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WSJ紙が主張する、中国の腐った統治能力

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年11月14日

(以下、掲載順は日々変更)

【日経新聞】
『中ロとの関係打開も日米同盟強化から』
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【毎日新聞】
『米中露首脳会談 首相は総合戦略構築を』
『論調観測 尖閣ビデオ流出 海保職員が投げた波紋』
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【読売新聞】
『日米首脳会談 来年こそ同盟深化の成果を』
『日中・日露会談 国益に即し関係を再構築せよ』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『対米中ロ外交 これを反転の足場として』
『ス-パー堤防 停止後も街の危険は残る』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『日中首脳会談 禍根残した友好第一主義』
『日米首脳会談 懸案解決の期限定まった』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『対中ロ外交 再びスタートを切る時』
『日米首脳会談 同盟深化中身が肝心だ』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『共和人民党の喧嘩を読む』(Milliyet紙)
『変わるクルド人、国家も変化を!』(Radikal紙)
『解決のカギは、やはりPKKオジャラン終身刑囚』(Milliyet紙)
『共和国記念日は、ほんとうに祝われたのか?』(Milliyet紙)
『CHPクルチダオール党首選出は偶然だったのか、それとも?』(Milliyet紙)
『兵役制改正議論の現状』(Milliyet紙)
『スカーフにおける法的、政治的境界線』(Milliyet紙)
『ウルフ独大統領演説を考える』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『イラクの政権合意』
ワシントン・ポスト(米) 『誤ったエジプトに関する沈黙』
ガーディアン(英) 『イラク、未完の仕事』
ルモンド(仏) 『国際NGOに新たな権利』
フランクフルター・アルゲマイネ(独) 『公正な競争を』
アラブ・ニューズ(サウジアラビア) 『G20首脳会議』
環球時報(中国) 『アジアは米国の「スマートパワー」に警戒を』
東亜日報(韓国) 『グローバル経済協調の新たな可能性』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『イラク新内閣でようやく合意』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

12日付「ウォールストリートジャーナル」
『中国の腐った統治能力 北京政府は汚染ミルク事件を問題にした活動家を拘留』の社説。


『2008年に工業用化学物質メラミンで汚染された中国産ミルクで少なくとも6人の乳児が殺され、30万人が病気になった時、政府はダメージの局限化に動いた。数十名の酪農家と地方役人を逮捕し、二人を死刑にしたのだ。』

『しかし同時にこの時、政府は活動家の口封じも行った。活動家らは問題を公表し、犠牲者の家族への補償を求めただけだったのだが。』

『水曜日、これら政府に取り厄介な活動家の内、最右翼の趙連海が懲役2年半の刑を宣告された。罪状は「社会騒乱を企てた」ためである。』

『趙氏の息子はメラミン入り粉ミルクを飲んで病気にさせられたが、趙氏はその後、ウェブサイトを立ち上げ他の病気にさせられた子供を持つ家族と政府を告訴するため情報を共有している。』

『数カ月に渡り警察は趙氏にストーカー行為を働いた後、2009年11月に彼を拘留した。ここでは3ヶ月間、彼は弁護士への接見を許されなかった。』

『ようやく彼に弁護士と裁判が認められた際も、彼と弁護団には彼のために証言する証人の喚問が許されなかった。』

『その間、メラミン入りミルク事件の新たなケースが次々と現れている。』

『昨年成立した食品安全法では新たな規制を導入し、食品製造の各段階での中央管理を強化している。』

『しかし地方政府の監視員に広く見られる腐敗により、多くの食品製造業者はこの新規制の網もくぐり抜ける方法を見つけるだろう。』

『本当の問題は、共産党が透明性を避けていることなのだ。公式には、北京政府は腐敗告発を奨励しているが、同時にそれを実行しようとする如何なる組織的な試みをも罰している。』

『ちょうど2008年の壊滅的な地震の後に建築物基準の徹底した実施を求めて立ち上がった市民と同様に、趙氏とその他の病気にさせられた子供を持つ、声を挙げた親達は、市民としての義務を果たした罪で罰されるのだ。』

『しかし希望もある。北京オリンピック終了までは国内ジャーナリストにメラミン入りミルク事件の報道は許されていなかったが、最近では地方新聞がこうした事件につきより自由に報道するようになっている。』

『結果として、一般国民はこの種の事件により関心を持つようになった。』

『しかし北京政府が自らが「微妙」だと判断する問題が公になった後、一切の議論の封殺を続ける限りは、関心を持つ中国の消費者は、将来の同種の事件を防ぐための改革を求めることが出来ない。』

『本当の社会の騒乱は趙氏が始めた闘いを、他者が引き継がなかった時にこそ起きるのだ。』


腐敗が文化になってしまうと、一掃が如何に難事であるかが分かります。
我が国にはこうした悪習が無いことを誇るべきですね。


*以上、「語学道場 主宰者」さんによる訳文、及びコメント

メルマガ【ウォールストリートジャーナルを読む! 毎日お届け】より


今日の雑感

先日は、弊誌存続についてのアンケートご協力、及びコメントやメールをお寄せいただき、ありがとうございました。

お気遣い下さる言葉の数々、とても嬉しく思っております。

アンケート実施以来、いろいろと考えてきましたが、結論から申しますと、現在のスタイルによる配信は「無期限休止」とさせていただきたく思います。

今後も不定期に、近況報告や現在思っていることなどを配信することはあるかもしれませんが...。

アンケートには、「メルマガ有料化」や「権利の移譲」などを問うた質問もありましたが、これは興味本位から載せたものであって、現実として考えてはおりません。

真剣に回答して下さった方には、申し訳ありませんでした。

ちなみに、「有償でもいいから譲り受けたい」という方がいらっしゃいました。

弊誌の価値をどれほどと考えていらっしゃるのか、大変興味があります(笑)

よろしかったら、いくらくらいで考えていらっしゃったのか、メールででもお聞かせいただけないでしょうか。


閑話休題。

アンケートにご参加いただいたことや、心温まるお言葉の数々をいただいたことなどから、私のほうとしても、こうなったいきさつについて詳しくお話する義務があるものと考えました。

以下、それについて書きますが、本来ならあまり知ってほしくはない内容です。

文章も長いです。

私のプライベートに興味のない方や、無期限休止の理由などどうでもいいという方につきましては、どうか読まないでいただきたいと思います。


今まで弊誌をご愛読いただきまして、本当にありがとうございます。

また、最近になって購読を始められた方におかれましては、本当に申し訳ありません。

今後のあなたのご多幸を、心より祈念致します。


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私には、小学4年生の息子がおります。

この息子がどこで情報を得たのか、4年生になる頃から「難関中学に行きたい」と言うようになりました。

親バカかもしれませんが、確かに息子はわりと成績の良いほうです。

現在、「N」という学習塾に通っているのですが、直近の模試でも、難関校進学も夢ではないような成績を収めております。

また、勉強についても大変意欲的です。

「難関校進学、大いに結構」と言いたいところなのですが、一つだけ大きな問題があります。

それは、「経済的」な問題です。


私は若い頃から、「人間とは...」というような大きなテーマについてはとても関心があったのですが、仕事や生活など、身近なことについては無頓着でした。

20代後半までフリーターのような生活をしておりましたし、将来についての概念・計画などもほとんどありませんでした。

30代になって結婚したのを契機に、深く考えることもないまま無謀にもマンションを購入。

当初は、フルタイムで働く連れ合いと定常的にかなり超過勤務のある私とでまあまあの収入もあり、相変わらず現実を直視しないような生活を送っておりました。

しかし、やがて子供が産まれ、連れ合いの収入が途絶えるなどするうち、ようやく「実際に生きてゆくこと」について、真剣に考えるようになったのです。


私は現在正社員として、基本的には夜の23時から朝の7時まで働いております。

いわゆる夜勤で、一般の人たちとは逆転した生活。
18時頃に寝て、21時半頃に起床します。

大学を卒業することもなく長年フリーターとして生きてきた私が、マンションを購入し「普通に」生活していられるという現状については、感謝すべきことと思っております。

しかし、やはり「大学新卒」として就職した同年代の人との格差を痛感しているのが現状です。

マンションのローン返済も、重くのしかかっております。

定常的にあった私の超過勤務も激減。

朝早くに仕事が終わる私に、「それならこの仕事を手伝ってよ」と他部署などから声がかかって請け負ってきた仕事も、「リーマンショック」あたりを境に減ってきました。

また産後、派遣従業員として大手信託銀行で働いていた連れ合いも、いわゆる「派遣切り」の対象に。

現在はヘルパーとして働いておりますが、以前のような収入は得られなくなりました。

それでも、ただ生きていくということだけで言えば、全く問題はありません。

しかし、「中学受験」ということになると...。

進学塾の学費もバカになりませんし、私立中学進学ともなれば入学金や年間の学費が、それぞれ100万円超になるとも聞いております。

現実問題として、かなり厳しいものがあります。


私は基本的に、「いい学校に行って、いい会社に就職して...」などいう価値観は、あまりないほうです。

「公教育でいい学校に進学できないなら、行く必要はない」くらいに考えておりました。

しかし、
「難関中学と近隣の公立中学。どちらでも行くことができるとしたならば、どちらに進学したほうが子供の将来にとってプラスになると思いますか?」
と聞かれたとしたならば、やはり「難関中学」と答えることになるでしょう。

息子に難関中学進学という夢があり、それを現実のものとするだけの知力も意欲もあったとしたならば、やはりそれを叶えてやりたいと考えます。

将来、意に反して成績が急落するかもしれません。

また、「中学受験なんてやめる」などと言い出すかもしれない。

しかし、6年生になった時点で難関中学に進学する学力があり、勉強する意欲もあり、進学したいという希望もあるのに、ただ経済的な理由だけで受験を断念しなければならないという状況になってしまったとしたら...。

私自身が過去の無自覚な生活のツケを負わされるのはいい。

しかし、それを息子の夢や将来に影響させてしまうことは、断じてあってはならないことだと考えます。


本来なら、もっと収入のいい職業に転職できたらいいのかもしれません。

しかし、学歴も技能も何もない40過ぎの私が、今よりも良い条件の仕事に転職するというのは、まず無理なことと思います。

もちろん、収入と学歴とは無関係かもしれません。

自分で起業したっていいかもしれない。

しかし、そのためには「技能」「発想力」「行動力」のうちの「いずれか2つ」はないと不可能であるものと、個人的には思っております。

「発想力」は未知数としても、少なくとも「技能」と「行動力」に欠ける私が起業するということは、かなり難しいものと考えます。

ならば、Wワーク...いわゆる「かけもち」をするしかないのでは...。

夜勤の仕事に支障のないようなアルバイト先を探し、今現在2社、面接予定を取り付けるまでに至っております。

とにかく、メルマガを発刊している時間があるならその分働きたい、稼ぎたい...。

それが、今の心情です。

大学は何としても「国立大」に進学してもらい、息子自身もアルバイトをし、場合によっては奨学金制度利用などするとしても...(?)

少なくとも私立の中高一貫校を卒業するくらいまでは、何とかしてやりたいと思っております。


あらためまして、これまで弊誌をご支援いただき、本当にありがとうございました。

また、無期限休止ということになってしまい、本当に申し訳ありません。

上記したとおり、今後も雑感などを時おり配信させていただくことがあるかもしれません。

その時は、またお読みいただけたら嬉しく思います。

今後も、あなたと何らかの形で「つながり」は持っていたいものと切望しております。

あなたに、たくさんの幸せが訪れますよう...。

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