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中国におけるグーグル検閲について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年1月15日

(以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】
『補給支援打ち切り 国益を失う愚かしい選択』
『小沢氏土地疑惑 民主党は問題視せぬのか』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『小沢資金問題 焦点は『闇献金』の有無』
『大学生への支援 増やさねば格差広がる』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『中国はネットの「表現の自由」認めよ』
『インド洋給油の早期再開を』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『小沢氏側捜索 4億円の真相解明を』
『グーグル検閲 中国の品位の問題だ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『海自給油終了 代替の人的貢献策を検討せよ』
『稲盛日航CEO 労使一体の抜本改革で再生を』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『小沢幹事長 なぜ聴取に応じないのか』
『ハイチ地震 最貧国の大災害に救援を』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『自爆テロが続く現状について』(al-Hayat紙)
『ガザ国境で発射された疑惑の銃弾』(al-Quds al-Arabi紙)
『犯罪多発に市民の感覚が麻痺』(Jam-e Jam紙)
『2010年に期待するのは、こんな理由・・・』(Radikal紙)
『緊張は深層部へ』(Radikal紙)
『日本の鳩山首相の去就とトルコ政治』(Hurriyet紙)
『アンカラから南東アナトリアを覆う、濃く厚い霧』(Radikal紙


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『戦争の民間請負とその代償』
ワシントン・ポスト(米) 『権力の空白が続くナイジェリア』
ガーディアン(英) 『イラン科学者の死』
ルモンド(仏) 『仏、ルワンダと復交』
フランクフルター・ルントシャウ(独) 『波紋呼ぶプロテスタント代表の発言』
バンコク・ポスト(タイ) 『コブラゴールドに韓国が初参加』
人民日報(中国) 『9億の農民に深く感謝』
東亜日報(韓国) 『鳩山政権の実績なきビジョンの限界』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『ナイジェリアの空白』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

15日付
「日経新聞」『中国はネットの「表現の自由」認めよ』
「毎日新聞」『グーグル検閲 中国の品位の問題だ』
の社説。


2紙とも同じ話題だが、日経紙は「検閲」、毎日紙は「サイバー攻撃」ということを中心に書かれているようだ。

日経紙は相変わらず、「自由」「規制」ということについて強く反応する。
もちろん、今回の反応は当然のことであろうが。


ところで先日、『Googleは臆病だ!』という記事を、ネットで読んだ。

「Googleサジェスト」という機能がある。

Googleの検索ボックスに文字を入力すると、想定されるキーワードの候補を先読みして表示してくれるというものだ。

これを、宗教に関するキーワードで試してみると、検索候補にある変化が見られるそうだ。

たとえば、

christianity is (キリスト教は)
judaism is (ユダヤ教は)
buddhism is (仏教は)
hinduism is (ヒンズー教は)

などという語句を入力すると、

「宗教名」is not a religion (宗教ではない)
「宗教名」is a cult (カルトである)
「宗教名」is a false (誤りである)

などといった候補が現れるのだが、なぜか、

islam is (イスラム教は)

と入力した場合については、こうした候補が出てこないというのだ。


どんな情報を表示させるのか。
それはひとえに、Googleの意思によるものということらしい。


今回は中国でのケースが問題となっているが、ならば日本においては、検閲など何もないのだろうか。

検索すれば何でも自由に表示されているように思っているが、実は特定の情報についてのみ表示されないようになっているなど、考えられなくもない。

「日本の一般庶民だけが何も知らない」というような情報は、本当にないのだろうか。


『インターネット検索最大手の米グーグルが中国政府に対し、ネット情報の検閲をやめるよう求め、米政府と中国が協議することになった』(日経紙)

『グーグルの検閲拒否やサイバー攻撃問題も、米中間の駆け引きの中から出てきたという見方もある』(毎日紙)

一企業のサービスのあり方が国同士の問題へと発展していることともあわせ、何だかとても怖くなってくる。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

Googleの検索ボックスに『桐鳳』と入力すると、「Googleサジェスト」機能により、『桐鳳柳雨』と候補が現れます。

その数、約5~6万件。

また、同じく『世界の新聞』と入力すると、『世界の新聞「101紙」の視点』と候補が現れます。

その数、約3万件。

初めてこれを知ったときは、意味もなく何だか嬉しい思いがしました。

しかし。

普通は、店が頭を下げて客からお金をいただくものですが、こと「Google」や「Yahoo!」などについては、客がお金を払った上で、更に店に頭を下げているような感があります。

「注目社説」コーナーの話もそうですが、何だか、「これで大丈夫なんだろうか」という漠然とした不安を感じます。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年1月15日













締切:2010年01月16日22時00分
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