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アラビア紙から見た、ソマリア海賊問題

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年3月18日

(以下、掲載順は日々変更)

【日経新聞】
『銀行の資本支援に踏み込む日銀の覚悟』
『高速料値下げの期待と懸念』
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【毎日新聞】
『高齢者医療制度 総選挙で改革案を競い合え』
『「不当な支配」判決 教委の存在意義が問われた』
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【読売新聞】
『後期高齢者医療 まず現行制度の改善と定着を』
『日テレ社長辞任 誤報を検証し信頼回復を図れ』
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【朝日新聞】
『政治資金規正法―これで「公開」と言えるか』
『政治資金規正法―企業献金禁止に踏み出せ』
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【産経新聞】
『五輪国会決議 国あげて「環境」売り込め』
『日テレ社長辞任 説明不足では不信消えぬ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『日テレ社長辞任 誤報検証し信頼回復を』
『保育制度改革 親たちはもう待てない』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

12日付「al-Hayat」紙(アラビア語メディア)
『「国家」の必要性−ソマリア海賊問題によせて』の社説。


日本国内紙の社説でもソマリア派遣についていろいろと主張が述べられているが、それらとはまた違った視点だ。


以前から何度か書いてきたことだが、イラク戦争開戦直前に、「戦争反対」を声高に叫ぶ人たちがいた。

それはそれで、もちろん意義のある行動だろう。
少なくとも、こうした狭い画面で御託を並べている私などよりはずっといい。

しかし、いざイラクで戦争が始まってしまったら、そして戦争が終結したら、そうした声があまり聞かれなくなってしまった。

現状においても、声をあげるべきことは様々あるのに。


『世界を覆う無関心と責任感の欠如という現象は不思議ではない。イスラエルの戦争マシーンの前に子供や女性が肉片と化す、おぞましいガザ情勢を文明世界はただ「見物」していたのだ。』
の一節には、言葉がない。

政治・宗教・民族など、様々な意味において極めて難しい問題を抱える中東。
我々庶民が少し行動を起こしたくらいでは、どうにもならないのだろう。

本当に、無力さを感じる。

せめて、『座視』『見物』と思われないくらいの強い関心を持って、中東情勢を見つめるくらいのことはしたい。


【今日の雑感】

「学校の先生で、うつ病で休業している人が多い。国会議員には1人もいませんよ。気が弱かったら、務まりませんから」

そう発言した、政治家の先生がいらっしゃいます。

本来言いたかったことの主旨と少しずれてしまったのだろうと、ある程度好意的に受け止めようかとも思います。

しかし。

国会議員のような「図太い方々」が好き勝手なことを言ったり、厚顔無恥なことができたりするのは、神経の細やかな人たちがフォローしてくれたりするからではないでしょうか。

そうやって「気が弱い」で片付けてしまうような無神経な人間が多いから、うつ病に苦しむ人も多くなってしまうのかもしれませんね。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年3月18日




























締切:2009年03月19日22時00分

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