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バンクーバーオリンピック閉幕について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年3月2日

(以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】
『北教組幹部ら逮捕 公金流用の悪質さ解明を』
『無駄遣い削減 「隗より始めよ」の範示せ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『北教組事件 先生までが違法献金か』
『ダム撤去 自然復元のモデルに』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『非常時の金融政策から脱する新興国』
『津波への備えに死角ないか』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『北教組幹部逮捕 民主の体質が問われる』
『鳩山政権への手紙 亀井静香様 「政権交代」の大義貫こう』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『北教組幹部逮捕 違法献金の実態を洗い出せ』
『受動喫煙防止 人が集まる場の禁煙を着実に』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『警報と避難 来なかった大津波に学ぶ』
『百貨店の再生 心つかむ売り方で活路を』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『スーダン情勢、ダールフールに関するドーハ合意』(al-Hayat紙)
『バラダイ元IAEA事務局長のエジプト帰還』(al-Quds al-Arabi紙)
『司法改革はなるか?』(Milliyet紙)
『政治はどこへ? 憲法改正問題暗礁に』(Milliyet紙)
『イスラエルとの関係正常化を拒むエジプト』(al-Hayat紙)
『湾岸諸国の対イラン武装』(al-Quds al-Arabi紙)
『イエメンでの武器流通と部族社会』(al-Hayat紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『医療保険サミットの教訓』
ワシントン・ポスト(米) 『ある反体制派の死』
ガーディアン(英) 『英経済上方修正の意味』
ルモンド(仏) 『女性の保護強化へ法整備』
南ドイツ新聞(独) 『ドイツ兵の帰還は近い?』
ストレーツ・タイムズ(シンガポール) 『印パ関係を悲観しすぎるな』
人民日報(中国) 『「低炭素」未来都市を現実に』
ハンギョレ新聞(韓国) 『6カ国協議再開と南北関係』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『アイスランドの預金補償問題』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

バンクーバーオリンピック閉幕について書かれている社説を見てみる。


『国旗を背負うオリンピック代表選手の活躍は、国民に誇りと活力を与える。健全なナショナリズムの発露である。とくに金メダルの価値を軽視してはなるまい』(産経紙)

『これほどの規模や豪華さが本当に必要なのか。もっと質素で素朴な大会ではいけないのか。それでも五輪はいままでと同じように愛され続けるのではないか。根本的に発想を転換すべき時期が来ているのではないか』(東京紙)

『冬季スポーツが五輪の回を重ねるたび、さまざまな形で発展してきたことを実感できた』
『中韓の強化から学ぶべきは謙虚に学ぶ姿勢が必要だ』(以上、毎日紙)

以上、各紙の価値観が表れている一節だ。


オリンピック、並びにスポーツについて、長野五輪金メダリストの清水宏保さんがコラムを書いている。

スポーツ後進国 日本」 

その中で感じるところのあった一節を紹介して、私の言葉に代えさせていただきたい。


『五輪の期間中、国中が注目しメダルの数を要求される。選手が責任を感じるのは当然だが、ノルマを課せられているような感じにもなる。それまでの4年間のフォローを国やJOCはきちんとしてきたのだろうか。』

『バンクーバー五輪では、JOCの役員、メンバーが大挙して現地入りしている。予算は限られている。そのため、選手を手塩にかけて育てたコーチや、トレーナーがはじき出され、選手に快適な環境を提供できていない。お金の使い方が逆だろう。』

『競技スポーツだけではない。「1人1ドルスポーツの予算をつければ、医療費が3.21ドル安くなる」という統計を見たことがある。』

『ヨーロッパではスポーツ省のある国が多い。スポーツを文化としてとらえる発想が根付いているからだ。生涯スポーツが、また競技スポーツのすそ野となる。』

『五輪の時だけ盛り上がって、終わったら全く関心がないというのではあまりに悲しい。』


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

注目社説で紹介した清水宏保さんの別のコラムに、「条治よ 悔しかったか」というものがあります。

『僕は君に言われたことがある。「清水さん、あんなにつらいトレーニングをやらなきゃいけないなら、僕スケートやめます。楽して金メダル取りたいですね」。僕の練習のドキュメンタリーを見ての感想だった。僕は心肺機能を高めるために失神寸前まで自分を追い込むトレーニングをしてきた。それに対しての反応だった。腹もたたなかった。失礼だとも思わなかった。...』

こちらも、感じるところの多くある話です。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年3月2日













締切:2010年03月03日22時00分
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