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「男女は違う」を常識に

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年4月20日

(以下、掲載順は日々変更)

【日経新聞】
『経済危機が促す自動車産業の進化』
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【毎日新聞】
『小沢代表 党首討論から逃げるな』
『3人乗り自転車 公認するほど安全か』
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【読売新聞】
『消費者庁 できるか縦割り行政の打破』
『漢字検定協会 「個人商店」から脱皮せよ』
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【朝日新聞】
『独禁法強化 早期実現へ与野党は動け』
『性差医療 「男女は違う」を常識に』
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【産経新聞】
『消費者庁 国民の利益本位の組織に』
『対北交渉資料 不明朗な経過の真相示せ』
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【東京新聞】
『社保カード 『導入ありき』はだめだ』
『評価委来日 五輪観を語ってほしい』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

20日付「朝日新聞」
『性差医療 「男女は違う」を常識に』の社説。


「性差医療」という概念について、個人的にはこれまであまり意識してこなかった。

しかし、男女間にそれほど差があるものだとするならば、社説の指摘するとおり、こうした考え方を広めてゆく必要はあるだろう。


それにしても、この社説表題、『「男女は違う」を常識に』には、ちょっとびっくりした。

朝日紙は、「男女の区別をなくしましょう」という考え方だという印象があったからだ。


個人的に、「男は仕事・女は家」という考え方は持っていない。
女性であるということだけで、社会進出が阻まれることがあってはならないと思っている。

しかし、
『言うまでもないことだが、男性と女性とでは、体格が違うだけでなく、身体の機能や生理も違う』
ものだろう。

『とすれば、着る服に男女の別があるように、いやそれ以上に、健康管理や病気の治療に当たって、男女の違いを考えるのは当然だろう』
との一節が社説にあるが、健康や病気以外でも、違い・区別を考えるのは当然だと思う。

例えば、男のような言葉・態度で、「母性」という言葉などカケラも浮かんでこないような「女」という性別の人を見ていると、昨今問題となっている「少子化」も仕方ないものと、個人的には感じてくる。

だからといって別に、旧態依然とした「女らしさ」を求めているわけではない。
バリバリと仕事をこなす女性には、異性としての魅力も充分に感じる。

『「男女は違う」を常識に』した上で、様々な分野において、今の社会状況・価値観にマッチしたあり方を探っていくべきだと考える。


【今日の雑感】

「女は家事をするべきだ」とか「男は外で稼ぐべきだ」とか、私はあまりこだわるほうではありません。

ただ現実問題として、例えば、男が働いたほうが同居する女より多く稼げるとしたら、男のほうが外で働くことをメインとしたほうが、合理的だとは思います。

「私は外で働きたいの。だからアナタは家事を担当して」
そう言って、同居男性よりかなり少ない収入しか得られる可能性のない女性が働きに出て、男性のほうが専業主夫となるのは、あまり合理的ではないような気がします。

いうまでもなく、女性のほうが稼ぎがいいなら、男性が家庭に入ったほうが合理的でしょう。

もちろんそこは、最終的には各家庭の自由ではあるのでしょうが。


個人的に、男女が共同で生活するにあたっては、共に同じくらいの負担は分け合うべきではないのかな、とは思います。

例えば、共に外で働いている場合。

収入や労働時間が少ないほうが、家事については多めに負担してもいいんじゃないかと考えます。

もちろん、厳密に数値化などできないことですので、難しい部分もありますが。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年4月20日


























締切:2009年04月21日22時00分

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