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与謝野氏の入閣について

ご無沙汰しております。
桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)です。

これまでほぼ日刊で配信していたメルマガを不定期発行に変更して、はや数ヶ月。

ようやく猛暑が過ぎ去ったという頃でしたが、季節はすっかり変わり、とても寒い日が続いております。


家庭の事情により収入を増やしたいという理由による、配信ペースの変更。

これまでずっと、本業のほうがとても忙しかったのですが、このところかなり落ち着いてきました。

「そろそろ他に"掛け持ち"で何か仕事でも」などとも考えております。

しかしここにきて、「他で雇われる」ということではなく、「自分で何か収入の道を見出してみたら...?」などということも考えたりし始めました。

とはいうものの、おカネになるような技能や資格、能力など持ち得ない私...。

ビジネス(?)のアイデアなどもなくはないのですが、それを実現させるための術(すべ)が、よくわからなかったりもします。

一番現実味があるのは、「メルマガ広告」でしょうか。

弊誌の発行頻度を高めて、「ヘッダーいくら」などと、掲載広告を募集するのです。

今まで、こちらから積極的に働きかけたことはほとんどないのですが、希望される方から声をかけていただくなどして、広告掲載をしたことはありました。

「まぐまぐ」など、読者が自分で読みたくて申し込むタイプのメルマガの広告掲載は、「ヘッダー広告で1部=1円」が相場とされているようです。

もちろん、こんなにいただく気はありません。

弊誌は今現在、約6800部発行しておりますが、ヘッダーで2~3000円、号外で3~4000円くらいもいただければ御の字ではないでしょうか。


または、弊誌読者の方々による「異業種交流会」のようなものを催すとか。

同じメルマガを購読しようという方々ですから、共通の話題・価値観などがあるものと思います。

「ネット右翼」のような方々がこられると困りますが(?)、政治・思想的な発言を排するという条件でこうした催し・オフ会などを開いたらどうだろうとか。

或いは逆に、右系・左系など、最初から特定の価値観に絞った方々のみの出会いの場を設けるとか...。

このように、考えることはいろいろとするのですが、なかなか行動に移さないというところが、私の最大の欠点かもしれません。


さて、与謝野氏の入閣について。

個人的には、与謝野氏はとても有能な政治家との印象を持っております。
("持っておりました"かな...?)

ただ、多くの方も指摘するところでしょうが、「議員という身分のままでの入閣」はいかがなものかと思います。

もちろん、議員だからこそ力が発揮できるということも多々あるのでしょう。

決して私利私欲のためではないと信じたいところですが...。


そんな状況を、国内主要各紙はどのように評しているのか。

さぞかし非難轟々かと思いきや、さにあらず。

批判的な見方もできるとは認識しているものの、新聞社自身の考えとしては、意外と肯定的だという印象さえ受けます。

残念ながら、だいぶ日数が経ってしまい、ほとんどの新聞サイトがリンク切れとなっております。

以下、毎日紙と読売紙の該当箇所のみ抜粋します。


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15日付「毎日社説」より

『14日発足した菅再改造内閣は菅直人首相が何を目指しているのかを示す布陣となったのは間違いない。』

『今回、一種のサプライズだったのは、やはり経済財政担当相に、たちあがれ日本を離党した与謝野馨氏を起用したことだ。』

『同氏は自民党政権の要職を歴任し、かねて消費税率引き上げの必要性を明言する財政再建論者として知られる。前例のない人事に託した首相の意図は明白だろう。』

『菅首相にとっては高いハードルがいくつも待ちかまえているのは首相も承知しているはずだ。』

『まず民主党内だ。(中略)小沢氏を支持しているグループには元々、消費税率の引き上げに反対論が強く、今回の与謝野氏の起用に対しても、早速、反発が広がっている。』

『税制と社会保障の改革について、与野党の協議を呼びかけている菅首相は、与謝野氏に自民党などとのパイプ役になってもらいたいとの期待もあるようだ。』

『だが、自民党を離党し、さらに、たちあがれ日本も離れて入閣した与謝野氏の行動には野党からの批判も強い。』

『財政と社会保障の立て直しがもはや待ったなしであることは多くの国民も既に知っている。』

『野党も徹底的に政策論議をし、一歩でも前に進む国会になるよう願いたい。』


15日付「読売社説」より

『菅再改造内閣が発足した。改造の狙いは、明確である。』

『一つは、首相が「政治生命」をかけると言明した消費税を含む税制と社会保障制度の一体改革や、環太平洋経済連携協定(TPP)への参加、日米同盟強化に取り組む体制を整えることだ。』

『そのための目玉人事が、たちあがれ日本を離党した与謝野馨・元官房長官の経済財政相への起用である。"外様"の入閣に、民主党内では、従来の言動と整合性がとれるのかと反発が強い。』

『だが、首相は与謝野氏の能力と経験を買い、野党側とのパイプ役を期待している。』

『記者会見では、与謝野氏が麻生内閣で社会保障の基本政策を検討した「安心社会実現会議」の中心だったとして、政策で共通認識があると語った。』

『与謝野氏には、社会保障問題での与野党協議実現など、具体的な成果を上げてもらいたい。』

『今回の与謝野氏の入閣で政界再編の芽が出てきたとも言える。与謝野氏が言うように、国の命運を左右するような課題には各党が「政争の場を離れて」取り組むべきだ。』


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読売紙は、今でも「大連立」ということを期待しているのでしょうか。


それでは、また。
あなたに素敵なことがいっぱいありますよう...。


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