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携帯ゲーム依存について

【国内主要6紙の本日の社説】

2010年8月23日

(以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】
『震災復興小学校 近代支えた技術に敬意を』
『地デジ完全移行 高齢者への配慮も怠るな』
(詳しくはこちらへ)

【東京新聞】
『深層崩壊 危険地域の確認急ごう』
『高速無料化実験 功も罪も見えてきた』
(詳しくはこちらへ)

【日経新聞】
『(ニッポンを一歩前に)「快適生活」をアジアの中流層に売れ』
(詳しくはこちらへ)

【毎日新聞】
『日印原子力協定 「核実験なら停止」を通せ』
『温暖化対策 2国間CO2協定を』
(詳しくはこちらへ)

【読売新聞】
『交通基本法 問題はらむ「移動権」の保障』
『取り調べ可視化 海外調査を論議の出発点に』
(詳しくはこちらへ)

【朝日新聞】
『米軍のイラク撤兵 重い教訓に向き合うとき』
(詳しくはこちらへ)


【中東メディア 最近の主な社説表題】


日本語で読む中東メディアより

『ラマダーン月と物価上昇』(Al-Ahram紙)
『この国の、「人種差別主義」の現状・・・』(Radikal紙)
『クルド人と共存せねばならないのか?』(Hurriyet紙)
『このクルチダルオールでは何も解決できない』(Radikal紙)
『終わりなき犯罪』(Jam-e Jam紙)
『男女間の『秘め事』がもたらす被害について』(Jam-e Jam紙)
『イスラエルのアラブ系議員たちに強まる逆風、自由船団に乗船していた
ズアビー議員は議員特権を一部剥奪』(al-Quds al-Arabi紙)


【世界主要紙 最近の主な社説表題】


世界日報さんのサイト世界の新聞は何を言っているか?より

ニューヨーク・タイムズ(米) 『共和党の超保守派候補たち』
ワシントン・ポスト(米) 『ミャンマーに対する調査と米外交』
デーリー・テレグラフ(英) 『スコットランド司法相は辞任』
ルモンド(仏) 『仏数学者に栄冠』
フランクフルター・ルントシャウ(独) 『空中楼閣の中央駅大改造計画』
ストレーツ・タイムズ(シンガポール) 『世界2位の経済大国になった中国の課題』
人民日報(中国) 『南シナ海の安全と大国の介入』
韓国日報(韓国) 『和解・協力の契機になるか』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『NYのイスラム教モスク建設論争』


【桐鳳オススメのニュースサイト】

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独断と偏見はご容赦!【最近の社説の、ここに注目】

22日付「産経新聞」
『携帯ゲーム依存 実体験の豊かさ伝えたい』の社説。


個人的に、携帯型ゲームやネット・テレビゲームなどといったものがあまり好きではない。

ゲームに費やした時間が、自分にとってどんなプラスになるのだろうかという気がしてしまう。

「ストレス解消になっていい」「楽しい思いができるんだからいいでしょ」
そんな意見もあるだろう。

しかし、「それでいったい何が残るんだ」という思いがある。

個人的には、単に時間をムダにしているだけのように思えてならない。


それにこうしたゲームが、どんなに自分自身の自由意志を反映させているつもりでも、結局のところゲーム開発者の枠組みの外には決して出ることができないということも、個人的に気に入らない要因の一つとなっている。

同じゲームでも、たとえば囲碁・将棋などだったら、ゲーム開発者(?)の思いもよらない展開になることもある。

つまり、ゲームの展開・結末は、開発者にさえわからないわけだ。

それに対し、携帯型ゲームやテレビゲームといったものは、展開・結末そのほとんどが、開発者の掌中にあるといっても過言ではない。

自分が「ここでこうしたい」と思っても、ゲームの選択肢や機能にそれが存在していなければ、することさえできない。

何だか、ゲーム開発者の手のひらで踊らされているだけのような印象を受けてしまう。

もちろん、私自身ゲームには詳しくないし、携帯型ゲームにも様々な使い方やゲームソフトなどがあるだろうから、一概に批判はできないのだが。


昨今のゲーム事情には否定的な私だが、もしも私の少年時代にこうしたゲーム機があったとしたならば、今の子どもたち同様、ハマっていたかもしれない。

『親や周囲の大人は、子供たちによい本を薦めたり、実体験のおもしろさを伝える責任がある』
との一節がある。

しかし、世の中にこうしたゲームが蔓延し、友人などからの情報もあり、また、テレビのCMやオモチャ売り場などでも盛んにPRされているとしたら、子どもの興味をそこから逸らすのは難しいだろう。

しかも、やってみたら本を読むより手軽だし、面白いし、興味を刺激し続ける工夫もなされているわけだ。

それにうまくいかなかった場合でも、実体験のように後々まで残るような辛い思いをすることはない。

うまくいかなかったら、リセットボタンを押したり電源を切ったりすればそれでいいわけだ。

大きなプラスを得ることがない代わりに、大きなマイナスを受けることもない。

草食系といわれる昨今の若者たちの価値観が反映されているようにさえ思える。


結局のところ、オトナたちがカネモウケをしたいがために、子どもたちへ与える影響を考えることもなく、子どもたちをそのためのターゲットにしているということだろう。

そうした製作・販売会社などの価値観に、個人的に怒りを覚えることさえある。


今日の雑感

仕事の繁忙期に向けて人員の少なさを不安視し、増員を訴えてくる人がいます。

確かに、人手は十分とはいえません。

しかしその前に、そう言う人自身が自分の仕事の処理能力を高める努力・工夫をしているのかと言いたくなることがあります。

自分が今まで通りのマイペースな仕事ぶりを続けたいがために人を増員しろと言っているに過ぎないことも、往々にしてあるように思います。


【本日、あなたが最も共感しなかった社説は?】


2010年8月23日











締切:2010年08月24日22時00分
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