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昨年大晦日の社説表題と、現状との差異

【国内主要6紙の本日の社説】

2008年12月31日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『「普天間」移設 日米合意案通りに進めよ』
『中国経済減速 社会不安すら起きている』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『公益法人改革―「民の力」が育つように』
『チベット問題―いまこそ対話の好機だ』
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【産経新聞】
『中国08憲章 政治改革は避けられない』
『時効 撤廃も視野に深く論議を』
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【東京新聞】
『大晦日に考える 危機を転機にしたい』
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【日経新聞】
『記録的な株安を将来の変化への一歩に』
『「自・民有志」年金提言の意義』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『08年を振り返る 国家のきしみが聞こえる』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

本日は少し趣きを変えて、昨年大晦日の社説表題と、現状とを比べてみたい。


昨年の表題は、以下のとおり。

【朝日新聞】
『希望社会への提言(10)―仕事も生活も、そして子供も』

【産経新聞】 
『回顧2007 「偽」は必ず見破られる 取り繕う政治からの脱却を』

【東京新聞】
『大晦日に考える 謝罪続きで年が暮れて』

【日経新聞】
『世界のマネー変調、日本株の下げ目立つ』

【毎日新聞】 
『07年を振り返る 空気読めずに政治が迷走 民意つかみ「信」の回復を図れ』

【読売新聞】
『民主党対案 「何もしない」は世界に通用しない』
『トヨタ世界一 自動車業界の新盟主の課題は』






朝日。
昨年は、主に「短時間労働」と「均等待遇」について書いていた。
正規雇用者と非正規雇用者との待遇格差を見直せとのことだが、格差是正どころか、大量に解雇されてしまっているのが現状だ。


産経。
「偽」とは昨年のことだったかと、まず思った。
この問題、今年も続いていたように思う。
「取り繕う政治」は、相変わらずといったところか。


東京。
大量解雇に金融危機という現状。
「謝罪して済んでいるうちはまだよかった」と言いたくなるようだ。


日経。
これは、予想以上だろう。
昨年末時点で「日本株の下げ目立つ」としているが、現状は更に下げている。
「世界のマネー変調」については、変調どころの騒ぎではなくなっている。


毎日。
福田氏まで首相の座を放り出すとは、この時点では想像できなかっただろう。


読売。
「トヨタ世界一 自動車業界の新盟主の課題は」との表題。
赤字に転落し、大量解雇を生み出している現状からすると、虚しい響きだ。


全体的に、今年は予想以上に悪い1年だったという印象がある。

来年の大晦日、本日の社説表題を見て、どのような感想を抱くのだろうか。


【今日の雑感】

今年は、個人的にも悩み、大変だと感じた1年でした。

創刊以来初の、長期休刊もありました。

しかし、こうして大過なく年末を迎えられたわけですから、様々な人や事柄に感謝すべきだと思っております。

今年1年、購読いただきありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願い致します。

来年があなたにとって、良い年でありますよう。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2008年12月31日











締切:2009年01月01日18時00分
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