新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

世界の新聞の社説・TOP記事をあなたに

更新料判決について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年7月27日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『生物多様性 企業も役割を担い始めた』
『エレベーター事故 総合的な調査の仕組みを』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『海外旅行 狂犬病の怖さも忘れるな』
『高速無料化 バラマキ合戦は願い下げ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『09年衆院選 食と農の未来図示せ』
『経済財政白書 改革巻き戻しに批判も』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『日米同盟の信頼向上こそ拡大抑止の要』
『海の温暖化対策は日本の好機』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『違法献金捜査 審査会の声どう届く』
『経済財政白書 成長で安心は得られぬ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『社会保障 与野党は「負担」を率直に説け』
『宇宙実験棟 実績が「きぼう」の夢をつなぐ』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

26日付「朝日新聞」
『更新料判決 「不合理な慣行」への警鐘』の社説。


東京に生まれ育った私にとって、賃貸住宅などの「更新料」は、当たり前のものと思っていた。

しかしそれが、地域的な独特の慣行であるということを、ずいぶん後になってから知った。

社説によれば、『首都圏や京都などでみられる』もののようだ。


「敷引(しきびき)」については、「原状回復のための実費精算」と混同していた。

賃貸住宅に居住しなくなって、約十年。

退去時に返還されていた金額が、敷引だったのか原状回復費だったのか、或いはその両方が合算されたものだったのか、今となっては覚えていない。


住宅の賃貸も商売でやっているわけだから、『借り主には賃料の支払い義務しかない』と、杓子定規的に捉えてしまうのもどうだろうかと思う。

その結果、賃貸物件を借りる際のハードルが高くなってしまうことになりはしないだろうか。

保証人がいない人、正規従業員ではない人、高齢者といった人たちが借りにくくなってしまうことになってしまったら、元も子もない。

借主に大きな負担となるような金額は論外としても、ある程度の「プラスアルファ」は、貸主と借主との間の「緩衝材」にもなるような気がする。


『「不合理な慣行」はもうやめる時期ではないか。この機会に、賃貸住宅の契約と支払いの仕組みをより分かりやすいものに整理してはどうだろう』
の一節には共感する。

多少の「プラスアルファ」の有無はともかく、まずは全国統一的な基準を設け、不合理な契約締結や、法律に反したり契約になかったりする金銭の要求はなくするようにしたい。


今日の雑感

大相撲で、白鵬関が優勝しました。

白鵬の取り口が、「大鵬に似てきた」と評する人がいますが、いかがでしょうか。

私の世代ですと、大鵬については引退間際のイメージがおぼろげながらあるだけですので、「強い」という印象はあまりありません。

もちろん、後年仕入れた数々の知識から、大鵬が稀代の名横綱であるということは充分理解しておりますが。

不知火型の横綱は大成しないという話もありましたが、そのジンクスを打ち破りそうな活躍です。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年7月27日













締切:2009年07月28日22時00分
Powered By クリックアンケート
「あなたが最も共感した社説は?」アンケートを、メルマガ誌上にて実施しています

メルマガ登録解除
バックナンバーpowered by まぐまぐ!
まぐまぐ殿堂入り
メルマガ購読
世界の新聞「101紙」の視点

読者登録規約
バックナンバー
powered by まぐまぐ!
サイト内検索
カレンダー
最近のブログ記事
カテゴリー
月毎アーカイブ
ホームページ作成 大阪

このページのトップへ