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人権擁護法案について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年9月10日

(以下、掲載順は日々変更)

【東京新聞】
『代表選演説会 ねじれ解く知恵見えぬ』
『子育て支援 待ったなしで取り組め』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『携帯向け新放送の認定に疑問がある』
『銀行規制は粘り強く交渉を』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『同時テロと世界 9年間の反省を誠実に』
『大相撲秋場所 角界再出発の第一歩だ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『成長実現会議 経済再生に民間の知恵生かせ』
『自民党新三役 政策論で責任政党の存在感を』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『自民再生 野にあるうちに力蓄えて』
『米国とコーラン 寛容を取り戻すとき』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『民主党代表選 小沢氏の国家観は危うい』
『自民党新体制 政権奪回へ受け皿作りを』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『中身はからっぽ!エルドアンのディヤルバクル演説』(Milliyet紙)
『改憲国民投票にイエスか、ノーか』(Radikal紙)
『ラディカル紙へ、感謝と別れの言葉』(Radikal紙)
『ラマダーン月と物価上昇』(Al-Ahram紙)
『軍のヘゲモニーの伝統いかに』(Radikal紙)
『この国の、「人種差別主義」の現状・・・』(Radikal紙)
『クルド人と共存せねばならないのか?』(Hurriyet紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『国境地帯で起きていること』
ワシントン・ポスト(米) 『和平交渉を妨害するハマス』
ガーディアン(英) 『BPが非難の矛先分散図る』
ルモンド(仏) 欧州、金融調節へ前進』
フランクフルター・アルゲマイネ(独) 『滑り出しは順調なギリシャの回復』
ストレーツ・タイムズ(シンガポール) 『光が見えたパレスチナ和平交渉』
環球時報(中国) 『対空母能力が必要な理由』
中央日報(韓国) 『対イラン制裁の企業被害を最小限に』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『独が脱原発を転換』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

1日付「ウォールストリートジャーナル」
『インドネシア対プレイボーイ
 前編集者、アーウィン・アルナーダに対する判決は出版の自由への深刻な脅威である』
の社説。


イスラム急進派には困ったものだ、という感想をお持ちの読者の方が多いと思います。

しかし、目を我が国へ転じてみるとどうでしょう?

民主党が可決を目指している「人権擁護法」は、国民の言論の自由を奪う危険性を秘めている、と多くの識者が指摘するものです。

これは公人、私人の発言等に付き、何ら根拠がなくても一方的に非難すれば法的に措置が取られる、という内容だと言われます。

先の選挙で議員としての身分を失いながらも、法相であり続ける千葉景子氏は特に熱心なようです。

可決されれば、我が国の言論状況はインドネシアの現状より酷いことになり得る訳です。

興味があれば、「人権擁護法 問題点」等のキーワードで検索してみてください。


*以上、「語学道場 主宰者」さんによる訳文、及びコメント

メルマガ【ウォールストリートジャーナルを読む! 毎日お届け】より


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

【注目社説】コーナーで「語学道場 主宰者」さんが指摘されている、「人権擁護法」。

*参考「法務省:人権擁護法(案)


それについて、こんなサイトがあります。

サルでも分かる? 人権擁護法案

このサイトはかなり危機感を煽るような内容になっているようですが、個人的にも同法案には危惧しているところがあります。

もちろん、人権侵害や差別はあってはならないことです。
こうしたことがなくなるということに、全く異論はありません。

しかし、その方向性というか、本当に人権擁護や差別撤廃を目指すための正しい方向なのだろうかということについて、疑問を感じているのです。

人権侵害や差別をなくすためには、「被差別側を理解する」ということが欠かせないものと、個人的には考えます。

被差別側の人たちが、どれほどいわれのない差別を受けているのか、そうしたことを理解するということが大切だと思うのです。

しかし、同法案が可決されてしまうと、「差別的表現」に過敏になってしまい、一切そうしたことに触れられなくなる...。

「差別」ということには、当たらず障らず。

その結果、被差別側の人たちとその他の人たちの間に、今以上に距離が開いてしまうのではないでしょうか。

もしかしたら、差別をしてしまうかもしれない側の人たちは「差別」に対して関わることを嫌い、距離を置き、表面上は無関心を装いながら心の中で「あの、○○めが!!」などと思ってしまうようなことにもなりかねないかもしれません。


もう一つ気がかりなのは、この法案があまりメディアの話題に上らないことです。

「政治とカネ」などの話題にはあれほど執着するマスコミが、この件についてはあまり関心を示さないのはどうしてなのでしょう。

あえて取り上げるほどの重要性はないと考えているからなのでしょうか。

思わず、変な裏事情を勘繰ってしまいたくなります。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年9月10日













締切:2010年09月11日22時00分
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