新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

世界の新聞の社説・TOP記事をあなたに

中国経済紙が語る、「もしも民主党が政権をとったなら」

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年8月7日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『裁判員判決 検証の積み重ねが欠かせない』
『原爆症訴訟終結 超党派で全面解決に取り組め』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『原爆症確認書 これは一歩にすぎない』
『裁判員判決 全員が語った体験の重さ』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『「原爆症」終結 広く理解得て課題解決を』
『裁判員初判決 国民の義務見事果たした』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『原爆症救済 被爆者に長すぎた戦後』
『突風・竜巻 積乱雲にはご用心を』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『裁判員裁判で刑事司法を良くしよう』
『収益底入れ 次の経営課題は』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『「原爆症救済」合意 全面解決への第一歩に』
『裁判員裁判 順調に始まったけれど』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

3日付「21世紀経済報道」(中国メディア)
『民主党政権なら財政破たん加速か』の社説。


なかなか興味深い視点だ。

『民主党はマニフェストの中で財政危機に関与しない態度を見せ、さらに4年間は消費税率を上げないことを宣言していることから、他の財源を見つけ出せなければ、国債の増発しかない。』

『中長期的に見れば、民主党は単に政府の財政赤字を減らせないだけでなく、財政赤字を一層加速することになるかもしれない。そうなったら、総選挙で政権交代が実現しても、国の破産をさらに早める可能性があるのではないか。』

このあたりの指摘が、特に面白い。


ちなみに、この和訳社説は、世界日報のサイト「世界の新聞は何を言っているか?」にて、「無料公開」されていたものだ。

数ある海外紙から、この社説を無料で公開したというところには、当然、世界日報社の何がしかの意図があるのだろう。

また、この見方は、中国の数ある経済紙の中の一紙の主張であって、中国メディアの統一した見解というわけでもない。

このあたりをしっかり認識した上で、記事を楽しみたいものだ。


民主党が政権奪取に成功した場合、むしろそのあとのほうが大変だろう。

この社説で危惧しているとおり、『単に政府の財政赤字を減らせないだけでなく、財政赤字を一層加速することに』なってしまったとしたら、政権を維持することはもちろん、民主党議員たちの政治生命さえ危ぶまれることになるかもしれない。


こうなったら自民党も、一度下野して静観してもいいのではなかろうか。

民主党の政策が甘いものと考え、そして自分たちの政策に本当に自信があるのなら、早晩、再び政権を担当することになるだろうから。


今日の雑感

唐突ではあるが、ボクシングのメッカ、東京「後楽園ホール」。

ここのリングを形容するのによく用いられるのが、リング上に設置してある照明である。
例えば「♪まばゆく光る、カクテルライトに~」とかいった具合に。
(そんな歌あるのか?)

しかし、赤青両コーナーを鮮やかに照らす明かりに気を取られるのは、あくまでも観客の視線。
実際にそのリングに上がった者は、頭上の照明よりも足元のマットの感触に驚くに違いない。
フカフカしていて非常に柔らかいのである。

ダウンした時に頭に及ぶダメージを軽減しようとの配慮からであろうが、特に日頃、貧乏ボクシングジムのツギハギだらけのボロキャンパスに馴染んでいる者にとっては、その違いは顕著であり感動的でさえある。

だからといって、後楽園ホール・リング上のリアリティをより出そうと、「♪きらびやかな照明と~、フカフカのマットの上で~」としてしまっては、全く感じが出ない。これではボクシングではない、違う「一戦」を繰り広げる鏡張りの部屋か何かを想像してしまう。

やはりマットの形容は、実際はどうであろうと「♪血に染まった~」でなければならない。


前置きが長くなったが、ウィスキイのCMも同様。

ウィスキイを飲んだからといって、美女から、
「背中、見ていていいですか。」とか、
「少し愛して。長~く愛して。」とか、
言われるはずなどないということは、よく分かっている。

しかし、その「虚像」にまず鼻の下を伸ばし、次いでウィスキイに手を伸ばそうという気持ちが生じてくるわけである。

時に逃げ出したくもなるような「実」生活にまみれる毎日。

あくまで個人的な私感ではあるが、具体的なウィスキイの飲み方を織り交ぜるなどして「虚実中途半端」となるくらいならば、もっと「虚」なら「虚」に徹してほしいという気がする。

----------------------------------------------------------------------

以前にも書いたことがありますが、今は無きサントリーさんのサイト「新・無頼派共和国」という掲示板(?)が、私のネットデビューの場でした。

上記の駄文は、その時書いたものです。

大原麗子さんが亡くなりました。
大女優だっただけに、寂しい最期という印象です。

いや、かえって大女優らしい最期なのかな...。

慎んで、ご冥福をお祈り致します。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年8月7日













締切:2009年08月08日22時00分
Powered By クリックアンケート
「あなたが最も共感した社説は?」アンケートを、メルマガ誌上にて実施しています

メルマガ登録解除
バックナンバーpowered by まぐまぐ!
まぐまぐ殿堂入り
メルマガ購読
世界の新聞「101紙」の視点

読者登録規約
バックナンバー
powered by まぐまぐ!
サイト内検索
カレンダー
最近のブログ記事
カテゴリー
月毎アーカイブ
ホームページ作成 大阪

このページのトップへ