サウジアラビア紙から見る米国でのコーラン焼却問題
【国内主要６紙の本日の社説】
2010年９月17日
（以下、掲載順は日々変更）【東京新聞】
『尖閣衝突事件 『反日』の暴走を防げ』
『沖縄と防衛白書 歴史的経緯無視するな』
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【日経新聞】
『介入の次に問われる成長戦略の実行力』
『司法修習の給費継続は変だ』
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【毎日新聞】
『岡田新幹事長 ねじれと「挙党」の試練』
『リーマン２年 再発防止の備え十分に』
（詳しくはこちらへ）
【読売新聞】
『岡田新幹事長 継続された「脱小沢」体制』
『排外主義の台頭 異文化とどう共生していくか』
（詳しくはこちらへ）
【朝日新聞】
『岡田新幹事長 新しい政治文化の先頭に』
『日印ＦＴＡ 自由貿易圏へ弾みがつく』
（詳しくはこちらへ）
【産経新聞】
『反日運動 中国は邦人の安全を守れ』
『岡田幹事長 「脱小沢」貫き現実路線を』
（詳しくはこちらへ）
【中東メディア 最近の主な社説表題】
日本語で読む中東メディアより
『賛成派勝利を世界は歓迎、しかし・・・』（Milliyet紙）
『世俗主義者の中にも深い分裂』（Radikal紙）
『「十分ではないが悪くもなかった」エルドアンのディヤルバクル演説』
（Radikal紙）
『中身はからっぽ！エルドアンのディヤルバクル演説』（Milliyet紙）
『改憲国民投票にイエスか、ノーか』（Radikal紙）
『ラディカル紙へ、感謝と別れの言葉』（Radikal紙）
『ラマダーン月と物価上昇』（Al-Ahram紙）
【世界主要紙 最近の主な社説表題】
世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか？より
ニューヨーク・タイムズ（米） 『銀行に対する新たな規制』
ワシントン・ポスト（米） 『米国人女性を解放したイラン』
ガーディアン（英） 『栄光は過去のものに』
ルモンド（仏） 『金融業務調節の長い行程』
南ドイツ新聞（独） 『日本の権力ゲーム』
フランクフルター・アルゲマイネ（独） 『民主化目指す憲法改正案を承認』
環球時報（中国） 『日本の国政混乱と東シナ海』
東亜日報（韓国） 『金滉植氏の行政能力を検証する聴聞会に』
フィナンシャル・タイムズ（英） 『金融安定化への遠い道』
【桐鳳オススメのニュースサイト】
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独断と偏見はご容赦！【最近の社説の、ここに注目】
１１日付「アラブ・ニューズ」（サウジアラビア紙）
『コーラン焼却に異常な関心』の社説。
『同時にここにはもっと大きな問題がある』
『サウジアラビアの平均的なスーパーマーケットのスタッフの人数より少ない信徒しかいない教会の無名の牧師が、オバマ大統領やクリントン国務長官を脅かして注目させることができるのは極めて異常である』
『思いあがった無名の狂信者にあまりに多くの注意を払ったとして、メディアが悪いと言う者も多い』
『いかなる社会にも少数の狂信者が存在する。イスラム教国家においても反キリスト教、反ユダヤ教の熱狂的な考えを持った、頭のおかしい導師がいるのは間違いない』
『しかし、急進主義者や過激主義者に彼らが切望する売名の機会を与えるのは無責任である』
『不幸なことに、米国においては、取るに足りない組織の取るに足りない指導者の誰でもコーランを焼却すると脅すことができ、そしてマスコミの取材やホワイトハウスのホットラインを保証されるのだ。それは恐るべきことである』
コーラン焼却自体にもっと怒りを爆発させているのではないかとも思ったが、アラブ・ニューズ紙ではむしろ米国マスコミの姿勢に疑問を呈している。
もしも日本において、『サウジアラビアの平均的なスーパーマーケットのスタッフの人数より少ない信徒しかいない』無名の教祖が「コーランを焼く」とアピールしたら、マスコミはどう対処するだろう。
おそらく、黙殺するのではなかろうか。
このあたりからも、米国が潜在的にイスラム教をどう見ているのか、そしていかに過敏になっているのかが、うかがえるように思える。
メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております
今日の雑感
先日から弊誌ホームページにおいて、【昨今の話題】アンケートを実施しています。
これについて、「メルマガでもこのコーナーを設定したら？」というご意見をいただきました。
アンケート部分が多くなって弊誌面が間延びしてしまう懸念もありますが、今回、載せてみることにします。
【９月17日（金）、あなたが最も共感した社説は？】アンケート
締切：2010年09月18日22時00分Powered By クリックアンケート 締切：2010年09月18日22時00分
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