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犯罪多発に感覚が麻痺してしまう理由

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年1月14日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『同盟協議 土台を固め直す議論に』
『性同一性障害 千葉法相の妥当な判断』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『陸山会強制捜査 小沢氏の政治責任は明白 土地疑惑の徹底解明求める』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『日米同盟協議 軍事超えた深化目指せ』
『日航離れ加速 国内外の不安解消急げ』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『いつになれば小沢氏は説明をするのか』
『低位安定を探った日米外相』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『日米外相会談 普天間5月決着 公約に』
『「政治主導」法制化 出遅れを早く取り戻せ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『検察「強制捜査」 小沢氏土地疑惑の解明を急げ』
『日米外相会談 同盟深化へまず普天間解決を』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『自爆テロが続く現状について』(al-Hayat紙)
『ガザ国境で発射された疑惑の銃弾』(al-Quds al-Arabi紙)
『犯罪多発に市民の感覚が麻痺』(Jam-e Jam紙)
『2010年に期待するのは、こんな理由・・・』(Radikal紙)
『緊張は深層部へ』(Radikal紙)
『日本の鳩山首相の去就とトルコ政治』(Hurriyet紙)
『アンカラから南東アナトリアを覆う、濃く厚い霧』(Radikal紙


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『カルザイ氏はさらなる努力を』
ワシントン・ポスト(米) 『厳冬期のロシアのエネルギー戦術』
ガーディアン(英) 『北アイルランド首相が休職』
ルモンド(仏) 『ネット広告に課税』
アラブ・ニューズ(サウジアラビア) 『もう1つの米国のイニシアチブ』
ネーション(タイ) 『米国の冒険主義』
光明日報(中国) 『鳩山首相が初の訪中で謝罪する意義』
中央日報(韓国) 『為替と原油価格に暗雲』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『驚くべきCIA基地自爆攻撃』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

6日付「Jam-e Jam」紙(ペルシア語メディア)
『犯罪多発に市民の感覚が麻痺』の社説。


Jam-e Jam」という、ペルシア語の新聞。
私も詳しくは知らないのだが、イランで発行されている新聞だと思う。

詳しくご存知の方がいらしたら、ぜひ教えていただきたい。


この社説。
『社会を震撼させるような犯罪ニュースに対して人々が普通の反応しか示さなくなっているのはなぜか、その原因について』
書かれている。


個人的に興味深いのが、犯罪学者・タヴァーナー博士の以下の発言だ。

『同氏は重大犯罪に対する感情的・情緒的・心理的反応が変化してしまった別の要因として、「暴力犯罪の増加・多様化、経済的・社会的問題の存在、博愛主義的な意識の希薄化、家族の絆の弱体化、そして倫理的価値観の後退が人々の無関心に強い影響を及ぼしている」と指摘している』

『忘れてはならないのは、社会やライフスタイルの変化に応じて一部の感情や価値観が変わっていくのは自然なことである、ということだ。過去の社会的・精神的・倫理的状況を取り戻すことはできないのである』

『一番いいのは、〔社会・精神〕病理学を用い、〔新たな〕社会的・文化的システムを提起することで、現在の状況の改善に取り組むことだろう』


「古きよき時代」に戻ろうとするのではなく、新たなシステムを構築すべきとしている。

イスラム教国ということから抱くイメージとは、少し違った印象を受ける。


ところで、文中に「同害報復刑」という言葉が出てくる。
いわゆる、「目には目を、歯には歯を」というやつである。

個人的にはとても共感する刑罰なのだが、日本国内においては、反対必至であろう。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

「あしたのジョー」で、矢吹丈が世界選手権に臨む際、警察の楽隊が国歌吹奏をするというシーンがあったかと思います。

かつてはジョーを追いかけていた警察が、今はジョーのために演奏している...。
とても目頭が熱くなった記憶があります。


引退を表明した千代大海が、初優勝した時。

少年時代の千代大海を追いかけていた警察が優勝パレードの先導をしたのを見て、このシーンを思い出しました。

千代大海関。
お疲れ様でした。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年1月14日












締切:2010年01月15日22時00分
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