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センバツ決勝戦について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年4月3日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『金融サミット 結束優先で封印した不協和音』
『米露首脳会談 核拡散防止に責任を果たせ』
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【朝日新聞】
『米ロ関係 「リセット」の次を急げ』
『横浜事件 司法が背負う過ちの歴史』
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【産経新聞】
『G20と北朝鮮 発射阻止に包囲網強めよ』
『イスラエル新政権 国際社会との軋轢回避を』
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【東京新聞】
『金融サミット G20が世界経済の核に』
『米ロ首脳会談 核軍縮へ行動のときだ』
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【日経新聞】
『危機脱却へ決意を示した金融サミット』
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【毎日新聞】
『米露首脳会談 核兵器廃絶に踏み出せ』
『センバツ 元気をもらった決勝戦』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

本日付「毎日新聞」
『センバツ 元気をもらった決勝戦』の社説。


『まさに手に汗握る好試合だった。(中略)長崎県立清峰高校が岩手の花巻東高校を1-0で降し、長崎県勢として初の頂点に立った。』

『敗れた花巻東は東北に初めての優勝旗をもたらすことはできなかったが、最後まで試合をあきらめない粘りは見事だった。』

『日本中を元気づける「野球の力」を痛感させた今大会。選手たちに感謝とねぎらいの言葉を贈りたい。』


高校野球。

私自身、高校生になるまでは好きでよく観ていたのだが、それ以降はあまり興味がなくなった。

今大会決勝も、社説によればかなりの熱戦だったようだが、私はあまり知らなかった。

それには、WBC開催も、少なからず影響しているものと思われる。

北京五輪のときもそうだったが、注目の度合いが違ってきてしまうのだろう。

このあたり、選手をはじめ出場校には、ちょっとかわいそうな気もする。


『清峰は県北部の佐々町にある。(中略)部員は全員、佐々町やその周辺の出身で、離島出身者もいるという。』

『花巻東は私立校だが、(中略)地元自治体の全面的な支援を受けている。』

『地元の厚い支援を実現させたのは、関西など少年野球先進地から才能のある生徒を招くのではなく、岩手県内から部員を集め「オール岩手」で日本一のチームを目指しているからだ。』


強豪校は全国から優秀な選手を集め、県代表とは名ばかりと思っていたので、このあたりは意外だった。


『清峰の初優勝は「公立校の復権」という側面もあった。今大会の出場32チームのうち公立校は清峰を含め16校。私立校優位が続いていた中、公立校が半数を占めたのは20年ぶりだ。』

『夏の全国高校選手権と比べ、春に行われるセンバツは、寒冷地の高校にはハンディが大きいといわれる。』

『練習環境などを考えればそれも当然だが、両校の躍進は寒冷地でも練習の工夫次第で対等以上に戦えることを示してくれた。同じ悪条件下の学校に勇気を与えたはずだ。』


様々なハンディをものともせず、不利とされる側が優位に立つ側に勝つということは、個人的にも好ましく思う。

スポーツでも勉強でも、いろいろなジャンルでそうした快挙を望みたい。


ちなみに、今日の当コーナー。
凡庸に終わってしまい、個人的にはちょっと面白くない。


【今日の雑感】

弊誌配信方法についての、アンケートのご協力、ありがとうございました。
いただいた結果を参考に、今後の配信について考えたいと思います。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年4月3日


























締切:2009年04月04日22時00分

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