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フィリピン人のカルデロンさん一家について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年3月14日

(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】
『海警行動発令 海賊放置の「無責任」解消へ』
『北朝鮮ミサイル 「衛星」でも安保理決議違反だ』
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【朝日新聞】
『追加経済対策―未来の構想力が試される』
『性教育判決―創意つぶす「不当な支配」』
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【産経新聞】
『性教育 過激な内容正すのは当然』
『北のミサイル 速やかに迎撃態勢整えよ』

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【東京新聞】
『海自ソマリアへ 『変則派遣』を危惧する』
『『人工衛星』予告 孤立を深めるだけだ』
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【日経新聞】
『ソマリア沖海賊法案の早期成立を望む』
『還暦の中国 統制強まる恐れ』
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【毎日新聞】
『海賊対策 新法で与野党合意を目指せ』
『北朝鮮「衛星」 発射阻止の努力を続けよ』
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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

最近の社説から、フィリピン人のカルデロンさん一家について書かれたものを見てみる。


産経社説のみ、他紙と見解が異なっている。

個人的な心情としては、冷たいかもしれないが、産経紙の主張に共感するところがある。

「不法入国・滞在しても、すぐに子供をつくり、10年逃げ切ればOK」という、暗黙のルールができてしまう可能性もある。


しかし、現実問題として。

毎日紙の
『蕨市議会が在留特別許可を求める意見書を採択し、2万人を超す住民らが法務省への嘆願書に署名した』
の一節が、大きいように思う。

「悪しき前例」となる可能性も否めないが、不法入国・滞在した外国人みんなが、ここまでして在留を望まれるようになるということは、ちょっと考えにくい。

そういう意味でいえば、今回のケースを特例として認めてもいいのかもしれない。


ちなみに、今のところこの件について、東京紙と読売紙は社説で取り上げていないようだ。

それも「主張の一つ」と取るべきなのだろうか。


【今日の雑感】

「アリとキリギリス」という話があります。

もしも自分がアリだとして、身近にキリギリスみたいな人がいたとしたら。
とりあえず、忠告はするでしょう。

しかし、冬がきて、実際にキリギリスが生活に困ってしまったら。

「オレは前に言ったよね。知らないよ」と言えるのか。
それともやはり、見るに見かねて助けてしまうのか。

心情的には前者ですが、実際には後者となってしまうような気がします。

そう考えると、なんだかすごくバカバカしくなってくるような気も...。


案外、アリのほうが先に過労死してしまったりして?


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年3月14日




























締切:2009年03月15日18時00分

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