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アフガン増派について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年12月4日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『普天間越年 鳩山首相は自ら道筋を』
『イラン核疑惑 外交決着に進路を戻せ』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『鳩山家資金提供 「脱法行為」自覚あるのか 検察の徹底解明を求めたい』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『公共事業凍結 必要なのは発想の転換』
『連合春闘方針 雇用維持だけじゃない』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『なぜ暫定税率の廃止だけを急ぐのか』
『環境技術が促す産業再編』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『「普天間」越年 首相は明確な展望示せ』
『たばこ小幅増税 健康より税収優先か』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『普天間移設 年内決着へ首相は再考せよ』
『ビラ配り有罪 摘発はあくまでも限定的に』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『入植を続行するイスラエルと米国の対応』(al-Hayat紙)
『ワールドカップ最終予選から生じたアルジェリアとエジプトの争いの正体』
(al-Quds al-Arabi紙)
『イエメン、ホースィー派とサウジの戦争』(al-Quds al-Arabi紙)
『1938年のデルスィム、2009年議会における共和人民党』(Radikal紙)
『スイスのミナレット反対論争はイスラーム嫌悪の表れ』(Al-Ahram紙)
『パレスチナ大統領の次期選挙不参加表明について』(al-Quds al-Arabi紙)
『「エステクバール」再考』(Mardomsalari紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『狭量をこそ排斥すべきだ』
ワシントン・ポスト(米) 『アフガンの戦費を賄うために』
ガーディアン(英) 『オーストラリアと気候変動』
ルモンド(仏) 『不安募る仏郊外地区』
南ドイツ新聞(独) 『深まるオバマの孤影』
ネーション(タイ) 『米印関係の緊密化を歓迎』
人民日報(中国) 『中台経済協力協定の調印を早く』
東亜日報(韓国) 『北朝鮮のデノミの意図は何か』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『スイスが国民投票でミナレットを禁止』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

アフガン増派について、各紙社説を見てみる。


アフガン増派に賛成する新聞、反対する新聞、様々な意見がある。

個人的な心情としては、毎日紙の一節、
『増派はやむを得ない決断だろう。(中略)増派がアフガン情勢の悪化に歯止めをかけ、平和と安定への転換点を作り出すよう願わずにはいられない』
が、一番近いだろうか。


『今回の演説が陸軍士官学校で行われた背景には、先にテキサス州の基地で起きたアラブ系軍医による同僚兵士に対する銃乱射事件の影響があろう』
(東京紙)

『米国が手を引けばカルザイ政権は崩壊の危機に直面する。誰もが思い出すのは、ソ連を後ろ盾としたナジブラ元大統領が失脚し、96年にタリバンによって惨殺された出来事だろう』

『たとえ米軍が一時的にアフガンを平定しても、イスラム勢力の「聖戦」に終止符を打てるかどうかだ』

『時間の尺度が違うのである。宗教上の使命として何十年でも戦うと思われる反米イスラム勢力に対し、オバマ氏は再選がかかる2012年の大統領選までに成果を上げたいところだ』
(以上、毎日紙)

個人的には、上に挙げた各一節が興味深かった。


『鳩山由紀夫政権は来年早々にインド洋補給支援を撤収し、代替支援で乗り切ろうとしている。同盟国とはいえない対応だ』

『補給支援打ち切りを決め、アフガン政府や米欧を失望させた』

以上の産経紙の一節は、相変わらず「らしい」表現だ。

道路にロープを張り、バイク運転手に重傷を追わせたとされる米兵家族の引き渡しを拒むアメリカに対しても、『同盟国とはいえない対応だ』と書くべきではなかろうか。

真に日本を愛しているのならば、たまには「アメリカは日本を失望させた」くらいのことを書いてもよさそうなものだが。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

「ああ、1ヶ月後には仕事始めか...」

なんなんでしょう、この思考は。
病んでますね。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年12月4日












締切:2009年12月05日22時00分
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