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中国紙から見る米国の新安保戦略について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年6月4日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『民主新代表へ 思い切った人事を望む』
『ガザ沖の悲劇 イスラエルは封鎖を解け』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『出生数減少 子供を増やす制度に直せ』
『民主党代表選 拙速で政策論争に欠ける』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『民主代表選 旧態依然繰り返すのか』
『漫画性描写規制 仕切り直して論議を』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『新内閣は人口減少に危機感を持て』
『民主の再起をかけた代表選』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『民主党代表選 刷新の覚悟が問われる』
『支援船急襲 ガザ封鎖解除が急務だ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『民主党代表選 8か月半の総括が不可欠だ』
『野口さん帰還 フロンティア開拓に生かそう』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『自由船団に乗船していたイスラエル国会のアラブ系議員、ガザ封鎖の解除を訴え』
(al-Quds al-Arabi紙)
『イランとの合意の後に来るものは・・・』(Milliyet紙)
『ハサン・ジェマルとのインタビュー』(Milliyet紙)
『憲法改正案と過去の清算、80年クーデター』(Milliyet紙)
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加』(Mardomsalari紙)
『シリアの砂漠の中で1915年4月24日をおもう』(Radikal紙)
『北キプロス大統領選挙結果がもたらすもの』(Milliyet紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『イスラエルとガザ封鎖』
ワシントン・ポスト(米) 『ハイチの復興を脅かす危険』
ガーディアン(英) 『英新政権、アフガン戦略見直す時』
ルモンド(仏) 『イスラエル三重の大失敗』
ネーション(タイ) 『中国は朝鮮半島で国際責任を果たせ』
新京報(中国) 『なぜ鳩山内閣も「短命」だったのか』
人民日報(中国) 『「ガザ支援船」襲撃の影響』
ハンギョレ新聞(韓国) 『李明博政権への厳しい審判』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『ドイツの国際的役割』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

1日付「人民日報海外版」(中国紙)
『米国の新安保戦略』の社説。


この件について今のところ、少なくとも国内主要紙社説では取り上げていない。

このところ日本国内では、普天間問題や社民党の連立離脱、鳩山首相辞任などの大きな出来事が続いたこともあるだろう。

しかし、
『米国は5月27日、オバマ政権になって初の「国家安全保障戦略」を発表した。報告は、ブッシュ前政権の「単独行動主義」、「対テロ戦争」、「先制攻撃」といった戦略構想とはまったく異なる印象を与える』
と、されている。

この新安保戦略には、「中国・インド・ロシアと"より深く、効果的なパートナーシップの構築"を目指す」との表明もあるようだ。

また、先日のNHKニュースだったか、
「外務省がアメリカで行った世論調査で、アジアの中で最も重要なパートナーとして中国をあげた有識者が半数を超えて日本を上回った」
という報道もあった。

同盟関係にある日本が無関心でいていいものでもないと思う。


ところで、2ヶ月ほど前に弊誌で、ワシントン・ポスト紙の、

『オバマ大統領は就任直後にパキスタン奥地のテロ容疑者を攻撃するために無人爆撃機を投入することを承認した』

『無人機による攻撃を最初に実施したのはブッシュ政権だが、攻撃はオバマ政権になってからますます増えている。要するに、それは安全保障政策の目玉になっているのだ』

という社説を紹介した。

そして、これについて個人的な意見として、
『攻撃権限の根拠とされている、「AUMF」(軍隊使用授権決議)そのものを改めて見直す必要があるのでは』
ということを書いた。

この点について、新安保戦略では、「ブッシュ前政権の"先制攻撃論"を排除する」と、されているようだ。

人民日報海外版にも、
『オバマは、ブッシュの「対テロ戦争」という表現を捨て去った』
『テロは米国の主流文化の中からも生まれており、米国の安全を脅かす隠れた要因となっている』
との、一節がある。

また、CNNの報道に、
「国内でテロ未遂事件が相次いだことを受け、国土安全保障と国家安全保障を初めて統合し、海外からの脅威だけでなく、国際テロ組織アルカイダにスカウトされた米国内のテロリスト対策を盛り込んだ」
というものがあった。

テロについては断固とした姿勢で臨むべきではあろうが、不必要な殺戮が少しでも減ることになるとするならば、好ましいことと思う。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

昔、本宮ひろ志さんの漫画で、「やぶれかぶれ」という作品がありました。

本宮さんが参議院選挙に立候補する過程を漫画にしようというものだったと記憶しています。

その際、政治や選挙の指南役として登場したのが、当時、社民連の若手代議士だった、菅直人氏でした。

まさかその人が30数年近く後に総理大臣になろうとは、夢にも思いませんでした。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年6月4日













締切:2010年06月05日22時00分
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