天皇のお言葉についての外相発言
【国内主要6紙の本日の社説】
2009年10月25日
(以下、掲載順は日々変更)【毎日新聞】
『中越地震5年 来るべき時に備えよう』
『新型インフル 政治主導の責任は重い』
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【読売新聞】
『緊急雇用対策 肝心なのは就労の場の確保だ』
『モーターショー エコが握る自動車産業の未来』
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【朝日新聞】
『JR西日本 歴代の社長にも問いたい』
『アフガニスタン 困難な現実を見据えつつ』
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【産経新聞】
『緊急雇用対策 危機感もち実効性高めよ』
『JR西漏洩問題 「解体的出直し」できるか』
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【東京新聞】
『週のはじめに考える 小沢さんの国会改造』
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【日経新聞】
『子ども手当はまず合理的な制度設計を』
『疑問の多い教員養成6年制』
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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】
24日付「産経新聞」
『天皇のお言葉 外相発言は適切ではない』の社説。
『お言葉で、天皇のご心労を増やすような事態は避けたい』
との一節には、全くもって共感する。
社説の主旨はともかくとして、岡田外相の発言に対するあまりに過剰な反応は、逆に『天皇のご心労を増やすような』結果とならないだろうか。
「綸言汗の如し」という言葉もある。
この問題が、「天皇陛下のご発言は、こうあるべき」というような主張に発展してしまうことは避けたいものと、個人的には思っている。
例えば、
「大君の邊にこそ死なめ 顧みはせじ」
と、奏上したら、大御心はいかばかりだろう。
臣民の忠誠の誓い、或いは大御心を慮る発言のつもりが、単なる自己満足、独りよがりになっている場合も少なくないのではあるまいか。
メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております
今日の雑感
注目社説コーナーに「海ゆかば」の歌詞の一節を書きましたが、個人的にはこの曲がとても好きです。
「"君が代"が国歌としてイカンというなら"海ゆかば"を国歌に」と思うほどですが、そう言うと、「よけいに悪い」と思う人も少なくないことと思います。
確かにその歌詞は、現代にはちょっと不向きかもしれません。
また、注目社説コーナーにも書きましたが、天皇陛下ご自身も、こう言われたら困惑してしまうのではないだろうかと思います。
この歌詞は、大友家持が時の天皇に献上した和歌だそうです。
詞の意味には賛否があるかもしれませんが、文体そのものはとても美しいものと感じます。
ただ、戦争を知らない私のような世代の者が、この歌について安易に賛否を述べるのは、慎むべきかとも思っております。
今日の一枚
近所に住む知人から、みかん?をもらいました。
こんな、枝つきのものは初めてです。
ほとんど「東京23区」といってもいいようなところなのですが、こうして実がなっているんですね。
スーパーで売っている「糖度○○度」というような甘さはありませんが、何か「うれしさ」のようなものを感じる味がしました。
【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】
2009年10月25日
締切:2009年10月26日22時00分Powered By クリックアンケート