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広島・長崎五輪について

報道されていることは「真実の全て」ではありません。

場合によっては、各メディアにとって「都合のいい真実」だけを編集していることもあるかもしれません。

初めての方は、まずこちらからご覧下さい。

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年10月14日

(以下、掲載順は日々変更)

【東京新聞】
『アフガン支援 現地が望む民生分野で』
『アルメニア和解 過去乗り越える勇気を
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『やはり「小切手外交」を繰り返すのか』
『羽田を日本の表玄関に』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『羽田ハブ空港化 しがらみ解いて推進を』
『「給油」撤収問題 アフガン総合策を示せ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『羽田空港 ハブ化推進は当然の選択だ』
『アフガン支援 給油活動継続の道を探れ』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『広島・長崎五輪 共感呼ぶ夢の実現には』
『対アフガン戦略 抜本的な見直しの時だ』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『インド洋補給支援 国益損なう撤収の回避を』
『被爆地・五輪 政治が先走っていないか』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

広島・長崎五輪について書かれた社説を見てみる。


産経紙の一節、
『オバマ大統領の呼びかけの主眼は、ただちに核を廃絶するのではなく、北朝鮮やイランへの核拡散を防ぐことにある』
には、「え、そうだったの?」という思いがする。

また、
『唯一の被爆国である日本が戦後、米国の核の傘の下で平和と安定を保ってきた厳しい現実は直視しなければならない』
との一節。

クラスター爆弾に対する考え方といい、どうも産経紙は、アメリカのための兵器を温存しておきたいらしい。

いつもながらの、「日本よりもアメリカ」という価値観がうかがえる。


また、産経紙は、
『現実政治を超越した五輪の看板に、現実を見据えた対応が求められる核問題を掲げるのは適切ではない』
と書いている。

しかし、実際にはボイコットだの何だのと、現実政治にまみれてはいないか。


その点、保守系のもう一紙、読売紙の主張のほうが、個人的には共感できる部分が多い。

同じ「政治」という観点からしても、
『被爆地への五輪招致が、政治的思惑で動かされたり、一部の政治勢力に利用されたりしてはならないということだ』
としている。

現実問題として、オリンピックが「政治に影響」されてしまうのは仕方ない部分はあるかもしれないが、『政治勢力に利用』されることはあってはならないと思う。

また、同じく読売紙の、
『被爆地が華やかなスポーツの祭典の舞台となることに、違和感を覚える人もいるのではないか』
との一節は、忘れてはならない視点だろう。

東京開催よりも、更に『地元市民の広範な支持が必要』になるものと思われる。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

長嶋茂雄さんが現役を引退して、たしか今日でちょうど35年になるかと思います。

自分と同じ生活圏内で、初めて「長嶋引退の時に生まれていなかった人」と遭遇したときには、「え~!?」と思ったものでしたが、その人ももう35歳。

今となっては、私とさほど(でもないでしょうか?)年齢差もなくなってしまいました。

しかし、かく言う私も子供時分、「東京オリンピックの時、まだ生まれてなかった」というと、周囲の大人たちに「え~!?」と、驚かれていたものでしたが。


今日の一枚

長嶋選手が引退した頃、私が使っていた野球のグローブです。

「ナガシマモデル」ということです。
長嶋選手のサインも印字されています。

ウチの息子はサッカーばかりで、野球はほとんどやりません。

このグローブでキャッチボールなどもしてみたいのですが、
「こんなボロっちいのヤダ!」
とか、言われそうです。

nagashima.jpg


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】

2009年10月14日













締切:2009年10月15日22時00分
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