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英国のローズ財相辞任について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年6月2日

(以下、掲載順は日々変更)

【毎日新聞】
『首相退陣論加速 「小鳩」双方に責任がある』
『郵政改革法案 成立を急ぐ必要はない』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『鳩山首相進退 民主党は密室排し広く議論を』
『GM破綻1年 国有化から脱する道は遠い』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『首相退陣論 これで逆風はかわせない』
『ネット広告 「通信の秘密」を侵すな』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『首相進退問題 トップ2人の共同責任だ』
『郵政法案 参院で徹底的に審議せよ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『子ども手当 『社会で育てる』大切に』
『ガザ支援船攻撃 人道救済まで封じるか』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『成長戦略は的を絞りスピード感を出せ』
『国内商取再編に猶予はない』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『イランとの合意の後に来るものは・・・』(Milliyet紙)
『ハサン・ジェマルとのインタビュー』(Milliyet紙)
『憲法改正案と過去の清算、80年クーデター』(Milliyet紙)
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加』(Mardomsalari紙)
『シリアの砂漠の中で1915年4月24日をおもう』(Radikal紙)
『北キプロス大統領選挙結果がもたらすもの』(Milliyet紙)
『イノニューダヴトオール、歴史と再現』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『危機にさらされる欧州の銀行』
ワシントン・ポスト(米) 『朝鮮半島の危機と中国』
デーリー・テレグラフ(英) 『トルコの政策転換』
ルモンド(仏) 『仏国家、半世紀の不正に償い』
南ドイツ新聞(独) 『モスクワの春』
ベドモスチ(ロシア) 『腐敗見逃しの合法化』
ストレーツ・タイムズ(シンガポール) 『グーグルの個人情報誤収集』
中央日報(韓国) 『北に核保有国の地位認めず』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『海上で敗北したイスラエル』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

5月30日付「サンデー・テレグラフ」(英国紙)
『ローズ氏の辞任は正しい』の社説。


この問題。

ローズ議員の、
『「動機は、最大の利益を得るためではなく、プライバシーと性的好みを守るためだった」』
との言葉を信じれば、「パートナー」が同性ではなく異性だったとしたら、
『「パートナーあるいは家族からの住居賃借料」に充当するため経費請求してはならない』
とのルールに違反しなかったということになるのだろうか。

もちろん、仮にそうだとしても、自腹を切ってパートナーに住まいを提供すればいい話だ。
責任を免れることはないのだろうが、若干ニュアンスが違ってくる。


英国には比較的同性愛者が多いとか、そうした人たちに理解があるとか聞いたことがある。
(真偽のほどは定かでないが)

それでも、大臣クラスの人だと、それをカミングアウトすることに偏見を持たれてしまう傾向がまだあるのだろうか。

個人的には、同性愛というのはあまり好きではない。

だからといって、そうした人たちに偏見は持っていないつもりだ。
「同じご趣味の方々同士で、ご自由にどうぞ」というところだろうか。

もしも、同性愛に対する偏見がもう少し弱かったら、この問題がどうなっていたのか、とても気になるところだ。


ところで、
『ローズ氏は、議員になる前には銀行家として成功して財をなした人物であり』
との一節がある。

日本の感覚だと、大臣たるもの、「清貧」を旨としているくらいの人のほうが好まれそうなところがある。

しかし、カネモウケがヘタな人が大臣となって、国の赤字を減らすとか財政を再建するとかそうした手腕があるのかということになると、確かに疑問が生じなくもない。

自身の「財をなす」才覚を、国家の財政再建のために最大限活用してくれたなら、よい結果が生まれそうな気もする。

だとするならば、小沢・民主党幹事長あたりに財務大臣などやっていただくとよさそうかもしれない。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

野球で、たとえば3塁線を破るヒットを放ったとしましょう。
普通は、2塁打になるケースです。

しかしプロ野球史上、私の知る限り1人だけ、これをシングルヒットにとどめてしまう左翼手がいました。

打撃もとても独特で、とにかく引っ張り一辺倒。
巻き込むようにして打つのが得意でした。

しかし、レフトとして天才的な守備を誇りながらも、30歳にしてサードにコンバートされてしまいます。

内野手から外野手へのコンバートはよく聞きますが、外野手から内野手へ、それも移動した後も「名手」といわれるほどの守備を見せたのは、私はこの選手の他に知りません。

コンバートを伝えられた後、この選手は正月返上で猛特訓に明け暮れました。

一説には、グラブの最適な捕球ポイントを丸く切り抜き、手のひらの皮膚が見えているその箇所にボールが当たる痛みで、適切な捕球ポイントを体に覚えこませたとも聞きます。

高校進学後、1年生ですぐにレギュラーとなり甲子園で優勝。

東京六大学に進学後も1年生でレギュラーになるという天才肌でもありましたが、努力の天才でもあったわけです。

この選手の打ち立てた東京六大学の通算安打数の記録は、40年以上経た今でも依然として最多記録として残っています。


「背番号8」の巨人軍のユニフォーム姿がとてもカッコよかった、高田繁さん。

ヤクルトスワローズの監督辞任を決断した最後の一押しは、少年ファンの「高田、やめちまえ!」との一言だったそうです。

年齢的にも、また高田さんの監督としての実績からしても、現場でユニフォームを着ることは、もしかしたらもう2度とないかもしれません。

私たちの世代が少年時代に声援を送った高田さんがこんな形でグラウンドを去ってしまうということが、とても悲しく感じられてなりません。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年6月2日













締切:2010年06月03日22時00分
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