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女性差別禁止について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年3月13日

(以下、掲載順は日々変更)

【毎日新聞】
『追加景気対策 回復の兆し支援する手立てを』
『カルデロンさん 親子在留を許すべきケースだ』
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【読売新聞】
『協会けんぽ 保険料格差を丁寧に説明せよ』
『定住外国人 日本語教育の支援も課題だ』
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【朝日新聞】
『女性差別禁止 議定書批准に動くときだ』
『万能細胞 研究の態勢作りを急げ』
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【産経新聞】
『フィリピン人一家 同情と法の運用は別問題』
『海賊新法 実効性ある対応に万全を』
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【東京新聞】
『農地法改正 消費者も田畑に関心を』
『IWC物別れ 妥協案で議論を尽くせ』
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【日経新聞】
『いずれ必要な公共投資を前倒しで』
『一家の在留に首相の決断を』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

本日付「朝日新聞」
『女性差別禁止 議定書批准に動くときだ』の社説。


私ももちろん、女性差別には反対だ。
女性であるということだけで、進みたい道を閉ざされてしまうことや、嫌なことを強要されるようなことはあってはならないと思う。

しかし、男女平等を、都合のいいように解釈・利用しているとしか思えない女性も、正直いるような気がしてならない。

こういう女性。
個人的には差別するつもりはないが、相手にはしたくない。

「そんな女、チヤホヤするなよ」
そう言いたくなることも、ままあったりする。


女性差別の問題に触れるのは、とても難しい。

ヘタな自論を展開して、糾弾されでもしたらたまったものではない。
「差別反対」と、お題目のように唱えておけば無難だろう。
...そう考える男性もいるかもしれない。

そうした雰囲気が、かえって問題解決の進展を阻んでいるような気もする。

女性の方々にも肚(はら)を闊(ひろ)く持っていただき、変な自説を振りかざす男をやさしく諭すくらいの度量を期待したいところだ。


【今日の雑感】

「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」

このような価値観に反対だという人が、賛成だという人を初めて上回ったとの新聞記事を、数年前に読んだことがあります。

逆を言えばその時点で、半数近くの人が、このような価値観に賛成していたということになるわけです。

これについて個人的には、男の側において「良し悪し」と「好き嫌い」というものが混同してしまっている部分も少なくないように思えます。

例えば、女性にも結婚相手に「好み」があるように、上記のようなタイプを「好み」とする男が、古くから多数存在している。

そして、男が「これは好き嫌いによる判断」と理解していればよいのですが、「良し悪し」という価値基準と混同してしまっている、という面もあるかもしれません。

「いや、良し悪しという基準においても、女はそうあるべきだ」
そういう人もいるでしょう。

確かに、女性が世の中に進出し始めてからまだ歴史が浅いため、長年続いてきた男社会との良し悪しを比較する材料があまりないのも事実です。

男中心による社会の「結果」は、良くも悪くも数百~数千年という歴史によって既に存在している。

それに対し、女性も参画した社会というものの「結果」はまだそれほどないわけです。

これから先、これまでの「男社会の結果」と比べ得る「女性も参画した社会の結果」を提示できるのは、これからの女性方の活躍によるところが大きいと思います。

果たして数百年後、どのような「結果」となっていることでしょうか。
その時には存命していませんが、楽しみでもあります。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年3月13日




























締切:2009年03月14日22時00分

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