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国連ミレニアム開発目標について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年9月29日

(以下、掲載順は日々変更)

【毎日新聞】
『北朝鮮 独裁世襲は病根深める』
『武富士破綻 新しい消費者金融を』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『北朝鮮代表者会 不安定さ増す3代世襲への道』
『対日経済圧力 中国リスク回避へ分散化図れ』
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【朝日新聞】
『強硬な中国 大国の自制を示せ』
『北朝鮮 世襲3代、変わらぬ難局』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『北の世襲後継 軍事的冒険に警戒必要だ』
『中国船集結 尖閣の守り不備正すとき』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『北朝鮮後継者 国家再建はできるのか』
『議会と障害者 民主主義担う場ならば』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『3代世襲に布石打った北へ警戒怠るな』
『立ちゆかない消費者金融業』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『クルド問題の核心はクルド語』(Radikal紙)
『共和人民党の失策とそのつけ』(Radikal紙)
『賛成派勝利を世界は歓迎、しかし・・・』(Milliyet紙)
『世俗主義者の中にも深い分裂』(Radikal紙)
『「十分ではないが悪くもなかった」エルドアンのディヤルバクル演説』
(Radikal紙)
『中身はからっぽ!エルドアンのディヤルバクル演説』(Milliyet紙)
『改憲国民投票にイエスか、ノーか』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『米上院と原油流出事故』
ワシントン・ポスト(米) 『興隆する中国の振る舞い』
ガーディアン(英) 『労働党の新党首』
ルモンド(仏) 『危険な労使年金対話の途絶』
南ドイツ新聞(独) 『中国の危険な劣等感』
モスクワ・タイムズ(ロシア) 『第2の農奴化』
朝鮮日報(韓国)  『三代世襲王朝の喜劇と北朝鮮住民の悲劇』
東亜日報(韓国) 『韓国は統一基盤を固める時だ』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『日本の景気刺激策』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

国連ミレニアム開発目標について書かれた社説を見てみる。


多くの社説が、
『妊産婦や乳幼児の死亡を減らす母子保健分野や初等教育の完全普及を目指す教育分野の遅れが目立つ』(産経紙)
ことについて指摘している。

『世界ではいま七千二百万人の子供が学校に通っていない。初等教育の就学率は途上国全体では九割近くになったが、アフリカのサハラ砂漠以南の国々では70%台、紛争国の多くで50%に届かない』

『乳幼児と妊産婦の保健も状況はよくない。国連によると、途上国全体で「一分に一人の女性が出産、妊娠が原因で死亡」「一分に十六人の子供が五歳の誕生日を迎えるまでに死亡」するという』

東京社説にこう書かれているが、個人的にも「子どもの命と教育」ということについて、とても関心がある。

どの国に生まれてくるか、子どもが選ぶことはできない。

根本にはバースコントロールや当事国の政治といった問題があるのかもしれないが、たまたまその国に生まれたからという理由で子どもが生命の危機にさらされたり、教育の機会が与えられなかったりするという状況に、いたたまれない思いがする。

だからといってもちろん、カネをバラまけばいいということではないだろう。

世界中の全ての子どもを幸せにすることはできないし、する必要もないと思う。

ただ、少なくとも「生きて教育を受けるチャンス」だけは何とか与えたい。

また、
『相手国に対して援助依存や汚職体質を断ち切り、自立を促すことが求められる』(東京紙)
ということも必要だろう。


『途上国の人々の生活基盤が安定しない限り、テロの脅威など世界の平和と安定を阻む要因は、なくならない』(日経紙)

『途上国の貧困を減らし、社会を安定させることは、結果的に世界の平和や安全に寄与することにもなる』(読売紙)

テロの背景には貧困や、未来への希望が持てないことがあるともいわれる。

その点も重要だろう。


『中国やブラジルなどの新興経済大国が、資金力を背景に、一部の途上国への影響力を強めている危機感がある』

『特に中国は、エネルギーや鉱物資源が豊富なアフリカ諸国に活発に支援外交を繰り広げ、緊密な関係を築きつつある』

『民主主義や市場原理などの価値観を共有する先進国が、途上国への発言力を低下させている現実を直視すべきだ』

『国際社会で日本の仲間をつくる上で、ODAは極めて重要な手段だ。尖閣諸島をめぐる日中摩擦のように国際世論を味方につけるべき局面では、日ごろの交流がものをいう』

『ODAの意義を安全保障の観点で見直し、ODA予算の増額を目指すべきである』


『途上国援助で世界に仲間をつくれ』と表題された、以上の日経社説の主張。

他紙にはないドライな論調だが、これもまた重要な視点だろう。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

来月1日から、タバコが値上がりします。
既に数カートン、買いだめしている方もいるのではないでしょうか。

知り合いから聞いた話ですが、あるタバコ屋さんに「300カートン」もの予約をした人がいたとのこと。

3000箱、6万本ものタバコです。
金額にして、100万円くらいになります。

よほどのヘビースモーカー...というよりも、「営利目的」でしょうか。

値上がり後、1箱あたり市価の50円引きで売ったとしても、15万円くらいの利益になりますから。


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【9月29日(水)】












締切:2010年09月30日22時00分
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