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「海兵隊」と「抑止力」

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年5月17日

(以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】
『企業決算 業績回復に気を緩めるな』
『対北朝鮮 日米韓で危機への備えを』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『業績V字回復 危機は乗り越えたか』
『タイ衝突拡大 流血では解決しない』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『人材立国ふたたび(最終回)異能や奇才を発掘し、育て、生かそう』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『温暖化疑惑事件 科学者はもっと発信を』
『長命社会 都市にこそ「結い」の場を』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『企業決算 本格回復への道は半ばだ』
『「買電」制度拡大 家庭や企業の理解が前提だ』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『口蹄疫被害 拡大阻止に万全を期せ』
『ロシア政権 柔よく剛を制する大統領』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『ハサン・ジェマルとのインタビュー』(Milliyet紙)
『憲法改正案と過去の清算、80年クーデター』(Milliyet紙)
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加(上)』(Mardomsalari紙)
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加(中)』(Mardomsalari紙)
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加(下)』(Mardomsalari紙)
『シリアの砂漠の中で1915年4月24日をおもう』(Radikal紙)
『北キプロス大統領選挙結果がもたらすもの』(Milliyet紙)
『イノニューダヴトオール、歴史と再現』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『英国の連立政権の試み』
ワシントン・ポスト(米) 『エジプトへの新たな対応が必要だ』
デーリー・テレグラフ(英) 『多難だが自信に満ちたスタート』
ルモンド(仏) 『ダウニング街の理性的結婚』
ベルリーナー・ツァイトゥング(独) 『フランスの欧州』
バンコク・ポスト(タイ) 『赤シャツ派は引き延ばし戦術をやめよ』
人民日報海外版(中国) 『危機の中の中米戦略協議』
朝鮮日報 『北の突然の「核融合反応成功」発表』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『英国の政治を変える連立合意』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

16日付「東京新聞」
『週のはじめに考える 『抑止力論』の呪縛』の社説。


「抑止力」と「海兵隊」という部分を中心に、抜き出してみた。

社説全般に共感するかどうかはともかくとして、
『首相は(中略)公約を守れなかった言い訳に、抑止力という概念を持ち出したというべきでしょう』
の一節は、そのとおりと思う。


一般的に、「海軍」と「海兵隊」を混同している人が多いように思うのだが、いかがだろうか。

「海兵隊」というと、沖縄周辺の海域を防衛してくれそうなイメージがあるが、実際には、簡単にいうと陸上での作戦行動を任務とする部隊だろう。

『朝鮮半島有事での海兵隊の役割は米国市民らの救出、北朝鮮の核兵器確保が主とされますが、それを機動力と呼んでも、抑止力とは言いません』
との一節があるが、確かに「抑止力」というよりも「機動力」といったほうがしっくりくるかもしれない。


各メディアでは、「そもそも海兵隊というのは」ということについて、あまり触れていないように思う。

それは、既知のことと思っているからだろうか。

よもや、「抑止力とは関係ないじゃん!」などと思われないようにするためではなかろうが。


先日、日本テレビのニュースだったか、徳之島受け入れ賛成派の発言を放送していた。

沖縄や徳之島の方々の民意の多くは反対なのかもしれないが、賛成とする人たちも少なからずいるものと思う。

この件について、様々なことがマスコミを経由した情報によってイメージが形作られているような気がしてならない。

『米軍の抑止力という問題や「沖縄の思い」に、日本全体で思いを至らせるきっかけになった』
との一節。

確かに、日本の防衛などについて、国民それぞれが自ら一歩踏み込んで、考えようとするいい機会になるかもしれない。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

比較的最近(でもないか?)の、アメリカ「海兵隊」を題材にした映画というと、『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』や『フルメタル・ジャケット』などが思い浮かびます。

これに対して、アメリカ「海軍」が舞台となった映画というと、『トップガン』あたりでしょうか。

海兵隊と海軍の違いが、なんとなくイメージできますでしょうか?


映画にあまり詳しくない私。
そもそも例として挙げた映画がおかしいかもしれません。

トップガンは、「軍隊」というよりも「青春ドラマ」でしょうか。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年5月17日












締切:2010年05月18日22時00分
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