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海外紙から見るガザ支援船急襲について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年6月13日

(以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】
『口蹄疫飛び火 総力挙げて拡大防止せよ』
『はやぶさ帰還 不撓不屈みせた宇宙の旅』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『週のはじめに考える おくられ方それぞれ』
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【日経新聞】
『W杯が照らすアフリカの希望と不安』
『警察が捜査に入った振興銀』
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【毎日新聞】
『角界賭博汚染 何と大甘な協会の対応』
『論調観測 菅新内閣発足「財政重視」各紙そろう』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『口蹄疫拡大 迅速で着実な防疫策がカギだ』
『W杯開幕 世界を驚かす日本サッカーを』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『民主政権公約 砂上の楼閣ではいけない』
『原油流出事故 海底開発の国際的規則を』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『イスラエルのアラブ系議員たちに強まる逆風、自由船団に乗船していたズアビー議員は
議員特権を一部剥奪』(al-Quds al-Arabi紙)
『自由船団に乗船していたイスラエル国会のアラブ系議員、ガザ封鎖の解除を訴え』
(al-Quds al-Arabi紙)
『イランとの合意の後に来るものは・・・』(Milliyet紙)
『ハサン・ジェマルとのインタビュー』(Milliyet紙)
『憲法改正案と過去の清算、80年クーデター』(Milliyet紙)
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加』(Mardomsalari紙)
『シリアの砂漠の中で1915年4月24日をおもう』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『4回目のイラン制裁決議』
ニューヨーク・タイムズ(米) 『BPは問題を解決できるのか』
ワシントン・ポスト(米) 『モスクワの見せしめ裁判』
デーリー・テレグラフ(英) 『懸念されるトルコの反対票』
ルモンド(仏) 『仏独共同推進力に落後者』
フランクフルター・ルントシャウ(独) 『効果的だったオペルへの国の支援』
人民日報海外版(中国) 『菅新政権と今後の中日関係』
朝鮮日報 『2度の羅老号打ち上げ失敗を無駄にするな』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『国連がイラン制裁決議を採択』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

前回は、国内主要紙社説からガザ支援船急襲について見てみたが、今回は海外の新聞社説から、この件について見てみたい。


ニューヨーク・タイムズ紙の、

『イスラエルは、公正で中立的な調査機関を見いだし、その機関と全面的に協力するために、米国と連携し合う必要がある』

『米国、ロシア、欧州連合(EU)、国連の4者の主導で調査を実施することを提案したい』

『今回の支援船急襲事件の調査がしっかりと行われるまでは、イスラエルとパレスチナの和平交渉や、イランの核開発計画を抑止する努力が、前進する望みはほとんどない』

という一節などから、アメリカの立場が、韓国哨戒艦沈没事件における中国の立場のように見えてしまう気もする。


また、人民日報紙の、

『米国はイスラエルとの関係を見直すとみられる』
『和平に向けた雰囲気づくりが砕かれてしまった。これは米政府の今後の対応にも影響する』

といった一節からは、今後の予測というよりも、中国の願望といったものが感じられるように思う。


では、当事国イスラエルの新聞はどうか。

イスラエル紙全てに目を通しているわけではないが、少なくとも「ハアレツ」という中道左派とされる大手紙は、意外にもイスラエルに批判的な論調となっているようだ。

抜粋は載せないが、
『観光客や輸出取引の減少、比較的友好的だったトルコとの関係悪化、及び国際的な非難を懸念する』
『ガザ封鎖を解除すべし』
といった内容になっている。

(英文の当該社説は、こちら )


特に、アラブ・ニューズやクドゥス・アラビーなどアラブ系紙は、その思いの強さが伝わってくるような主張だ。

個人的には、クドゥス・アラビー紙の、
『自由船団への海賊的行為が最大の罪なのではない。最大の罪はガザの封鎖である』
との一節が、印象的だ。


前回紹介したような日本国内紙の社説や各種報道からは、こうした思いが伝わってこないように感じる。

原油の9割を中東に依存している、わが日本。
にも関わらず、こうした問題には無頓着なようだ。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

先日来お話ししている、表彰式の話。

いい加減、自慢話はウンザリというところでしょうが、式の写真をアップしました。

hyoushoushiki2.JPG

hyoushoushiki1.jpg


詩・俳句・短歌それぞれの正準賞受賞者、並びに選考員の先生方などが写っております。

プライバシーの関係もあると思いますので、私以外の方々については、お顔をぼやかしてあります。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年6月13日












締切:2010年06月15日22時00分
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