新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

世界の新聞の社説・TOP記事をあなたに

日教組集会拒否の判決について

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年7月30日

(以下、掲載順は日々変更)

【日経新聞】
『「18歳成人」に向けて環境を整えよう』
『米中は「G2」を演出したが...』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『米中戦略対話 平和に役立つ協力を』
『会場使用拒否 自由な集会保障の重さ』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『法制審報告 18歳成年は世界の大勢だ』
『米中戦略対話 どう進む新しい時代の「G2」』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『米中戦略対話 歴史の転換に目を凝らす』
『論点・安心と負担3 分権とセットで考えよう』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『日教組集会判決 いかなる言論も守られる』
『ウイグル問題 国連は現地調査すべきだ』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『米中新時代 発信力が問われる日本』
『ラグビーW杯 『アジア初』どう生かす』
(詳しくはこちらへ)


独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

日教組集会拒否の判決について、最近の各紙社説を見てみる。


『集会の自由を侵害した罪の重さをかみしめるべきだ』
『一流のホテルなのに、何の努力もせず、見えない右翼の"威圧"に屈しただけではないか』
など、東京紙社説が、プリンスホテルに対して一番非難の度合いが高いようだ。

その点、同じ左系の朝日は、
『戦うのは勇気のいることだ。ホテル業界の雄でもあるプリンスホテルが、もっと断固とした姿勢を示してくれればと、残念でならない』
と、しながらも、
『迷惑がる気持ちも、分からないではない。ホテル周辺の中学校長からは、おかげで入試が円滑にできたと感謝する手紙がホテルに寄せられたという』
という一節もあり、もう少し同情的だろうか。


産経紙の、
『広島市では、原爆の日(中略)に予定された元航空幕僚長の講演会に対し、秋葉忠利市長が(中略)日程の変更を文書で申し入れるという問題が起きた』
及び、毎日紙の、
『反日教組団体の集会でもルールを守る限り不当に会場使用を拒否されたり、締め出されたりしてはならない』
との一節は、欠くべからざる視点だろう。

この手の問題が起きた時、「右系勢力が左系を妨害した」という論調になりがちのように思える。

いうまでもなく、「左系による右系への妨害」もあってはならないことだ。


個人的に、右翼の街宣活動は好きではない。
主義主張のアピールというよりも、単なる威圧的な示威行動にしか思えない。

自説が本当に世の中にとってプラスになるものだと考えており、そしてそれが広く世の中に行き渡ることを真に願っているのならば、他にやり方があろう。


右翼の街宣活動が許されているのは、「力のある方々のお目こぼし」があるからなのだろう。


今日の雑感

少し前まで、子どもが夏休みに真っ黒に日焼けするのは、好ましいものと思われておりました。

大人についても、日に焼けることは健康的というか、少なくとも悪いものというイメージはなかったように思います。

しかし、今では。
シミになるとか、皮膚がんになるとか。
「日焼け=悪」ということになっております。

サッカーにプールにと、真っ黒に焼けている、わが息子。
日焼け対策など、考えたほうがよいのでしょうか。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年7月30日













締切:2009年07月31日22時00分
Powered By クリックアンケート
「あなたが最も共感した社説は?」アンケートを、メルマガ誌上にて実施しています

メルマガ登録解除
バックナンバーpowered by まぐまぐ!
まぐまぐ殿堂入り
メルマガ購読
世界の新聞「101紙」の視点

読者登録規約
バックナンバー
powered by まぐまぐ!
サイト内検索
カレンダー
最近のブログ記事
カテゴリー
月毎アーカイブ
ホームページ作成 大阪

このページのトップへ