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金賢姫元死刑囚面会について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年3月12日

(以下、掲載順は日々変更)

【日経新聞】
『景気と環境 エコカー普及で両立めざせ』
『日米韓軸に北朝鮮包囲網を』
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【毎日新聞】
『金元死刑囚面会 「拉致」解明への一歩にしたい』
『16年東京五輪 正攻法で招致を実現しよう』
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【読売新聞】
『金賢姫元死刑囚 「拉致」究明へ日韓連携を』
『チベット 抑圧と懐柔では解決しない』
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【朝日新聞】
『拉致と爆破テロ 北朝鮮の非道を思い知る』
『フィリピン家族 森法相はここで英断を』
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【産経新聞】
『小沢代表 疑念晴らさぬのは不可解』
『金賢姫面会 母との再会果たさせたい』
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【東京新聞】
『元工作員と面会 拉致解決『希望』持って』
『クローン食品 さらに安全性の確認を』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

金賢姫元死刑囚面会について書かれた社説を見てみる。


マスコミは過去の事件にあまり触れていないようだが、金賢姫元死刑囚が航空機爆破で多数の人の命を奪ったということは忘れてはいけないと思う。

今更、収監したり死刑にしたり望んではいないが、金元死刑囚には一生重い十字架を背負い続け、生きてゆく義務があるものと考える。

金元死刑囚の言動が世の中にとって少しでもプラスになるとしたならば、罪滅ぼしという意味からも、積極的に動き発言してもらいたい。


北朝鮮が、
「わが国の人工衛星打ち上げを妨害する行為は、戦争の開始を意味する」
という意味のことを言っている。

「面白れぇ。ブッつぶしてやる!」
私の本能に近い部分が、こんな反応をする。

しかし、だからといって、その感情をそのまま吐き出し、ぶつけるべきではないだろう。

朝日紙の視点が、他紙に比べてやや独特だ。

『「北朝鮮のプライドを守ってやりながら、心を動かせる方法を考える必要があるのではないか」。金元工作員は面談後の会見でそう語った。』

『過去のおぞましい犯罪や現在の行動を許すわけにはいかない。ただ、圧力一辺倒で打開できないこともまた現実である。』

『変わらぬ怒りと悲しみを抱きつつ、対話と圧力を組み合わせて北朝鮮を動かす環境をつくっていく。それしか道はないのではないか。』

社説後半のこのあたり、私の以前からの主張に通じる部分がある。


【今日の雑感】

金賢姫元死刑囚が逮捕された頃だったか、特赦を受けた頃だったか、定かではありませんが、韓国のみならず日本からも「求婚」が殺到したように記憶しています。

そのルックスと、数奇な人生。
「俺が幸せにしてあげたい」と思った日韓男性が、多くいたようです。

当時、まだ若造だった私も、その感情が少し理解できました。

「特殊工作員というくらいだから、戦ったら俺より強いのかな」
そんなバカなことを考えていたことも思い出されます。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年3月12日




























締切:2009年03月13日22時00分

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