地元紙から見る口蹄疫被害について
【国内主要６紙の本日の社説】
2010年５月19日
（以下、掲載順は日々変更）【日経新聞】
『企業は市場の動揺にひるまない経営を』
『もう後手は許されぬ口蹄疫』
（詳しくはこちらへ）
【毎日新聞】
『高速新料金見送り 党内対立のツケ回すな』
『ウラン国外搬出 イランは誠実な対応を』
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【読売新聞】
『大手銀行黒字 成長戦略で金融の役割果たせ』
『日航再建難航 公的資金の重みを忘れるな』
（詳しくはこちらへ）
【朝日新聞】
『イラン核合意 言行一致が信用の条件だ』
『裁判員１年 健全な良識さらに深めて』
（詳しくはこちらへ）
【産経新聞】
『「首相発言」案 手続きより打開策決めよ』
『北教組初公判 居座りが高める政治不信』
（詳しくはこちらへ）
【東京新聞】
『高速新料金断念 "猫の目"はもういい』
『海底原油流出 安全軽視が過ぎぬか』
（詳しくはこちらへ）
【中東メディア 最近の主な社説表題】
日本語で読む中東メディアより
『ハサン・ジェマルとのインタビュー』（Milliyet紙）
『憲法改正案と過去の清算、80年クーデター』（Milliyet紙）
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加（上）』（Mardomsalari紙）
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加（中）』（Mardomsalari紙）
『社会に警鐘を鳴らす尊属殺人の増加（下）』（Mardomsalari紙）
『シリアの砂漠の中で1915年4月24日をおもう』（Radikal紙）
『北キプロス大統領選挙結果がもたらすもの』（Milliyet紙）
『イノニューダヴトオール、歴史と再現』（Radikal紙）
【世界主要紙 最近の主な社説表題】
世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか？より
ニューヨーク・タイムズ（米） 『揺らぐエイズ撲滅の闘い』
ワシントン・ポスト（米） 『イランへの場違いな「関与」』
ガーディアン（英） 『タイの危機に不吉な兆候』
ルモンド（仏） 『ローマ法王と政教分離』
モスクワ・タイムズ（ロシア） 『自国通貨を放棄したツケ』
アラブ・ニューズ（サウジアラビア） 『ユーロ防衛策』
南方都市報（中国） 『中国「強大化」の褒めそやしに惑わされるな』
ソウル新聞（韓国） 『中国は北朝鮮にいつまで肩入れするのか』
フィナンシャル・タイムズ（英） 『成立の可能性遠のいた米温暖化防止法案』
【桐鳳オススメのニュースサイト】
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独断と偏見はご容赦！【最近の社説の、ここに注目】
１９日付「宮崎日日新聞」
『非常事態宣言』の社説。
口蹄疫被害に揺れる、地元・宮崎の新聞社説だ。
この件については、全国紙でも社説で取り上げている。
朝日。
『家畜の伝染病対策は法律上、まず県の責任だとしても、県外への感染拡大の恐れや被害の規模を考えれば、政府が主導して迅速に態勢を整えるべきだ』
産経。
『日本の畜産業全体に打撃が及ばないよう、迅速に対処していくべきだ。』
東京。
『今は、感染の拡大防止に政府として万全を期すべきだ』
日経。
『国は人材や物資、資金面でもっと迅速、大規模に県を助けるべきである』
読売。
『政府は封じ込めに全力を挙げるべきである』
以上のように、これまでの経緯はともかくとして、現状においては政府主導で対処すべきだとの論調が多い。
一方、宮崎日日新聞では、
『政府・与党も事態の大きさがようやく把握できたようである』
『国の危機意識の欠如が事態の深刻化の一因だという批判が広がっている』
との一節もあるものの、
『本県畜産が壊滅の危機に直面している。その認識を全県民が例外なく持ち、力を貸してほしいということだ』
『非常事態宣言による県民一丸となった行動で後押しして、口蹄疫に打ち勝ちたい』
と、県民一人ひとりが奮起すべしという論調になっている。
地元紙を読むことにより、全国レベルの新聞からは伝わってこない緊迫した空気を感じ取ることができる。
何か騒動が起きた時、その中心となっている地域の新聞に目を通してみるのもいいかもしれない。
メルマガ誌上では、社説引用文による要約も掲載しております
今日の雑感
ちょうど１年前の今頃。
新型インフルエンザの国内感染者が発生し、感染が急速に拡大しておりました。
ずいぶん前のことという印象もありますが、１年前の出来事なんですね。
そして今年は、口蹄疫の感染拡大。
何か、因縁のようなものを感じます。
【本日、あなたが最も共感しなかった社説は？】
2010年５月19日
締切：2010年05月20日22時00分Powered By クリックアンケート
