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シンガポール紙から見る、英会話能力向上に必要なこと



【国内主要6紙の本日の社説】

2009年9月30日

(以下、掲載順は日々変更)

【東京新聞】
『天下り根絶 新政権の力が試さ』
『メルケル勝利 見たい新ドイツモデル』
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【日経新聞】
『混合診療の解禁へ政治主導で法改正を』
『首相続投に成長託すドイツ』
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【毎日新聞】
『天下り凍結 人事体系見直しを急げ』
『ミスター年金 迫る難題、手腕発揮を』
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【読売新聞】
『東アジア共同体 経済連携の強化で環境整備を』
『予算と税制 財源の手当てが最大の課題だ』
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【朝日新聞】
『予算編成 さあ、大胆な組み替えを』
『ドイツ総選挙 大連立が残した重い教訓』
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【産経新聞】
『長崎市長射殺判決 死刑回避は妥当な判断か』
『自民党新執行部 一丸で党改革に取り組め』
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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

22日付「ストレーツ・タイムズ」(シンガポール紙)
『英会話能力向上に必要なこと』の社説。


「ストレーツ・タイムズ」紙は、シンガポールで最も多く読まれている新聞のようだ。

ちなみに、記事は英語で表記されているとのこと。


『英語がうまく話せるシンガポール人の割合が低下しているというショッキングな傾向を改善しつつ、第2言語の能力も向上させるのは容易ではなかろう』
の一節が、逆に「ショッキング」だ。

シンガポールでは、「英語ができて普通」のようだ。

『学校が一部の生徒ではなく全生徒に英語で授業をしている現状』の一文からも、英語が普通に使われている様子がうかがえる。


英語力向上のためには、

『まずは学校から始めるのがいいだろう。(中略)語学学校や語学教育の専門家が会話力を向上させる方法を学校の教師に指南する』

『語学教師を中心に考えるべきだが、全教師に関与させることも大切だ。生徒の良きお手本になるよう、教師は教室の中だけでなく外でもきちんとした英語を話すべき』

『定期的なスピーチの練習』
『役割練習やドラマ形式の練習』
『ディベートの授業の大幅な復活』

といった方法が良いとしている。

また、
『子供たちには教室の外にも会話力アップに資する環境が必要だ。教師だけでなく両親も、できる限り良いお手本となるようにしなければならない』
との一節がある。

このあたり、わが家の場合はいうまでもなく、日本ではかなり難しいだろうが。


日本でも、幼少時からの英語教育の必要性が言われている。

他の学科の学力向上に支障をきたさず英語を習得できるようになるのならば、シンガポールにおける教育方法を大いに参考にしたいところだ。

しかし、
『英語が家庭内で母語に取って代わられつつあることで、中国語、マレー語、タミール語の習熟度も非常にまずい状況になっている』
との一節もある。

シンガポールのように、将来、日本人のほとんどが英語を習得し、日本の主要紙が英語表記になり、TVの登場人物も英語を話したとしたら...。

個人的には、ちょっと抵抗がある。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

大相撲秋場所で横綱・朝青龍関が優勝しましたが、TV中継などでちょっと気になったことがありました。

優勝を決めて花道を戻る際に抱き合ったり、写真撮影のときに真横に陣取ったりした歌手の方がいました。

最近あの方、いろいろなところによく出没されます。

昔は私もあの方の曲がけっこう好きで、特に「逆流」というアルバムなど、よく聴いていたものでしたが...。

なんだか近頃。
「う~ん、ちょっと...」という感じです。


今日の一枚

今日は、「編集後記」のような内容の長文になってしまいます。
申し訳ありません。


私は、仕事場までバイクで通っています。
近隣の駐輪場を借りてそこに停めているのですが、この写真のように、よくネコに汚されます。

このようにドロ足で汚されることのほか、尿をかけられたりすることもあります。

この駐輪場近辺には野良ネコが多く棲んでいて、ネコ好きな人がよくエサを与えにきたりしているようです。
それで、更にネコが増える結果となっているものと思います。

私もネコは大好きです。
以前から書いているとおり、自宅でネコを飼ってもいます。

しかし、世の中にはネコが苦手、或いは嫌いという人も間違いなくいるわけです。

また、嫌いではないけれども、所有物を汚される、糞尿をされて悪臭に悩まされる、ネコノミやネコそのものに対するアレルギーがある等、迷惑を被っているという人もいることでしょう。

野良ネコにエサをやる行為は、ネコのためを思ってというよりもむしろ、
「エサをやる人の、エサをやる行為そのものに対する自己満足」
だと言ってしまっては言い過ぎでしょうか。

野良ネコにエサをやることにより周囲の人々が迷惑し、結果、そのネコ自身が悪者として扱われることとなってしまったら。

更には、それが発端となって「駆除」されてしまったら。

そのほうが、かえってかわいそうではないでしょうか。

本当にネコのことを考えた時、安易にエサを与えるということが、果たしてネコのためになっていることなのかどうか、今一度よく考えてみてほしいものです。

とは言うものの、たまたま野良ネコを見かけてしまってエサを与えたくなるという気持ちはよくわかります。

正直言えば、私も過去に、野良ネコにエサを与えたことがあります。

そこで、どうしても野良ネコにエサを与えたいという方には、以下のような方法で与えるよう提案してみたいのですが、いかがでしょうか?


・公共の場所や私有地付近ではエサを与えない。道路端であるとか、極力ネコがいることによって他者に迷惑とならないような場所で与える

・その場で食べきれる量を与える。エサをやっている痕跡があるとネコが駆除されてしまう可能性があるので、エサを与えている痕跡を残さないようにする

・エサを与えている所を人に見られないようにする

・本当にかわいそうに思うのなら、エサをやるより、捕まえて不妊手術を受けさせる
seat.jpg


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年9月30日













締切:2009年10月01日22時00分
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