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貴乃花当選について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年2月2日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『日中共同研究 歴史認識の違い浮き彫りに』
『貴乃花当選 新布陣で相撲界を立て直せ』
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【朝日新聞】
『貴乃花当選 角界への重い重い一石』
『日中歴史研究 政治との距離感が大切だ』
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【産経新聞】
『小沢氏再聴取 議員辞職が責任の取り方』
『日本漁船銃撃 船体射撃は看過できない』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『代表質問 『小沢独裁』が論点とは』
『日中歴史研究 違い見つめることから』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『やはり小沢氏は国会でも説明せよ』
『新たな波紋生む中国の軍拡』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『代表質問 迫力感じぬ首相の答弁』
『貴乃花新理事 ファンに応える改革を』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『湾岸諸国の対イラン武装』(al-Quds al-Arabi紙)
『イエメンでの武器流通と部族社会』(al-Hayat紙)
『ビンラーディンの最新メッセージについて』(al-Quds al-Arabi紙)
『オバマ政権の中東問題への対応批判』(al-Hayat紙)
『アルメニア議定書に暗雲』(Milliyet紙)
『イスラエル戦犯と英国司法制度見直し』(al-Quds al-Arabi紙)
『ガザ国境にエジプトが建設中の「鉄の壁」に反対した誇り高きイマームたち』(Al-Ahram紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『オバマ大統領の2年目』
ワシントン・ポスト(米) 『ハイチ人の受け入れを急げ』
ガーディアン(英) 『別の惑星に住むブレア氏』
ルモンド(仏) 『タリバン側の反応』
南ドイツ新聞(独) 『郵便配達者に公正な賃金を』
ストレーツ・タイムズ(シンガポール) 『ネット上のスパイ活動は公然の秘密』
人民日報(中国) 『中米関係を「人質」にするな』
韓国日報(韓国) 『首脳会談推進には国民の信頼が重要』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『党派的だった一般教書演説』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

貴乃花当選について書かれている社説を見てみる。


20数年前、ファミリーレストランでアルバイトをしていた当時のこと。
夜の繁忙時にそなえ、毎日午後5~6時くらいが休憩の時間となっていた。

休憩室にはテレビがあり、場所中はいつも大相撲中継にチャンネルを合わせていた。

しかし、他のアルバイトたちには不評だった。

「オジンくさい」といいながら、「夕やけニャンニャン」にチャンネルを変えてしまうのだ。

しかし、それから数年後、世は「若貴ブーム」に沸いた。

『貴乃花親方が現役力士で活躍していた当時、大相撲人気はかつてない盛況を見せた。満員御礼は連続666日も続いた』
と、毎日社説にあるが、私はむしろ、この頃一番大相撲から遠ざかっていた。

若貴兄弟の動向は、ワイドショーでも人気だった。
今まで相撲に興味のなかった人たちをも巻き込んだ。

数年前まで大相撲などには見向きもしなかった人たちが、今はキャーキャー黄色い歓声をあげている。

私はそうした状況を、逆にとても冷めた目で見ていた。

若貴ブームをきっかけに相撲の魅力に開眼した人もいるのだろうが、若貴につられて大相撲を見ていた多くの人たちは、ブームの終焉と共に、ワイドショーで取り上げられる新たな話題に飛びついていってしまったのではあるまいか。


今回、『4期8年ぶりに投票が行われた』ということで、やはりワイドショーでも大人気のようだが、ならば8年前に投票が行われた時、これほど騒がれただろうか。

ちなみに、初めて投票になったのは1998年。年寄名跡改革をめぐる協会内の混乱などが原因で事前の候補者調整がつかず、その後2002年まで3回連続で投票となっている。

今よりもっと、ゴタゴタしていたわけだ。

『大相撲人気』が『かつてない盛況を見せた』『貴乃花親方が現役力士で活躍していた当時』の話のはずだ。

2002年当時は理事選などには誰も目もくれず、マスコミは長期休場中だった貴乃花ばかりを追い回していた。

今回理事選が騒がれているのも、結局「貴乃花」だからではあるまいか。

朝青龍の一連のトラブルといい、大相撲人気が出るも出ないも、結局のところ週刊誌・ワイドショー次第だと言っては言いすぎだろうか。


『理事当選後も貴乃花親方は相撲界をどう改革したいのか、具体的に語ろうとせず、改革像は見えてこない。ファンの「期待」が一気に「失望」に変わる恐れもある』
との、毎日紙の一節。

個人的に、貴乃花親方の相撲に対する姿勢には、崇高の念を抱いているといっても過言ではない。

しかし、女優との恋愛騒動や、実兄に対する発言など、時に「???」と思えるような言動もある。

今回の立候補が、「一過的な気の昂(たかぶ)り」でないことを祈りたい。


朝日紙にある、『「若い世代に相撲をもっと認知してもらいたい」という改革姿勢』には、私も大いに共感する。

相撲は特別な道具も必要なく、子どもでも気軽に楽しめる。
というよりも、子どもたちにとって絶好の「遊び」になり得るものだと思う。

私は高校生くらいの頃、友だちとよく相撲を取った。

左手で相手の「前みつ」にあたる部分をつかみ、右手で「はず押し」し、上手(うわて)を与えないようにする。

そして、相手が強く押し返してきた瞬間を狙って、大きく体を開きつつ「出し投げ」を打つ。

小柄な私が、大きな友だちを投げ飛ばす快感。
また、そういう取り口を考えるのも楽しかった。

もっと子どもたちが相撲に親しめるような機会を作れば、おのずと相撲人気も高まるのではないだろうか。

...いや。

昨今、相撲など取ってよそ様の子どもにケガでもさせてしまったら、大変な事態になることだろう。

やはり、子どもには相撲などさせたくないという親御さんが多いかもしれない。


また、相撲中継を見ていると、観客の中に子どもの姿が全くといっていいほど見当たらない。

それほど、相撲が子どもたちに人気がないともいえるかもしれないが、興行される時間帯にも問題があるものと思われる。

終わるのが、午後6時。
塾に習い事にと忙しい今の子どもでは、観ることができないだろう。

また、働く大人たちも、リアルタイムで観ることはなかなか難しいだろう。

興行時間を変えるのは極めて難しいだろうが、こうしたことも相撲離れの一因になってはいないだろうか。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

ツイッターを始めたということを、昨日このコーナーで書きました。
早速フォローして下さった方々、ありがとうございます!

昨日も書いたとおり、まだよくわからないことも多く、試行錯誤の真っ最中です。

一時のブームで終わるのか。
世の中にとって必要不可欠なツールとなるのか。
そして、私はツイートし続けることができるのか。

自分でも、楽しみです。

引き続き、よろしければこちらからフォローしてみて下さい。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年2月2日













締切:2010年02月03日22時00分
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