日中首脳会談について
【国内主要６紙の本日の社説】
2009年９月24日
（以下、掲載順は日々変更）【毎日新聞】
『気候変動サミット 意思表明を具体策に』
『米の中東仲介 入植停止の説得続けよ』
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【読売新聞】
『鳩山環境演説 国内合意なき２５％削減の表明』
『八ッ場ダム中止 公約至上主義には無理がある』
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【朝日新聞】
『気候変動サミット 打開へ次の首脳会合急げ』
『長妻厚労省 「国民のため」のモデルに』
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【産経新聞】
『「２５％削減」公約 国民の負担増にも説明を』
『財政健全化 消えない国債増発の懸念』
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【東京新聞】
『２５％削減演説 『政治の意思』で実現を』
『五輪招致大詰め 東京の思いを伝えたい』
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【日経新聞】
『鳩山演説を温暖化交渉の加速に生かせ』
『「共同体」は日中の信頼が先決』
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独断と偏見はご容赦！【最近の社説の、ここに注目】
日中首脳会談について書かれた社説を見てみる。
『「友愛外交」で信頼築け』（毎日紙）
『「友愛」だけで外交は進まない』（読売紙）
と、両紙の社説表題の対比が面白い。
東シナ海のガス田開発問題における、胡主席の発言・対応について。
『「平和友好協力の海にしたい」と応じた』
『「大局の枠組みの中で正しい処理が必要だ」と述べるにとどまった』
『「両国国民の敏感な問題」と表現した。中国の経済成長にとって死活的なエネルギーと領土問題では決して譲歩しないとの原則を示したとみられる』
（以上、産経紙）
『国内の激しい反発が原因で、胡主席は会談で「敏感な問題」と語り苦渋をのぞかせた』（東京紙）
『懸案の協定締結について胡主席は事務レベルで協議していく方針を表明しただけだった』（日経紙）
『胡主席は「敏感な問題」としながらも「平和友好協力の海にしたい」と応じたという。両国間の紛争は話し合いで解決しようという意思表示だろう』（毎日紙）
『胡主席は、「大局からの正しい処理が必要」と応じた』（読売紙）
以上のとおり、各紙から受ける印象にはかなりの違いがある。
以前にも書いたことがあるが、個人的にも「（東）アジア共同体」という発想そのものは理想と思える。
アジア全てが結集すれば、全世界人口の半分近くを占めることになる。
「白人至上主義」にも、一泡吹かすことができそうだ。
しかし、日経紙の書くとおり、
『民主主義、自由、人権、市場を重んじる価値観では各国・地域になお隔たりがある』
『今の段階では政治や安全保障を含むＥＵ型共同体の論議は現実的でない』
というのが、本当のところかもしれない。
ただ、
『首相は就任前、「夢を持つことは悪いことではない。最初はすべて夢で始まったものが最終的には現実になる」と語ったことがある』（毎日紙）
ともいえる。
現実や国益をしっかりと見据えつつ、議論を深めてゆくのはいいことかもしれない。
そういう意味では、『米国の疑いを招かない』（東京紙）という配慮も必要だろう。
『日本にとって唯一の同盟国である米国との十分な協議なしに、拙速に進めてよい構想ではあるまい』
という、産経紙の表現はあまり好きになれないが、
『首脳外交を通じ中国以上に米国の信頼を勝ち取ることが首相には差し迫った課題だ。日米関係強化は中国を動かすカギでもある』（東京紙）
と、思う。
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今日の雑感
前回、墓参の話を書きました。
私の家の檀那寺、及び墓は、東京の清澄庭園の近くにあるのですが、周辺には相撲部屋が数箇所あります。
当日は、墓参がてら、相撲部屋も見てまわりました。
本場所興行中の昼下がりということもあり、稽古などはしておりませんでしたが、豊真将関や嘉風関など、国技館に向かうと思われる力士を何人か見かけました。
愚息は、初めて見る力士に、「でけぇ！」と興奮。
私も、颯爽と歩く姿に見とれておりました。
幕内に在位するくらいの力士は、とても強そうで色気もあり、本当に格好いいです。
今日の一枚
１ヶ月ほど前。
久しく「カニ」を食べておらず食べたくて仕方なかった私に、北海道の知人がカニを送ってくれたという話を書きました。
特大のタラバガニと、毛ガニ、ズワイガニ、各一杯。
最初に食べたのは、タラバガニ。
今日の写真は、そのタラバガニと、食後の「残骸」です。
お皿には入りきらず、食事を運ぶお盆に載せたのですが、それでも足がはみ出しております。
これを、ほとんど一人で食べました。
この後、「もう当分カニはいらない」と思っていたのですが...
【本日、あなたが最も共感しなかった社説は？】
2009年９月24日
締切：2009年09月25日22時00分Powered By クリックアンケート
