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不法占拠と言い続けるべき?

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年10月23日

(以下、掲載順は日々変更)

【日経新聞】
『鳩山政権は堂々と国会論戦に臨め』
『中国経済の回復は道半ば』
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【毎日新聞】
『行政刷新会議 予算の質高める装置に』
『「普天間」移設 政権の意思が見えない』
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【読売新聞】
『行政刷新会議 事業仕分けでどう無駄を削る』
『足利事件再審 冤罪の再発防止につなげよ』
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【朝日新聞】
『足利事件再審 司法は自らの過ちを裁け』
『行政刷新会議 「仕分け人」に期待する』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『前原氏発言 露の不法占拠言い続けよ』
『臨時国会26日召集 重要法案提出なお努力を』
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【東京新聞】
『郵政社長人事 脱官僚の本気度を疑う』
『アフガン再選挙 不正腐敗根絶が第一だ』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

23日付「産経新聞」
『前原氏発言 露の不法占拠言い続けよ』の社説。


北方領土が日本固有の領土だと強硬に主張し、ロシアが、
「おっしゃるとおりです。すぐに返還いたします」
と、態度を軟化させたとしたら、どんなに胸のすく思いがするだろう。

しかし、現実問題として、産経紙の言うように不法占拠であることを声高に主張し続けて、四島返還が実現するのだろうか。


新党大地代表・鈴木宗男衆院議員の発言として、

『「(前原氏の)不法占拠という表現は失敗だった」』

『「(ロシア側は北方領土が)係争地域であると認めている。(11月シンガポールでの)日露首脳会談の前に言うと、間違って受け止められる。信頼を得るのが大事であり、過激なことを言えば受けると思うのは大間違いだ」』

と、社説にある。

『こうした発言は、ロシア側につけ入るスキを与えないだろうか』
と、産経紙は危惧するが、「実利」という点で考えるとどうなのだろう。


いつも不謹慎な例えで恐縮なのだが、以前からこうした問題について、「女性を口説く」ケースを参考にしてはどうだろうと書いている。

いきなり本心をストレートにぶつけても、相手の女性が「YES」と言うことはまずないだろう。

「飲みに行こう」とか「食事をしよう」とか、本当に成し遂げたい「目的」ではない、とりあえず相手が「YES」と言い易いところから徐々にアプローチしないだろうか。

「不法占拠している四島を返せ!」という言い方では、不謹慎だが、女性に対して自分の欲望をストレートにぶつけているのと同じようなものではないだろうか。

「四島返還」という真の目的を達するためには、表現方法やアプローチを工夫するなど、様々な策を講ずる必要もあるかもしれない。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感


申し訳ありませんが、今日は省略させていただきます。


今日の一枚

台所に、不思議な「物体」が。
黒褐色の四角い何かが、皿の上に乗っています。

私「何だ、これ?」
妻「...」
私「(匂いを嗅いで)溶けかかった固形スープか?」
妻「...」
私「(夕食がロールキャベツだったので)多く入れちゃって取り出したのか?
  それとも、鍋の中に落っことしちゃったのか?」
妻「...」

俺、何か気に障ることでも言ったかな...?

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【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年10月23日













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