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中国紙から見る、米ロ核軍縮推進

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年5月21日

(以下、掲載順は日々変更)

【日経新聞】
『戦後最悪の急落後の反転探る日本経済』
『スー・チー氏への醜行止めよ』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『漢検逮捕 文科省の監督甘かった』
『最悪GDP 家計を元気付ける時だ』
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【読売新聞】
『GDP急減 「戦後最悪」を乗り切るには』
『裁判員制度 参加意識が低いまま始動した』
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【朝日新聞】
『最悪GDP 怖いデフレと失業の連鎖』
『日本郵便事件 無責任体質にあきれる』
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【産経新聞】
『マイナス成長 本格回復につなぐ戦略を』
『郵便不正 自らの手で体質改善図れ』
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【東京新聞】
『裁判員制開始 『お上任せ』からの脱却』
『GDP最悪 夜明け前が最も暗い』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

19日付「人民日報海外版」(中国紙)
『米ロ核軍縮推進の動機はどこに』の社説。


とても興味深い視点だ。


『米国が今日直面する主たる脅威は、もはやロシアのような大国ではなく、目下の大敵はアルカイダやタリバンなどのテロ分子や過激勢力だ』

『核兵器は、こうした国境のない敵に対し威嚇効果をもたず、その手中に落ちれば、テロの道具となる危険がある』

『米国が核軍縮を推進するのは、それが米国の全体的な軍事優勢を損なわないためだ』

『米国は通常戦力、特に精密な誘導技術や攻撃能力で、(中略)優勢を保っている』

『戦略核兵器の削減は、米国の通常戦力での優勢を損なわずに、核開発面でロシアが優勢に立とうとするのを阻止できる』

日本の報道においては、「核軍縮はいいことだ」との論調がほとんどだが、それに比べると、とても面白い分析だ。


『旧ソ連時代からの核兵器の多くが老朽化段階に入ったものの、ロシアには現在、その整備や更新を行う多額の資金がないことにある』
との一節もあり、米ロともに、核兵器削減は望むところだということなのだろうか。

この社説では、「自国」については触れていない。
中国も、米ロの核兵器削減を熱望している国の一つだろう。

今後、どうしようと考えているのだろうか。
手の内を明かさず、不気味だ。


今日の雑感

「場所前にゴルフ」で物議を醸した、白鵬・朝青龍の両横綱や、大関・日馬富士。

11日目を終わって、白鵬・日馬富士が全勝、朝青龍が1敗と、優勝争いを展開しています。

モンゴル勢多数参加のゴルフコンペ。
「八百長疑惑」という点については、確かに問題があるかもしれません。

しかし、結果としてこうまで勝ち星を並べている現状では、文句のつけようがないようにも思います。

場所前に一所懸命に稽古をしても、ゴルフをやっていた横綱・大関に勝てないわけですから。

日本勢の奮起を祈ります。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年5月21日













締切:2009年05月22日22時00分
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