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児童虐待について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年3月6日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『児童虐待防止 関係機関の協力を緊密に』
『イラク総選挙 宗派抗争への逆戻りはご免だ』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『地域主権改革 大風呂敷を歓迎する』
『わが子の虐待 命は社会が守るしかない』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『中国の国防費 増強やまぬ理由説明せよ』
『地方分権 単なるバラマキでは困る』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『日米密約検証 外交不信 解消の機会に』
『国防費増鈍化 中国も軍縮に舵をきれ』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『中国は8%成長で世界に貢献できるか』
『排出量取引は低炭素化の柱』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『空自官製談合 「またか」を繰り返す愚』
『中国全人代 政治改革に踏み込め』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『スーダン情勢、ダールフールに関するドーハ合意』(al-Hayat紙)
『バラダイ元IAEA事務局長のエジプト帰還』(al-Quds al-Arabi紙)
『司法改革はなるか?』(Milliyet紙)
『政治はどこへ? 憲法改正問題暗礁に』(Milliyet紙)
『イスラエルとの関係正常化を拒むエジプト』(al-Hayat紙)
『湾岸諸国の対イラン武装』(al-Quds al-Arabi紙)
『イエメンでの武器流通と部族社会』(al-Hayat紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『宙に浮いた移民制度改革』
ワシントン・ポスト(米) 『最高裁が退けたウイグル人の上告』
デーリー・テレグラフ(英) 『弱い者いじめのBBC』
ルモンド(仏) 『自然災害と人為』
フランクフルター・アルゲマイネ(独) 『危機のEU』
南ドイツ新聞(独) 『試されるオバマの信用性』
タイムズ・オブ・インディア(インド) 『サウジと関係強化へ』
人民日報(中国) 『戦略拠点構築が目的』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『EUの個人データ取り扱い』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

6日付
「朝日新聞」『わが子の虐待 命は社会が守るしかない』
「読売新聞」『児童虐待防止 関係機関の協力を緊密に』
の社説。


世の中には様々な「暴力」があり、そして、そのどれもが決して肯定されるべきものではないだろう。

しかし以前にも書いたが、個人的には「大人が子供に対して行使する」ケースに、最も憤りを感じる。

あえてその理由を考えてみると、
・する側される側両者間の、あらゆる「力」の差が歴然としていること
・保護者という立場であるなら、保護すべき義務があるはずだということ
・全く罪のない一人の人間の人生を、そして未来を、潰す権利があるのかということ
・される側に、されるべき理由が全くないこと
・される側に、抵抗する術(すべ)が全くないこと
・虐待する側は、自分の意志一つで「自由に」虐待できてしまうということ
ということになるだろうか。

子どもに食事を与えずに死に至らしめた親などは、心情的には同じ目にあわせてやりたいくらいに思う。

児童虐待に対する厳罰化も必要なのではなかろうか。


『児童虐待通報の全国共通電話(0570・064・000)』(読売紙)というのがあるそうだ。

児童虐待の情報提供者に懸賞金が支払われるという動きも出てきている。

運用には慎重を期すべきだろうが、こうした痛ましい事件を耳にするにつけ、真剣に検討してもいいように思えてくる。


『親による子どもの虐待が問題になり始めたのは1990年代からだ。その親たちが生まれたのは60年代以降だろう』
と、朝日紙にある。

このくらいの世代から、「個」が重要視され、平等意識も向上してきたものと思う。

言い換えれば、それまでの「古臭い考え方」からの脱却であり、リベラル派・左派の理想に近づく教育がなされてきたとも言える。

『日本の社会が長い間に失ったものの大きさ』(朝日紙)とあるが、失ってしまったものとは何なのだろうか。

朝日紙のいう、『相談したり救いを求めたりする場』や『人と人とのつながり』といったものだけではないような気がするのだが。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

う~ん...。
かなり疲れております。

いいかげん、しっかり睡眠をとらないとマズいかも。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年3月6日













締切:2010年03月07日22時00分
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