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国旗・日の丸について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年8月24日

(以下、掲載順は日々変更)

【東京新聞】
『09年衆院選 年金充実は至上命令だ』
『株価1万円台 注意深く見守りたい』
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【日経新聞】
『3つの「縮小」に向き合う巨大流通業』
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【毎日新聞】
『衆院選 科学技術立国 研究の土台作り忘れず』
『'09衆院選 あと6日 1票がより重くなった』
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【読売新聞】
『成長戦略 本格回復の展望が見えない』
『地方分権 権限移譲の各論こそ肝心だ』
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【朝日新聞】
『09総選挙 生活保障 重層的に支える制度へ』
『紛争と国際法 人道外交の旗を掲げよ』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『戸別補償公約 担い手育成に逆行せぬか』
『公務員改革公約 構造問題に切り込み不足』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

20日付「産経新聞」
『日の丸切り張り 民主党は国旗どう考える』の社説。


最初に断っておくが、私は国旗・日の丸が好きだ。

日の丸以外のデザインは考えられないし、不適切な扱われ方をされれば不快に思う。

だからといって、国旗・日の丸の前では常に直立不動、というほどでもない。
「愛着」という言葉が、個人的には一番合っているかもしれない。

また、日の丸・君が代反対論者に、「それはケシカラン!」と言うほどでもない。

各人、様々な価値観・考え方があろう。

もちろん冒頭書いたように、国旗を不適切に扱う人がいたならば、「それはケシカランことではないか」くらいは言う。

国旗を大事に思っている人もいる前で、国旗を侮辱するような行為をするということは、主義・主張以前の、人としての在り方の問題だと思う。


とは言うものの、その反面、国旗・日の丸絶対論者の主張もあまり好きではない。

こうした人たちの主張は大抵、この社説でも見られるように、『外国では、』或いは「国際的には」云々ということと、『子供たちに日本の歴史と文化の伝統をどう伝え、国を愛する心をどうはぐくんでいくか』といったようなことに集約される。


まず教育目的だが、これについては前にも書いたとおり、年に数度の学校式典などで国旗掲揚・国歌斉唱したところで、どれほどの効果があるというのだろうか。

それよりも、野球のWBCや、サッカーのワールドカップなどを見せたほうが、よほど『子供たちに(中略)国を愛する心を(中略)はぐくんでいく』ことになるのではなかろうか。

各種式典で、国旗掲揚・国歌斉唱することに、個人的に異存はない。

ただ、そこに、「教育云々」という大義名分をつけるのは、いかがなものだろう。

学校側も、反対する教員を式典運営に関わらせないくらいで済ませていいと思うし、反対教員側も、式典進行の妨害をすることなく、別のところで自説を主張してもらいたいものと思う。

「日の丸・君が代反対」という教員は、クビにしろとまでは思わないが、正直、できることなら最初から公の学校への「就職」は目指さないでほしいとは思うが。


また、『外国では、』云々の主張。

ならば、そういう人たちは、もしも国際的に国旗を軽視する風潮になったとしたら、国旗・日の丸も軽視するというのだろうか。

私は、諸外国がどうあろうと、国旗・日の丸への愛着には変わりはない。

こうした問題に限らず、「国際的には」「欧米では」「専門家は」「国民は」「世論は」などという言葉を安易に持ち出すような主張は、あまり好きではない。


日の丸・君が代反対論者と賛成論者が議論を交わしたところで、話がかみ合わないだけで何の進展もないだろう。

こうした問題。
自説に凝り固まった人を相手にしても、時間のムダではなかろうか。

ヘタに相手にするよりも、すみやかにご退散願ったほうが利口かもしれない。

それよりもむしろ、両陣営とも、国旗・国歌についてあまり真剣に考えていない人たちに向けてアピールするほうが得策だと思う。


そういう意味では、時にこうして社説で主張することも、よいのではなかろうか。

式典を妨害してアピールするよりは、よほどいいものと思う。


今日の雑感

昨日は、突発的に休刊してしまいました。
申し訳ありません。

昨日は、庭の芝刈りと、サッチ取り(刈りカスなどの除去)をしておりました。

また、連れ合いが不在だったため、風呂やトイレ、洗面所の掃除などもしました。

それらに思ったよりも時間がかかってしまったことと、その後少し横になるつもりが思わずグッスリ寝入ってしまったことなどありまして...。

気がついたらもう日付が変わる頃、という状況でした。

なんだが、体中がバリバリという感じです。
そのうち、筋肉痛も表れてくるかもしれません。


芝の手入れは私の役割ですが、水周りの掃除などは日頃、主に連れ合いがやっております。

一人だと、何かと大変です。
連れ合いに感謝ですね。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年8月24日












締切:2009年08月25日22時00分
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