新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

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子供の暴力の増加について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年12月3日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『元局長証言 「沖縄密約ない」は崩れ去った』
『アフガン新戦略 増派で戦局を好転できるか』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『アフガン新戦略 増派だけで安定はない』
『住民訴訟 議会が骨抜き、許されぬ』
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【産経新聞】
『アフガン新戦略 日本は同盟協力再検討を』
『鳩山・白川会談 市場の不信感を払拭せよ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『アフガン増派 見えぬテロ抑止の道筋』
『子供の暴力 見過ごす風潮をなくせ』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『郵政が再び「政府の財布」となる危険』
『米のアフガン戦略を支えよ』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『米アフガン増派 苦しい戦いがなお続く』
『ビラ配布有罪 違和感が残る判決だ』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『入植を続行するイスラエルと米国の対応』(al-Hayat紙)
『ワールドカップ最終予選から生じたアルジェリアとエジプトの争いの正体』
(al-Quds al-Arabi紙)
『イエメン、ホースィー派とサウジの戦争』(al-Quds al-Arabi紙)
『1938年のデルスィム、2009年議会における共和人民党』(Radikal紙)
『スイスのミナレット反対論争はイスラーム嫌悪の表れ』(Al-Ahram紙)
『パレスチナ大統領の次期選挙不参加表明について』(al-Quds al-Arabi紙)
『「エステクバール」再考』(Mardomsalari紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『生徒に対する過剰な処罰』
ワシントン・ポスト(米) 『増派を発表するオバマ氏の課題』
デーリー・テレグラフ(英) 『EU人事で出し抜かれた英国』
ルモンド(仏) 『アフリカの芸術家たち』
ベルリーナー・ツァイトゥング(独) 『国民投票に疑問も』
モスクワ・タイムズ(ロシア) 『独自性の片鱗?見せた大統領』
人民日報海外版(中国) 『初めての台湾訪問』
韓国日報(韓国) 『注目される北朝鮮の通貨改革』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『イランの危険なゲーム』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

2日付「産経新聞」『小中高の暴力 徳育をおろそかにするな』
3日付「東京新聞」『子供の暴力 見過ごす風潮をなくせ』
の社説。


こうした問題。
個人的には、学校云々というよりも、家庭のほうにより問題があるような気がする。

両紙に「毅然(きぜん)」という言葉が出てくるが、
『背景として子供たちの規範意識の低下が指摘されている。学校や家庭が連携して、毅然と指導を行わねばならない』
との、産経社説の一節に共感する。

特に家庭において、親が子どもに対してもっと毅然とした態度で臨むべきではなかろうか。

このあたり、わが家もいささか心もとない。
あらためて、考える必要がありそうだ。


『戦後教育では、個性重視などに目が向き、公共心や規範意識を養う指導がなおざりにされがちだった』
との、産経紙の一節。

『戦後教育』がその原因の全てかどうかはわからないが、「誤った個人主義」が蔓延しているようには感じる。

「行き過ぎた全体主義」も問題だが、『公共心や規範意識を養う』必要はあろう。

無人島にでも流されない限り、人は、人の中で生きてゆかなくてはならない。

よほどの天才や、ありあまる才能に恵まれた人でない限り、より良く生きてゆくためには、
「多くの人の中において、自分は如何にあるべきか」
という見方が必要になってくるものと思われる。

個性重視が過ぎた結果、逆に幸せに生きてゆく能力を奪ってしまうこととなったとしたら、本末転倒ではなかろうか。


『初期の段階で対応を怠ると、取り返しの付かない事態に陥りうる。先生も、子供とのコミュニケーション能力が問われている』
との東京紙の一節にも、共感する部分がある。

私が小学生だった時の担任教師の必殺技に、「もみじ」というのがあった。
生徒の服をまくり上げ、背中を平手で叩くというものだ。
叩いた部分が、手のひら形に赤くなるところから、この名前がついた。

更には、「うたもみじ」という荒技もあった。

先生・生徒全員で唱歌「もみじ」を歌い、その節にあわせて「もみじ」を連打するというものだ。

今なら新聞沙汰になっているかもしれないし、少なくとも「モンスター・ペアレント」が黙っていないだろう。

しかし生徒も親も、ほとんどの人たちが、この先生のことが好きだった。
良い評価を聞くことはあっても、批判されることはなかった。
また、自分でいうのも何だが、生徒たちもきちんと育ったものと思っている。

強い信頼関係で結ばれていたのは、先生の『コミュニケーション能力』が高かったからなのだろうか。

個人的には、ある程度の体罰があってもいいとは思うが、今の時代、それは許されないことだろう。

ただ、体罰を受けても不満が残らないくらいの信頼関係を築くことのできる『コミュニケーション能力』は求められるものと思う。

それは、先生に限らず親についてもだろう。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

弊誌宛にメールをいただくことがあります。
いつも感謝しつつ、拝読しております。

弊誌、中ほどにも記載しておりますが、メールを下さる際の件名につきましては、「○月○日付101紙」、または、弊誌への返信という形でお願いできればと思っております。

要するに、「101紙」という文言が、件名に入るようにしていただきたいということなのです。


あなたもそうだと思いますが、私も様々な用途に応じて、複数のメールアドレスを所持しております。

それを、どこにいても目を通すことができるように、すべて1ヶ所のフォルダに自動転送し、そこで開封することが多くあるのです。

日々受信するメールは、100件超。

今は特に、公私ともに多忙をきわめておりますので、開封しないまま放置してしまうメールも少なくありません。

件名によっては、セールスメールのように受け取れたり、「迷惑メールフォルダ」に自動的に振り分けられてしまったりするものもあり、開封が遅れてしまうことがあります。

『件名には「101紙」の文言を』
ご協力いただけたら幸いです。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年12月3日













締切:2009年12月04日22時00分
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