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青少年健全育成条例について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年3月23日

(以下、掲載順は日々変更)

【東京新聞】
『選択的別姓 女性の立場を重視して』
『住民自治 わが地域見直す機会に』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『まず東京から始まる排出量取引制度』
『ネットにルール示した最高裁』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『法人への「仕分け」 全体に切り込む努力を』
『もんじゅ再開 将来性の見極め柔軟に』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『医療保険法可決 オバマ米大統領の執念実る』
『北教組起訴 丸抱え選挙の実態を説明せよ』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『肝炎和解勧告 B型も救済へ決断の時』
『脱税の国際化 抜け道ふさぐ連携強化を』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『4党提案 JRを「国鉄」に戻す気か』
『漫画児童ポルノ 子供に見せないのは当然』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『アラブ内相会議』(al-Quds al-Arabi紙)
『国民的決意もあって、チャハール・シャンベ・スーリーでの事件件数が減少』(Jam-e Jam紙)
『危険なチャハール・シャンベ・スーリーを防ぐためには』(Jam-e Jam紙)
『イラク議会選挙』(al-Hayat紙)
『「ペルシア湾」に新名称!?』(Mardomsalari紙)
『世界中から大使を召還するのだろうか?』(Milliyet紙)
『湾岸情勢』(al-Quds al-Arabi紙)
『扉を開き、閉じないこと--放り出された問題の行方』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『マリキ氏とアラウィ氏の責任』
ニューヨーク・タイムズ(米) 『聞く耳を持たない中国』
ワシントン・ポスト(米) 『メキシコの反麻薬戦争を支援せよ』
ガーディアン(英) 『米・イスラエル関係の危機』
ルモンド(仏) 『ナイジェリア、流血の抗争』
南ドイツ新聞(独) 『為替が武器の経済覇権』
光明日報(中国) 『米国が人民元切り上げを要求する理由』
コリア・ヘラルド(韓国) 『効果ない北朝鮮の外資誘致努力』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『BAの労使紛争』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

23日付「産経新聞」
『漫画児童ポルノ 子供に見せないのは当然』の社説。


個人的に、「青少年健全育成条例」及び社説の主旨に基本的には賛同という立場だが、なんとなくひっかかる部分が残る。


たとえば、今回条例を定例議会に提出した東京都の知事がお書きになった「太陽の季節」という作品。

名著であるが、この条例に照らし合わせてみると、かなり問題がありはしないだろうか。

「文学ならばよいが、マンガはダメ」ということなのだろうか。

或いは、「あしたのジョー」という漫画がある。

「非実在青少年」の陰湿な暴力行為が登場するが、これも規制対象になってしまうのだろうか。

『「指定の基準があいまい」との批判もあるが、有識者らの審議会を経て慎重に行われている』
とのことで、このあたり過敏に反応し過ぎるのかもしれないが、やはりすっきりとしない部分がある。


条例、及び審議会有識者の方々がイメージする規制対象がもっと明確化され、そしてそうした対象のみがピンポイントで規制されるような、そんなうまい手立てはないものだろうか。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

私が中学2~3年の時の国語の先生は、大学を卒業したばかりのうら若い女教師でした。

そして、その先生の授業で、毎週1回「読書の時間」というのがありました。

読みたい候補の本を数冊列挙して提出し、その中から先生に選んでもらい、それを読み、感想文を提出するというものです。

普通の中学生なら「夏目漱石」とか「ヘミングウェイ」とかいったところなのでしょうが、私の列挙した本は、

『幽霊座 横溝正史』
『ソドム百二十日 マルキ・ド・サド』

といったようなもの...。

当然先生は困惑し、「どれでも好きなものを読みなさい」というような返答になってしまうこととなります。

先生にとっては、さぞかし嫌な生徒だったことでしょう。


中学生の時に『ソドム百二十日』を読んで、その後の人格形成に何か悪影響があったかといえば、そんなことはなかったと思います。

ただ、それを「絵」や「映像」として観たとしたらどうだったか。

悪影響はなかったかもしれませんが、また違った感情が刺激されていたかもしれません。


また、自分の子供が中学生になった時に、『ソドム百二十日』を読んでいるということを知ったとしたら。

もっとその世代に適した、違う作品を薦めることと思います。


文章と、画像・映像。
そして、自分自身と、他の子どもたち。

媒体や立場、視点などが変われば、考え方などもまた、変わってくるものと思います。

一律に法の網を被せることの難しさを感じます。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年3月23日













締切:2010年03月24日22時00分
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