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闇サイト殺人の死刑判決について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年3月19日

(以下、掲載順は日々変更)

【毎日新聞】
『闇サイト殺人 死刑基準めぐる論議深めよう』
『志賀原発判決 耐震安全は恒常的に見直しを』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『春闘集中回答 労使一体で苦境を乗り切れ』
『闇サイト殺人 自首が死刑と無期を分けた』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『闇サイト殺人 この極刑判決で考える』
『志賀原発判決 耐震のお墨付きではない』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『闇サイト殺人 常識に沿った死刑判断だ』
『春闘一斉回答 雇用確保の努力が足りぬ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『闇サイト殺人 死刑判決はやむを得ぬ』
『"賃下げ"回答 雇用確保が重すぎた』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『景気安定へ日銀と政府はもっと連携を』
『雇用不安を映したゼロ回答』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

闇サイト殺人の死刑判決について書かれた社説を見てみる。


日頃、死刑制度に疑問を投げかけることがある新聞でも、さすがにこの死刑判決は、肯定せざるを得ないようだ。

個人的にも、死刑判決は当然だと考える。

昔、「のこぎりびき」という刑があった。

罪人を首だけ地上に出す形で土に埋め、通りかかる人に、竹製ののこぎりで首を挽かせるという刑だ。

不謹慎かもしれないが、個人的にはこれと同じように、被告に被害者のように手錠をはめ顔をテープでぐるぐる巻きにし、希望者に頭をハンマーで叩かせるくらいのことをしてやりたいとさえ思ってしまう。

3人とも死刑でもよいと思われたが、読売社説の、
『自首がなければ、結びつきが薄い3人を警察が割り出すのは困難だったろう。罪を減じたのは、残り2人の逮捕に果たした役割を評価してのことだ』
の一節に、共感する部分がある。

また、東京社説の、
『裁判員が、起訴内容から離れた感情面での心証に影響を受ける心配はないだろうか』
の一節は、私も危惧するところだ。

社説の主旨とは少し異なるが、市民参加の裁判員は、事件によっては法廷でのやり取り以外から情報を得ることもある。

例えば、新聞やTVなど。

その報道・放送内容には、そのメディアの価値観が多分に含まれることになると思う。

裁判員の判断に、マスコミによって作り上げられた価値観が混じってしまうことが気がかりだ。

更にそれによって、事件の報道に規制がかかるということも心配される。

そのためにも裁判員には、偏った価値観にとらわれない公平な視点が必要となるだろう。


死刑反対を唱える人たちは、この判決についてどのように考えるのだろう。

なかなか主張しづらいタイミングではあろうが、主張を聞いてみたいところだ。


【今日の雑感】

WBC、日本・キューバ戦の真っ最中です。
投球のたび、手が止まってしまいます。

青木選手が、いいですね。
岩隈投手も、さすがです。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年3月19日




























締切:2009年03月20日22時00分

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