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盧武鉉・前大統領の死去について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年5月24日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『盧武鉉前大統領 疑惑の中での尋常ならざる死』
『ベトナム 「プラス1」超える関係目指せ』
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【朝日新聞】
『温室ガス削減 日本の決意を中期目標に』
『盧前大統領の死 隣国の政治の悲劇を思う』
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【産経新聞】
『少子化対策 首相の指導力を求めたい』
『次世代スパコン 国家基幹技術に黄信号だ』
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【東京新聞】
『盧前大統領自殺 『清潔さ』を自負したが』
『難航IWC 溝は深いが望みはある』
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【日経新聞】
『給付付き減税、社会保障と一体で議論を』
『韓国の変化と前大統領の死』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『盧武鉉前大統領 衝撃的な最期だった』
『競泳水着騒動 選手の底力を信じよう』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

盧武鉉・前大統領の死去について書かれている社説を見てみる。


毎日紙に、
『この国の現職大統領または退任者の受難や非運は切れ目なく続いてきたが、自殺は建国以来初めてで、世界的にも稀有のことだ』
との一節がある。

個人的にもこの件について、衝撃を受けている。


朝日紙の、
『全斗煥、盧泰愚の両元大統領は自身が腐敗に問われ、続く金泳三、金大中元大統領は、いずれも子息が不正資金の受け取りで断罪された』
及び、読売紙の、
『大統領に強大な権力が集中するシステムのもと、私利私欲を求める勢力が地縁血縁を利用して大統領周辺に近づき、家族、側近たちもカネまみれになる醜態が、歴代政権で繰り返されてきた』
との一節は、個人的にもこれまで感じてきたところだ。


朝日紙に、
『盧武鉉氏は裏取引のない透明な政治を唱えた。(中略)対立する野党からもカネに清潔と見られる庶民派だった』
との一節があるが、それだけに盧前大統領の疑惑には、「結局、あなたもか...」との思いがしていた。

読売紙の、『韓国の"政治文化"』との表現は、皮肉ではあるが、言い得て妙とも感じる。


日本とはあまりうまくいっていなかったこともあり、社説の盧前大統領評は、あまりよいものとはいえないようだ。

東京紙の、
『政治風土を変えていく、地道な取り組みを期待したい』
の一節に、共感する。

ともあれ、謹んでご冥福をお祈りしたい。


今日の雑感

昨日は、愚息の学校の運動会でした。

毎年、徒競走が楽しみなのですが、結果はなんと4位。
事前練習の本人の弁では2位以内は固いと思われていただけに、とても残念でした。

保育園時代から3位以下ということはなかっただけに、連れ合いのショックはちょっと大きかったようです。

走っているときの愚息の表情から、とても力んでいることが伺えました。
また本人も、「スタート前、心臓がバクバクした」と言っておりました。

だんだん、「緊張」ということも感じるようになってきたのかもしれません。


小さい頃はどのご家庭のお子さんも、
「もしかしたらウチの子ってスゴイんじゃないか!?」
などと思われることが多くあることと思います。

しかし、だんだんと年齢が上がってゆくにつれ、「上には上がある」ことを思い知らされることになるのかもしれません。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年5月24日













締切:2009年05月25日22時00分
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