新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

世界の新聞の社説・TOP記事をあなたに

韓国紙から見た、北朝鮮の世襲問題

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年6月5日

(以下、掲載順は日々変更)

【毎日新聞】
『米国とイスラム 「新たな始まり」を願う』
『足利事件 DNAの功罪見極めて』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『国会同意人事 制度の不備を放置するな』
『足利事件 決め手となったDNA再鑑定』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『足利事件 DNA型一致せずの衝撃』
『郵政社長人事 麻生首相の重大な責任』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『出生率上昇 対策強化し確かな流れに』
『足利事件 再審を通じ捜査の検証を』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『足利事件釈放 もっと早く救えたはず』
『CO中毒事故 目に見えぬ敵に備えを』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『首相は西川氏続投で事態収拾に動け』
『冤罪足利事件は何を訴える』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

3日付「朝鮮日報」(韓国)
『金日成、金正日、そして金正雲』の社説。


『権力の世襲は封建時代の遺物だ。共産主義はこの封建時代を克服することを理念の土台としている』
『しかし北朝鮮は(中略)、封建的な権力世襲を通じてのみ革命の正当性が確立する、といった詭弁を恥ずかしげもなく展開している』
『いずれにしても北朝鮮は必ず崩壊する』

表現方法はともかくとして、以上の一節に共感する。


社説では、金正雲氏の後継がほぼ確実だとしている。

今後の展開としては、
『短期的に見ると、(中略)国内の結束のために対外的な挑発に乗り出す』
『中期的には、(中略)どのような圧力と譲歩を組み合わせて政策を推し進めるべきか。この点についての新たな模索が必要』
『長期的には(中略)世襲が行われる過程と、その後に予想される北朝鮮内部の動揺に備えなければならない』
と、見ているようだ。

このあたり、日本においても同様だと考えるが、とりわけ韓国においては、『民族全体に災いをもたらす可能性がある』だけに、より深刻かもしれない。


今日の雑感

金正日総書記の三男が後継者になりそうだとのこと。
だとしたら、長男、次男は、自らの意思で後継を辞退した可能性もあるわけです。

より年長の2人が、「王様」になれるチャンスを放棄するということは、それだけ内情に問題があるとか、不安に思っているとか、あるのかもしれません。


日本では今、「世襲議員」が話題になっていますが、それだけ地盤を引き継ぐことに魅力やメリットを感じるからなのでしょう。

「朝鮮民主主義人民共和国・国王」の座は、日本の国会議員より魅力もメリットもないのでしょうか。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年6月5日













締切:2009年06月06日22時00分
Powered By クリックアンケート
「あなたが最も共感した社説は?」アンケートを、メルマガ誌上にて実施しています

メルマガ登録解除
バックナンバーpowered by まぐまぐ!
まぐまぐ殿堂入り
メルマガ購読
世界の新聞「101紙」の視点

読者登録規約
バックナンバー
powered by まぐまぐ!
サイト内検索
カレンダー
最近のブログ記事
カテゴリー
月毎アーカイブ
ホームページ作成 大阪

このページのトップへ