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ドイツ紙から見た、北朝鮮の核実験

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年6月1日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『スリランカ 民族の和解へ歩み出せ』
『薬の通販規制 使う人が主役の議論を』
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【産経新聞】
『対北核技術流出 人とモノの監視を強めよ』
『雇用悪化 働き方の見直しが必要だ』
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【東京新聞】
『失業率5% 就職支援に総力挙げよ』
『温暖化対策目標 将来の利益のために』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『チェンジ!少子化 出産への不安ぬぐう医療体制整備を』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『危機後の邦銀 草食系のよさ見せる時』
『敵基地攻撃論 ムードに流れず冷静に』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『海自P3C派遣 海賊対策で他国を助ける番だ』
『防災・気象白書 新たな災害リスクに備えよう』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

27日付「南ドイツ新聞」(ドイツ紙)
『自暴自棄の独裁者』の社説。


これまで、国内紙や中国紙の社説から北朝鮮の核実験について見てきたが、今回はドイツ紙社説の視点だ。

ちなみに、南ドイツ新聞。
「左派リベラル紙」という位置づけのようだ。


日本国内の新聞では、北朝鮮が核実験を行った理由として主に、
「国際社会への反発」
「アメリカに対するアピール」
「存在感の誇示」
「後継体制作り」
ということが挙げられていたように思う。

南ドイツ新聞ではこれについて、
「政権維持とスムーズな移行」
「システムの立て直し」
ということがその理由と見ているようだ。


『注目されるのが核実験で面子をつぶされた中国の出方だ』
の一節が、興味深い。

先日当コーナーで、この問題を取り上げた中国の新聞社説について、
『北朝鮮に対する「友人からの厳しい忠告」というところなのだろう』
と、コメントしたが、もしかしたら本当に怒っているのかもしれない。

『この状況下での制裁は北朝鮮のトップにとり大打撃となるのは間違い』
と社説にあるが、これまでかばってきた中国にソッポを向かれてしまったら、確かに北朝鮮にとっては痛い。


客観的に考えて、現行システムの「金王朝」が未来永劫続くとは、どうしても思えない。

その「転換期」は、案外間近に迫っているのだろうか。


今日の雑感

前にも書きましたが、40歳代になって、ますます「惑う」ことが多くなってきたように思います。

40歳といえば、「不惑」。
それだけ、自分が未熟だということなのでしょうか。

しかし、好意的に見れば、「まだまだ変わろう」と、向上心・好奇心を持っているとも受け取れます。

こうして、今日もいろいろと惑っております。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年6月1日












締切:2009年06月02日22時00分
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