新聞の社説から世の中を見る【世界の新聞「101紙」の視点】

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弱肉強食ではなく適者生存

【国内主要6紙の本日の社説】

2009年12月31日

(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】
『チェンジの09年 明日に向け変革の持続を』
(詳しくはこちらへ)

【産経新聞】
『日印安保協力 米国の大切さ再認識せよ』
『成長戦略 企業活力引き出せるのか』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『大晦日に考える 日本人の見えざる変化』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『成長には競争と投資促す改革が必要だ』
『株式市場が映す日本の縮み』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『2009年を振り返る 変革の芽を育てたい』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『新成長戦略 目標実現の具体策が見えない』
『米機テロ未遂 全容解明と再発防止に努めよ』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『アンカラから南東アナトリアを覆う、濃く厚い霧』(Radikal紙)
『Blut(血=エスニシティ) と Boden(地=領土)』(Cumhuriyet紙)
『政党への解党命令は合法か』(Radikal紙)
『トルコの抱える新たな問題=左派』(Radikal紙)
『入植を続行するイスラエルと米国の対応』(al-Hayat紙)
『ワールドカップ最終予選から生じたアルジェリアとエジプトの争いの正体』
(al-Quds al-Arabi紙)
『イエメン、ホースィー派とサウジの戦争』(al-Quds al-Arabi紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『カンボジアとウイグル族難民』
ワシントン・ポスト(米) 『自由の闘士を弾圧する中国』
ガーディアン(英) 『ついに英選挙でもテレビ討論』
ルモンド(仏) 『バチカンとナチズム』
ベルリーナー・ツァイトゥング(独) 『ロシアの人権は厄介な存在』
ストレーツ・タイムズ(シンガポール) 『鳩山首相の評価、拙速は避けよ』
人民日報(中国) 『ネットユーザーとの良い関係』
中央日報(韓国) 『日本はガム程度の金で韓国人を辱めるのか』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『リスボン条約後のEU』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

31日付「東京新聞」
『大晦日に考える 日本人の見えざる変化』の社説。


この社説。
全てとは言わないが、自分自身の価値観、そして弊誌発行の意義に近いものがある。

特にそれを表しているのが、
『強いものが生き残るのでなく、賢いものが生き残るのでもなく、環境に適応したものが生き残る』
『弱肉強食、ジャングルの掟をこえたところに適者生存、静かなる変異の本質はあります』
との一節だ。

というよりも、この一節があるから今日の注目社説にしたと言っても過言ではないかもしれない。


例えば、このところ多く取り上げている派遣の問題。
経営者側が派遣業の存続を、労働者側が派遣業の撤廃を主張しているとしよう。

どちらかの説を強く信じ、それを声高に主張するというのも立派な生き方だ。

そうすることが自分にとっても世の中にとっても一番プラスになることであり、またそれが自分に最も適合した方法だと信じるならば、もちろん法に抵触することがあってはならないが、大いにそうすべきだろう。

しかし、私は違う。

そもそもの考え方が「多様な価値観大いにあり」であるし、考え方の違う人を論破するだけの知識も能力も行動力もない。

世の中には、派遣存続を願う人もいれば、撤廃を願う人もいる。
それぞれの主張は、こうだ。
そして今、流れは派遣業禁止へと向かっていそうだ。

世の中は、そうか。
ならば、自分はどう考え、どう動けば、生き残ってゆけるのか...。

自分自身にはそれが最も適合した生き方であるし、また「そんな生き方もありますよ」と弊誌を通じてアピールすることが、世の中にとっても"今の自分ができることの中で"一番プラスになることだと考えている。


弊誌では、左寄り・右寄り・政界寄り・財界寄り・労働者寄りなど、様々な視点からの考え方・価値観を紹介している。

世の中がそうであるなら、あなたはどう考え、どう動くのか。

弊誌がそのための指針の一つとなっているとしたならば、この上ない幸いである。


メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております


今日の雑感

今年は仕事のほうが、秋頃から急激に忙しくなりました。
そのため、休刊などが相次いでしまい、申し訳なく思っております。

年が明けても、しばらくこの状態が続きそうです。

しかし、このご時勢。
仕事が忙しいということは、ある意味幸せなことかもしれません。


今年一年、ありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願い致します。

来年があなたにとって良い年となりますよう、心から祈念します。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2009年12月31日










締切:2010年01月01日22時00分
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