新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

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トルコ紙の論評「新聞は政党ではない」

報道されていることは「真実の全て」ではありません。

場合によっては、各メディアにとって「都合のいい真実」だけを編集していることもあるかもしれません。

初めての方は、まずこちらからご覧下さい。



【国内主要6紙の本日の社説】

2009年10月6日

(以下、掲載順は日々変更)

【東京新聞】
『暫定税率廃止 税も環境と向き合えう』
『リオ五輪 この新風を生かしたい』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『新条約で力増すEUと真剣に向き合え』
『地方の財政規律高める一歩に』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『「戦略局」法制化 先送りは容認できない』
『選択的夫婦別姓 導入へ具体的議論を』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『G4構想浮上 新たな枠組みは機能するか』
『国外濃縮合意 イランは速やかに履行せよ』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『鳩山献金疑惑 捜査を待たず自ら説明を』
『EU新条約 大欧州への新たなうねり』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『混合診療 原則禁止の不合理性正せ』
『中朝接近 日本は圧力重視の姿勢を』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

9月29日付「ラディカル」(トルコ紙)
『新聞は政党ではない』のコラム


「ラディカル」は、トルコの新聞だ。

庶民よりも、比較的インテリ層に読者が多いらしい。
また、この記事とは裏腹に、報道がかなり偏向しているとの噂も聞く。

実際のところは、どうなのだろう。


『我が国の新聞は多かれ少なかれ、ある程度は政党のように振る舞っている。「反対」したり、あるいは真逆に「政府を支持」したりしているのだ』

この一節は、決してトルコだけの話ではないだろう。
いうまでもなく、日本国内でも見られることだ。


『批判的であることと反対することの間に大きな境界線が存在するのと同様、正しい者であろうとすることと、(中略)「支持者」となることの間にも大きな境界線がある』
との一節は、とても興味深い。

特に、
『批判的であることと反対することの間に大きな境界線が存在する』
との一文に、考えさせられるところがある。

日本の新聞にも、考えてもらいたいところだ。


『新聞が政治的偏向を持ち、その偏向が、国の政党が煽ることで一つの政党と一体化するとしても、新聞を政党にしてはいけないし、すべきではない』

新聞が、ある政党支持をにおわすような報道をするのは、ある程度仕方ないものと思う。

また、先ほど書いたように、日本国内の新聞にもそうした傾向は見られる。

しかし、政党が新聞を煽るようなことはあってはならないだろう。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております

今日の雑感

あらためまして、「読者の方々の属性」アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。

得られた結果につきましては、今後のメルマガ運営に役立てたいと思います。


ところで、「弊誌の、どのコーナーに興味がありますか?」の質問。

このところずっと、「最近の注目社説」が1位だったのですが、今回の1位は、「国内主要6紙の本日の社説」でした。

まあ、こちらが本来メインですから当然といえば当然ですし、確かにこのところ、注目社説コーナーの文章が雑だったかもしれませんので...。

ちょっとだけ、ヘコんでおりますが。(涙)


今日の一枚

愚息の理科の授業で、「虫をつかまえてこい」というのがありました。
捕獲した虫を、月曜日に学校に持ってゆくというのです。

土日に探したのですが、サッカーの試合等があったこともあり、なかなかいいのが見つからず。

仕方がないので、月曜朝に、ダンゴムシでもクモでもいいから見つけて持たせようということになりました。

そして、月曜朝。
早めに起きてベランダに出ると、なんとそこに、大きなカマキリが。

なんという、グッドタイミング!
さっそく捕まえて、ペットボトルで作った「簡易虫カゴ」に入れました。

「きっとお腹がすいてるよ」という息子の推測によりダンゴムシを入れたところ、すぐにムシャムシャと食べ始めました。

ややしかめ面の真剣な顔つきで、じーっとその一部始終を見つめ続ける息子。

もしかしたら、実際に目の前で、生きているものが他の生き物に食べられる光景を見るのは初めてかもしれません。

「いのち」や「生きるということ」について、何か感じるものがあったでしょうか。

今日の1枚は、つかまえたカマキリです。

kamakiri.jpg

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【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】

2009年10月6日













締切:2009年10月07日22時00分
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