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インド国家に対するストについて

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年7月8日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『高速の無料化 優先すべき税の使途か』
『二重課税訴訟 不公正を排すためには』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『角界強制捜査 場所返上を決断する時だ』
『択捉島で露軍演習 G8と思えぬ蛮行許すな』
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【東京新聞】
『国会議員削減 助成金も仕分けしては』
『地域主権 あの意気込みはどこへ』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『(参院選 政策を問う)もっと広い視野で税制改革の論戦を』
『英語は企業人の必須科目に』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『参院選...税制改革 本格協議の出発点に』
『ゆうパック混乱 「顧客より利益」のツケだ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『反捕鯨船長有罪 悪質な妨害活動が指弾された』
『ゆうパック遅配 顧客第一の視点を忘れるな』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『終わりなき犯罪』(Jam-e Jam紙)
『イスラエルのアラブ系議員たちに強まる逆風、自由船団に乗船していたズアビー議員は
議員特権を一部剥奪』(al-Quds al-Arabi紙)
『自由船団に乗船していたイスラエル国会のアラブ系議員、ガザ封鎖の解除を訴え』
(al-Quds al-Arabi紙)
『イランとの合意の後に来るものは・・・』(Milliyet紙)
『ハサン・ジェマルとのインタビュー』(Milliyet紙)
『憲法改正案と過去の清算、80年クーデター』(Milliyet紙)
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加』(Mardomsalari紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『労働者を搾取する中国』
ニューヨーク・タイムズ(米) 『開かれた宇宙政策』
ワシントン・ポスト(米) 『またも行方不明の中国の弁護士』
デーリー・テレグラフ(英) 『拷問関与疑惑の調査は必要か』
ルモンド(仏) 『ポーランドの相対的成功』
南ドイツ新聞(独) 『物理学の終わり』
アラブ・ニューズ(サウジアラビア) 『サウジの雇用情勢』
東亜日報(韓国) 『注目されるロシアの北朝鮮難民対応訓練』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『インドの燃料補助金問題』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

1日付「南ドイツ新聞」
『社会的パートナーの面目』の社説。


7日付「ウォールストリートジャーナル」
『インド国家に対するスト 改革案を出せない野党がスト決行』の社説。


『6年間の政権運営でインドの財政を底なし沼に突き落とした後で、与党であるインド国民会議は燃料の価格を規制緩和することで珍しく経済の改革を実行しようと試みている。これは良い知らせだ。』

『しかし悪い知らせもある。形式的には自由化推進派であるインド人民党が、大衆迎合的な反対政党に変身し、このとうの昔に実現されているべきだった政策の実現を遅らせようと決心していることだ。』

『これが月曜日の、インド人民党とその左翼連合政党が主導した全国ストの発したメッセージであるが、これにはインド共産党も含まれている。』

『この連合が主張するところでは、デリー政府は「インド人民を組織的に飢えさせようと」画策している。燃料費補助を削減し、インフレが激しい最中に価格を高騰させることで、だ。』

『彼らは規制緩和を即時撤廃することを求めている。このストはマハーラーシュトラ州から西ベンガル州までを襲った。更に、反対派は近日中の次波のストを警告している。』

『インド人民党の実力者はこれが正しい政治だと考えているかも知れない。』

『インド国民会議は数十年に渡り政権を維持して来たが、これはインドを世界貿易から隔離し、貧困層に補助金を与えることで実現した。』

『アジアの他地域が経済成長に沸いている間、インドは困窮した淀みでしかなかった。しかしこうした事実にも、政治家は無関心だった。』

『彼らは自分の職さえ確保されていれば満足だったのだ。同様に、インド人民党は月曜日のストで一般のインド国民が喪失した労働時間、雇用で数十億ルピーが無駄になっても気にする様子もない。』

『こうした政治のパターンは1991年に変わらざるを得なかった。インド財政は困窮し、世界経済にドアを開けるしか選択肢はなかったからだ。』

『インド国民会議の元首相、ナラシンハ・ラーオがビッグ・バンに相当する改革を開始し、その後のインド人民党のアタル・ビハーリー・ヴァージペーイー首相もその改革を引き継いだ。』

『これが現インド国民会議政権になって、これは陰の実力者ソニア・ガンディーに間接的に操られているのだが、政治家たちは国家統制主義者に退行してしまった。社会福祉政策や雇用保障に金をばら撒きながら、である。』

『財政赤字はGDPの6.6%で、16年間で最大となっている。政府の負債総額はGDPの80%にもなっている。』

『議会のガソリン、軽油価格を政府統制から解き放つ、という決定はこの出血を止めるための勇気ある方策だった。』

『政治的に操作された燃料価格が規制撤廃の結果上がってしまう、という現象が国民受けする訳がない。』

『しかしこれは必要なことなのだ。前年度、商品価格の高騰に伴い、インド政府は50億ドル以上を補助金に投下したのだ。』

『国家をこうした足枷から解放することで、国家の累積赤字削減の手段が出来、また他使途の支出が可能になるのだ。』

『更に重要なことは、消費者により合理的な燃料の使い方を促すことにもなる。多くの国は、最近ではインドネシアが、燃料価格を自由化したが、その結果として貧困層の反乱は起こっていない。』

『インド人民党が真に経済改革の党であったなら、政府のこうした政策に同党は拍手し更なる実現を求めるはずである。』

『インド政府はガソリン価格については全面的に規制を撤廃したが、軽油については部分的であり、灯油、調理用ガソリンには今のところ対象外である。』

『インド国民会議はまた、国有の燃料会社の民営化を実施していない。その非効率が消費者に高コストを強いることになっているのに、だ。』

『より広範囲での自由化も阻まれている。インド国民会議は小売、保険、銀行業界を外資に開放する研究をもう何年も続けて来た。』

『このインド国民会議の政府がドーハ・ラウンド国際貿易協議を骨抜きにする重要な役割を演じ、近年保護主義に退行したのだ。』

『もしインド人民党がこれに奮起しないなら、これらの政策はインド国政から現金を奪い去り、究極的には雇用と繁栄を犠牲にするのだが、彼らは別種のストに直面する可能性がある。選挙で、である。』

メルマガ【ウォールストリートジャーナルを読む! 毎日お届け】主催者:訳


今日の雑感

とても眠いです...。

すみません。
今日は、このへんで...。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年7月8日













締切:2010年07月09日22時00分
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