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鳩山・小沢ダブル辞任について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年6月3日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『鳩山・小沢退陣 脱「二重権力」で政策転換図れ』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『鳩山・小沢ダブル辞任 「維新」の出直しに挑め』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『首相進退問題 トップ2人の共同責任だ』
『郵政法案 参院で徹底的に審議せよ』
(詳しくはこちらへ)
(サイトの社説表題が昨日のままです)

【東京新聞】
『国民が置き去りだ 鳩山首相の退陣表明』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『期待を失望に変えて去る鳩山政権の罪』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『鳩山首相退陣 民主党は猛省し出直せ』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『イランとの合意の後に来るものは・・・』(Milliyet紙)
『ハサン・ジェマルとのインタビュー』(Milliyet紙)
『憲法改正案と過去の清算、80年クーデター』(Milliyet紙)
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加』(Mardomsalari紙)
『シリアの砂漠の中で1915年4月24日をおもう』(Radikal紙)
『北キプロス大統領選挙結果がもたらすもの』(Milliyet紙)
『イノニューダヴトオール、歴史と再現』(Radikal紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『国土防衛の穴を早急に埋めよ』
ワシントン・ポスト(米) 『イスラエルが失態を挽回する道筋』
デーリー・テレグラフ(英) 『大難題に直面するBP』
ルモンド(仏) 『仏社会党首の指導力』
アラブ・ニューズ(サウジアラビア) 『中東を非核地域化に』
21世紀経済報道(中国) 『「アジアの世紀」が直面する3つの挑戦』
人民日報海外版(中国) 『米国の新安保戦略』
韓国日報(韓国) 『鳩山辞任と韓日関係』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『鳩山首相と小沢幹事長の辞任』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

鳩山・小沢ダブル辞任について書かれた社説を見てみる。


両氏が辞任したことについては、各紙とも肯定的だ。

しかし、その内容は、「民主党自体に問題あり」とする論調と「両氏に問題あり」とする論調の2つに大別できる。

右系紙、及び政党機関紙は、おおむね前者だ。

それに対し左系紙は後者といったところだが、とりわけ朝日紙にその傾向が顕著に見られる。

『小沢氏もこの際、政界引退を考えるべきだ』とまで書いており、この8ヶ月間の「罪」を、全て両氏に負わせているという感さえある。


『「政権交代そのものが間違いだった」といった幻滅感が、有権者の間に広がりつつあるとすれば事はさらに深刻である』
『政権交代なくして実現できなかった変化は少なくない』
と、朝日紙にある。

確かに、
『事業仕分けでは税金の使い道に対する国民の見方を大きく変えた。日米安保条約改定や沖縄返還をめぐる日米密約が明らかになったのも政権交代の成果である』(毎日紙)
ということはあるかもしれない。

しかし、たとえば辞任の理由の一つである普天間問題。

日米安保や沖縄からの基地撤去に国民の関心を集めさせた点を「功」とする見方もあるが、これなどは単に、「迷走した末の結果論」のようにも思えてしまう。


個人的には、
『鳩山内閣が自民党の長期政権時代にできなかった改革を次々と実行する過程で強い抵抗に遭い、政権運営が行き詰まったというのならまだ救いがある』
との日経紙の一節に共感する。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

鳩山首相。
個人的には決して嫌いではありません。

人間的には友愛精神にあふれる、良い方なのだと思います。
ただ失礼ながら、首相としての資質に欠けてらしたということなのでしょう。

逆に小沢幹事長については、あくまでマスコミを通した印象ですが、人間的にはどうなのだろうという感があるものの、政治的手腕には長けている方なのだと思います。

鳩山氏の思うところを小沢氏の手腕を使って実現させるというような形だったら、もう少し違う結果になったかもしれません。


ところで、前回の「注目社説」コーナーの最後の部分。

>小沢・民主党幹事長あたりに財務大臣などやっていただくとよさそうかもしれない。

との一言を、私の「本心」と受け止めた方もいらっしゃるかもしれません。

表現が悪くて申し訳ありませんでしたが、あくまで「ブラックジョーク」ですので、念のため。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年6月3日

(産経サイトの社説が昨日のまま更新されておりませんので、アンケートから除外してあります)






締切:2010年06月04日22時00分
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