここは中国公安部を評価すべきところでしょうか。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年3月27日













締切:2010年03月28日22時00分
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