新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

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中国紙から見る日本への「連続した反撃の戦い」について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年9月24日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『第三国定住 難民が暮らしたい国に』
『大相撲 組織の正常化はまだだ』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『途上国支援 戦略とめりはりに工夫を』
『お彼岸と葬儀 変わらぬ意義を考えたい』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『介護保険 持続可能な制度目指せ』
『経済連携協定 内向き脱し世界に目を』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『日本の金型技術を守るのは当然だが』
『科学予算に若手の目を』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『片山総務相 ガチンコの改革を期待』
『法曹養成制度 「将来像」の再検討を』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『大阪地検特捜部 組織的隠蔽の批判は免れない』
『途上国支援 国連開発目標の着実な達成を』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『賛成派勝利を世界は歓迎、しかし・・・』(Milliyet紙)
『世俗主義者の中にも深い分裂』(Radikal紙)
『「十分ではないが悪くもなかった」エルドアンのディヤルバクル演説』
(Radikal紙)
『中身はからっぽ!エルドアンのディヤルバクル演説』(Milliyet紙)
『改憲国民投票にイエスか、ノーか』(Radikal紙)
『ラディカル紙へ、感謝と別れの言葉』(Radikal紙)
『ラマダーン月と物価上昇』(Al-Ahram紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『ミレニアム目標達成のために』
ワシントン・ポスト(米) 『トルコは民主主義に近づいたか』
ガーディアン(英) 『オバマ氏とアフガン戦争』
ルモンド(仏) 『スウェーデンからの教訓』
南ドイツ新聞(独) 『平壌王朝の世継ぎ』
アラブ・ニューズ(サウジアラビア) 『パラダイムの転換』
自由時報(台湾) 『「釣魚島」は「3カ国」の争い』
韓国日報(韓国) 『北朝鮮党代表者会を落ち着いて見守ろう』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『ミレニアム目標』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

20日付「環球時報」(中国紙)
『日本への「連続した反撃の戦い」を準備しよう』の社説。


環球時報紙は、中国の新聞の中でも「排日的」とされているとも聞く。
そういうこともあってか、日本からするとかなり刺激的な言葉が並んでいる。

ならば、ただ感情的に日本を批判しているだけかというと、そうではなく、

『中国社会は、われわれが日本との間で「連続反撃戦」を展開する上での優位性と不利な要素をはっきりと見て取る必要がある』

として、優位な点・不利な点を具体的に挙げた上で、

『日本にさらなる制裁を加える一連の計画を立て、日本に対する外交上の「連続的した牽制・反撃の戦い」を行うべきである』

と、主張している。


翻って、日本の主要紙社説を見てみると、

『両国政府が知恵を出しあい、冷静に事態を収めなければならない』(朝日紙)

『各国に尖閣問題についての日本の立場を説明するなど積極的に発信して対抗する必要がある』(産経紙)

『中国側に過剰な対抗措置を取ることは自制すべき』(東京紙)

『中国政府に冷静な対応を求めたい』(日経紙)

『事態をこれ以上エスカレートさせないための賢明な対応が必要だ。中国側には自重を求めたい』(毎日紙)

『中国は、2005年の「反日」暴動を再来させることのないよう、国内世論の沈静化に努めるべきだ』(読売紙)

と、具体性に欠け、いささか心細く思えてくる。


『日本との今回の闘争は必ずや漁船衝突の危機を解決することに限定し、日本に対する中国の直接要求を中国船長の無条件釈放にとどめねばならない』

『中国が闘争目標を釣魚島問題の徹底解決に拡大するのは適切ではない。なぜならそれは中国が単にできないだけでなく、自ら容易に受け身の立場に陥ってしまうからだ』

このように環球時報紙は結ばれているが、今回の問題が、何らかの「目的」達成に向けて描かれた絵図...計略のようにさえ思えてきてしまう。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

メルマガ誌上、「注目社説」コーナーの真上に、【「101紙」アーカイブ】という新コーナーを設けました。

弊誌過去記事の一覧です。

ホームページに掲載したものを、2008年9月まで遡って見ることができます。

社説引用文が掲載されていないものがほとんどですが、各紙社説表題、及び「注目社説」「編集後記」両コーナーについては、読むことができます。

あなたが購読されるようになる以前の記事や、開封していない日の記事など。
気になる表題がありましたら、ご覧になってみて下さい。


【あなたが最も共感した社説は?】アンケート

【9月24日(金)】












締切:2010年09月25日22時00分
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