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アイヌ報告書について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年8月2日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『「きぼう」完成 喜んでばかりはいられぬ』
『アイヌ政策 先住民族と認める法律を』
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【産経新聞】
『若田さん帰還 大きな2歩と厳しさ実感』
『税財政公約 ばらまき競争にはするな』
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【東京新聞】
『週のはじめに考える "責任不感症"の政治』
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【日経新聞】
『自民と民主は成長戦略の具体策で競え』
『有人活動の真価示す成果を』
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【毎日新聞】
『ラグビーW杯 課題山積の「あと10年」』
『子育て支援 これが審判を左右する』
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【読売新聞】
『IMF債発行 ドルの代替にはほど遠い』
『ラグビー W杯をスポーツ界の活力に』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

1日付「読売新聞」『アイヌ報告書 歴史と文化を踏まえた政策に』
2日付「朝日新聞」『アイヌ政策 先住民族と認める法律を』
の社説。


「自説の主張」というよりも、「経過の羅列」といった感のある読売社説。

しかし、リベラルな朝日はともかく、読売紙も、
『こうしたアイヌ政策を確実に推進していくため、新法の制定も今後の課題となるだろう。幅広い合意が得られるよう議論を深めていってもらいたい』
と、している。

読売表題が『歴史と文化を踏まえた政策に』、朝日表題が『先住民族と認める法律を』と、両紙の間に温度差は感じるものの、「アイヌ民族」を認めるという点においては一致していると言っていいだろう。

読売紙が、この話題を取り上げたということだけでも、感じるところがある。


朝日紙の、
『アイヌの人びとは道外にも住んでいるが、日本全体で一体何人いるのかさえ分かっていない。政府が調査したこともないからだ』
との一節。

私の知人に、母親が北海道出身という人がいるのだが、「アイヌの血を引いているかもしれない」と言っている。

しかし、不確かな口伝であるだけで、はっきりとしたことはわからないようだ。

朝日紙の、『国会で、先住民族としてのアイヌの存在を明確に認める法律をつくる』との主張がどうなのかは意見の分かれるところだろうが、読売紙のいうように、『アイヌ政策を確実に推進していく』必要はあろう。


「日本民族」というような表現する方々には不快な話題かもしれないが。


今日の雑感

>同じ後悔をするのなら、
>「あの時、こうしとけばよかった」
>というよりも、
>「あの時、こんなことしなきゃよかった」
>というほうを選ぶようにしています。

>そして、今日。
>「しなきゃよかった」ということをしてしまいました(笑)

>しかし、心中はサッパリしています。


昨日、当コーナーで、こんなことを書きました。

しかし本日。
なんだか少しブルーです。

「サッパリ」といいながら、少し尾を引いているようです。

もちろん、後悔はしていませんが。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年8月2日












締切:2009年08月03日22時00分
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