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医薬品のネット販売規制について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年1月28日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『補正予算成立―この先も思いやられる』
『グアンタナモ―姿消すテロ戦争の暗部』
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【産経新聞】
『給付金攻防 国政停滞への危機感持て』
『米排ガス規制 新政権の本気度問われる』
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【東京新聞】
『オバマ外交 まず『信頼の再生』を』
『タラップ事故 安全軽視は必ずツケが』
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【日経新聞】
『企業への公的支援は公正かつ透明に』
『米産業の転換迫る環境政策』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『温暖化政策 新競争からはじかれる前に』
『海賊対策 海警行動は今回限りの措置だ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『2次補正成立 両院協を審議延ばしに使うな』
『中国海軍増強 航空母艦建造の狙いは何か』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

昨日付「東京新聞」
『医薬品販売 安全性は最優先事項だ』の社説。


私も、ネット販売はよく利用する。
改正薬事法でいうところの「一類」などはほとんど購入しないが、サプリメントなどは結構買っている。

ネット販売は5~10年ほど前まではまだ一般的ではなかったのだから、その時点に戻るだけだとも考えられるが、一度享受した利便性を手放したくはないだろう。

楽天などでは、規制反対キャンペーン(?)を行っているようだ。

寄せられた意見には、
「障害があり外出しにくく、人にも頼みにくい」
「離島で薬局がない」
というものもある。

確かに、ネット販売で助かっているという人も多いと思う。

「全く薬局・薬店のないところ」というのがあるのかどうか私にはわからないが、あるとすれば、こうした人の意見に社説は応えきれていないのではなかろうか。

個人的には、「是か非か」という二極論ではなく、段階的に規制してみてもいいように思う。

とりあえず、ネット販売の協会などが策定した自主指針で販売してみて、不都合が生じるようなら更に規制を強めるという具合に。

しかし、社説で指摘しているとおり、生命や健康に直結することだ。
もしも被害者が出てしまったら、「やっぱりダメでした」では済まないのも事実だろう。

そのあたりが、難しいところだ。


今回の話題とは少し話しが逸れるが、個人的には、市販薬を売るほうばかりに規制をかけるのはどうかという気がする。

薬局・薬店は昼間しか営業していない。
病院は平日の昼間しか診療しない。
深夜に受診しようとしても拒否される。
商売にならないところには開業しない。
それなのに、市販薬は深夜、及びネットでは購入できない...。

市販薬の販売を規制するなら、他の面を充実させてほしい。


【今日の雑感】

インフルエンザが流行しているようですが、愚息も罹患しました。

インフルエンザというと高熱というイメージがあるのですが、愚息の場合は高くても38度くらい。
咳や嘔吐、のどの痛みなどもあったことから、普通の風邪だと思っておりました。

しかし、病院で検査したところ、インフルエンザだとのこと。
こんな症状のもあるんですね。

...などと書いているこの私も、夕べあたりから咳が出だしました。
愚息の発病時と同じパターンです。

大丈夫かな...?


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年1月28日




























締切:2009年01月29日18時00分

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